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転職成功の秘訣(初級編)

こんにちは。WiZUの碓井です。

今回は【転職】についてお話します。


みなさん婚活において職業とか年収って気にしますよね?

結婚後も結婚したときと同じ仕事をやり続けるという保証もないし出産などイベントがあるたびに自分のキャリアもどうなるのか不透明な時代です。

そんな中いざというときに転職ってどうしたらいいの?という不安を解消するために

基本的なことから(初級)さらに一歩踏み込んだ転職指南を転職エージェントのキャリアアドバイザー、求人サイト、人事の経験から転職成功の秘訣をご紹介します。

転職ってどんな方法があるの?


転職方法にはざっくりと下記があります。

【転職活動の方法】
①自己応募(求人サイトからの応募)
②転職エージェント
③リファラル(社員からの紹介)
④ダイレクトリクルーティング(wantedly等の採用SNS)


ちなみによく聞く「俺〇〇株式会社からスカウトされちゃってさ」という話は大抵①の転職サイトのスカウト。
そしてこのスカウトはほとんどが自動またはサイト運営側で代行しているので、
あなた自身の経歴をしっかりと見て「この人だ!」とスカウトしているわけではありません。
まさに数打ち戦法です。
これ意外と本気でスカウトされていると思っている人が多いことに驚きました。

求人サイトの使い方

使い方というと、検索して応募するだけなのでここでは見極めポイントを簡単に紹介します

まず、応募求人を決める際に見るところとしては下記のようなものがあると思います

・企業名
・企業規模
・業種
・職種
・条件(勤務地、年収、福利厚生等)
・会社の雰囲気、社風

ここで大事なのは、

自分は今回の転職(就職)で何を叶えたいのか、変えたいのか

です。

転職をしても全てが良くなるということはまずありません。

しかし多くの人が転職すると今の不満が全部解消する、解消できなきゃ転職の意味がないと考えています。

もし本当にそれがかなうなら世の中のすべての人が転職しますよね。

そんなことないし受け入れる側の企業もあなたの希望を叶えるために存在するのではないのです。

求人票の見方

【求人票を見るにあたり】
① 自分が何を実現したいのか確認
② それはこの企業で実現できるのかを見る(条件の場合は見ればわかる)
④ 年収例を見る
⑤懸念点をあげてみる(面接で質問)

【重要なポイント】
・会社規模で決める場合、なぜその規模が必要なのか考える(「安定」は理由にならない)
・年収は目先の年収の他どのくらい伸びがあるのか、どうすれば伸びるのかを考える

【気を付けたいワード】
・「若手が活躍」→長く働いてる人がいないかも?
・「風通しが良い」→だいたいの企業が書いているので事例を確認
・「手をあげれば任せる風土」→手をあげただけでなんでもやれる会社はない。スキルが前提

このように、求人票を見る際はまず自分の前提と軸をしっかり持ち、そのうえで言葉に踊らされず、事例も踏まえて確認するということが大事です。


おすすめの転職方法は?


僕がおススメするのは、転職エージェントを使うことです

 <転職エージェントをすすめる理由>
- 面接のフィードバックや面談による棚卸ができる(面談受けるだけでも有益)
- 企業の情報量が違う(自分で調べたり求人広告を見るだけとは段違い)
- ある程度の優良企業の見極めができる(転職エージェントに採用を依頼する会社はそれだけ人材採用にお金を使う企業)


大きくは上記のメリットがあるためです。


ただ、転職エージェントを使うことをおすすめする人にはある一定の条件があります。

【転職エージェントを使うことをお勧めする人の条件】
 ・大卒以上
 ・年収350万以上

転職エージェントの取り扱う求人では一定の条件がありその多くが上記を満たさないと応募が難しいため、
上記の条件に該当しない人は逆に求人が無く時間の無駄になってしまう可能性が高いです。

エージェントを利用するデメリットとしては、面談をしたりフィードバックをとられたりと面倒なことが多いということです。

ただこの面倒をしてまでもエージェントを使うべき理由を自己応募との比較でみてみましょう。

【応募】
自己応募   → 独自制作の履歴書・職務経歴書を提出
エージェント → 面談によるスキルの棚卸、書類の添削により通過率アップ
【面接】
自己応募   → 企業情報を自分で調べ挑む。お見送りの理由も不明
エージェント → 独自の企業情報を持っているため面接対策ができる。お見送りの際も理由が聞けるため次に活かせたり祖語の解消ができる
【内定】
自己応募   → 年収交渉や書類の不備確認ができない(知識があればできることも)
エージェント → 場合により年収の交渉を代行したり、入社に必要な書類のやりとりを企業と行うため不備がない


エージェント利用の注意点

とはいえエージェントを使いさえすれば成功するかといえばもちろんそうではありません。
利用には注意すべき点がありそれを認識していないとうまくいかないこともあるのです。

【注意点】
・エージェント会社により得意分野(業界・職種)や特性(数打ちか質か)がある
・エージェント個人のスキルにサービスクオリティが依存することがある
・利用すれば必ず希望が全て叶うわけではない
・エージェントを利用したからと言って実力以上の評価をもらえることはない
・あくまでも意思決定は自分であるということを忘れない

つまり、エージェントを使ったからと言って今の実力よりも高い評価で年収もアップし希望が全て叶うということはないということです。

転職活動と婚活

お気づきの方もいるかもしれませんがこれは婚活にめちゃくちゃ似てます。

自己応募・ダイレクトリクルーティング → マッチングアプリ
転職エージェント → 結婚相談所

だいたいこんな構図です。

転職でもそうなように、婚活でも希望が全て叶うわけではないですよね。
とはいえそれは「妥協しろ」という意味ではなく、

「本当に合う(企業)相手はどこか、それはどんな条件を満たす必要があるのか、どんな条件は無くて大丈夫か」をチューニングすることです。

すべての条件を満たす企業が無いのと同じようにすべての条件を満たす結婚相手を見つける(成婚する)のほぼ無理です。

①自分が叶えたいこと(条件)とその理由を明確にし
②面接でそれを(双方で)確認する

このステップを忘れないようにしなければ、「なんとなくたまたま合格した」以外で転職が決まる(成功と呼べる転職をする)ことはありません。

今回は、
・転職活動の手法
・転職エージェントのススメ
・転職エージェントの注意点
・転職と婚活

という内容でした。

転職についてもし要望あれば次回はさらに踏み込んだ手法(企業の人事目線や裏側、選考ポイント、受かる人落ちる人など)をご紹介できればと思います。


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