見出し画像

選手インタビュー記事ようやく公開

夏合宿で6人の選手にインタビューを行い、原稿を書いてチームにも本人にも(本人を通じて親御さんにも)チェックしていただき、問題なく校了してから、あっという間に1ヶ月経ってしまった。

来年度の選手募集の問い合わせや、練習参加申し込みも入り始め、ホームページのアクセスも上昇しつつある今、ヤバい、せっかくの原稿、早くアップしなければ!!!と常に頭の片隅にグリリリとあった。

ようやくできたー!
というか、3時間でできた。

WEBサイトとはいえ、Google siteを使っての制作だし、凝った作りも不要で、原稿と写真の1フォーマットの量産なんだから、当たり前。やり始めれば早い。ごめんなさい。なんとか9月末に間に合いました。

改めて原稿を見直していて、感じたことがあったので、書いてみます。

簡単に言うと、環境ってすごく大事だなってこと。

自分が子供の頃、周りの雰囲気(と言ったら他責だけど)というか、自分の心の弱さに負けて、貫き通すことができなかったことなんかを思い出した。

インタビューした時も感じだが、選手はみんな、サッカーが楽しいと口を揃える。何が楽しいのかと問うと、このチームでやる、頭を使いながら、臨機応変に、流動的に、ポジションを変えていくサッカーが、難しいからこそ楽しいのだと言う。

できないことも多いけど、みんながそれにチャレンジしていること、一生懸命に取り組んでる、そんなところが好きなのだそうだ。

まさに、このチームには、成長のための環境が整っているのだと思う。そしてそれは、チーム(監督やコーチ)が用意したからできたものではなく、選手たち自らが、養分を自ら注入しつつ、良い状態を保持し続けて保たれてるのだと思う。

こういう場所で、とことんサッカーに打ち込むことができればきっと大きく成長する。良い指導者や、レベルの高いスキルやメソッドも大事かもしれないが、この、養分たっぷりの環境をつくることこそ大事なのかも。そしてきっと、それがいちばん難しい。

自分が中学の時を振り返ってみると、そういう気持ちを貫くのって、けっこう難しかった印象がある。

とことん一生懸命やりたい人は、周りから浮いたり、揶揄されたり、そんな空気があったと思う。なんとなく、「そこそこ」の努力で「そこそこ」の成果を出すことがカッコいいというか。

これが、高校、大学、社会人になって転職したり、いろんなコミュニティに属していくなかで、また「とことん一生懸命やる」人が正義の環境を取り戻すことができたのは、ありがたかった。

あのまま、冷めた感じの、斜に構えた生き方で大人にならなくてよかったと思ってる。

もちろん今の時代も、そんな「斜めに物事に向き合う」人が正義となってしまっている組織はあるだろう。そんな中にいたら、努力し続ける生き方を貫くのは難しくなる。

この選手たちも、いつかそんな空気の中に入って、違和感を持ちつつも、独特な空気に負けてしまいそうになる時が来るかもしれない。

そんな時に、このチームを思い出してもらえるといいな。この日に語ってくれた自分の言葉に触れて、また、取り戻してくれたらいいなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?