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⑱T(長男)アロー
こうして8人の生活が1年を過ぎた。
(また、はしょり過ぎ)
だって切りが無いんでね…。
トピックスとしては、
原因不明だが、長女の膝に水が溜まり手術したり(私が付き添い)
お金が尽きて来たので、私だけ日本に一瞬戻ってマンション売りに行ったり
フランスのハロウィンって素敵だな♪と思ったり、
27歳のフランス人の可愛い彼女が出来たり♪
ここは少し広げましょうか
彼女は最初は子供たちのフランス語の先生として我が家(フランス)に来てくれた。
いつものドラクエのようにフランスで知り合った方からの紹介だった。
なんと、フランス語、スペイン語、英語、日本語の4か国語もしゃべることが出来る人だった。
「“才色兼備ってこのことか“という人来た!」と思った。
やがて彼女は私たちの会社で働いてくれることになった。
仕事以外にも彼女は私たち家族が困っている時は常に助けてくれた。
S(四男)が生まれる時に、通訳の為に出産に立ち会ってくれるくらい家族全員とも仲が良かった。
(もちろん彼女にもSは私と元妻の子ということになっている)
そんな彼女だったのでよく一緒にいたし、次第にそういう流れになっていったんだよね…。
お付き合いした時点では私には妻がいることになってはいた。
しかし、「とにかく大丈夫なんだ!」という訳の分からないことを言って(笑)お付き合いが始まった。
アウトと言えばアウト、セーフと言えばセーフ。
でももう実質、私と元妻は別れていたようなものなのでセーフでしょ!
彼女にとっては何も伝えてないのでアウトですが…
まあ、そのあたりはフランス流ということで許してください…。
私も寂しかったんですから!笑
もちろんこの経緯は、後から元妻、Kさんにも伝えてはありますよ!
ちょっと揉めたけど(なんで揉めるんやねん!)
そしてしばらくして、S(四男)のことをフランスの仲間たちに打ち明けた時は、彼女ももれなく驚いていた。
フランスでは最初の夫婦(Aお父さんBお母さん)が別れて、
それぞれがまた新しい人と結婚(Aお父さんはCお母さん、Bお母さんはDお父さん)をして、
それぞれ新しい人との間に生まれた子どもたち(AさんとCさんの子)(BさんとDさんの子)が仲が良いということはあるみたいですが、
流石に別れた人とまだ住んでいて、
さらにその子供を前のご主人が認知して、
さらさらに仲良くみんな一緒に住んでいるなんてことは、
あり得ないようでした。
まさに「フランス人もびっくり」なのである。
さて、本題に戻ります。
このように色々なことが起こりながらもフランスに来て2年以上経ったある日…
長男が荒れた。
長男の中ではこの家族のことを周りの人に相談出来ず(まだ公表の前でした)、やっぱりお父さんはお父さん、お母さんはお母さん、KさんはKさんの昔の関係に戻って欲しいと思っていて、
私たち3人にそれぞれ相談をしたのだが、それは当然叶わず、彼の中で我慢の限界が来ていたのだった。
キッカケは彼がゲームをしていて(スマブラ)、それに負けて怒りを家の壁とかにぶつけていて、当然私が「何やってんだ!」と怒りにいって、それで爆発した感じだ。
彼は2階に部屋があり、私は1階のリビングにいて、注意しに彼の部屋へ行った。
そして彼の壁当たりはなくなり、私はリビングに戻った。
そこで事件は起こった。
彼は「ゲーム」に対しての怒りが「普段の私たちの生活に対する不満」に移行し、その矛先を私に向けてきたのだ。
そして玩具であったが、スポーツ用品店で売っている10m先のマトを的確に射抜くことの出来る弓で私を撃ったのだ。(先は吸盤です)
いつもはかなりの精度でマトを射抜いていたが、流石に私に対しては手元が狂ったのかもしれない。
矢は私を逸れて、私が彼を取り押さえ、事態は収束した。
その後は彼の部屋へ行き、何か話をしたと思うが、申し訳ないが全く内容は覚えていない。
おそらく彼が爆発してしまった原因を聞き、それが私たち3人の関係だとういうことは私も知ってはいたし、彼もどうしようも出来ないことは知っていた。
これは私の「テーマ」である。
私は自分の幸せを選ぶべきだと思っている。
自分を犠牲にして子供の幸せを選ぶべきとは思っていない。
では子供を犠牲にして自分の幸せを選んでいるのか?
私は子供が犠牲になっているとは思っていない。
(ここは考え方ですよ。違う人もいると思います。)
子供たちは親の幸せを願っていると思う。
親が我慢して結婚生活を続け、不幸な姿を子供たちに見せるより
自分で幸せを掴み、その姿を子供たちに見せ続ける方が
子供たちが自分で幸せを掴むことが出来るようになると思っている。
今の自分も同じだ。
子供たちを守る為に、生きるための仕事を続けるよりも、
自分が好きでやりたい仕事を始めて、
それで稼ぐ姿を見せたほうがよっぽど教育になると思っている。
(まだ今は生活は維持しながらですよ!好きでやりたい仕事で、生活するためのお金が稼げるように、今やってるのです!)
この節、長くなりましたね。2つに分けようかな…
まあ、サービスということで!(なにがサービスやねん!)
何をしゃべったか忘れたが彼の怒りも収まった(笑)
その日の午後から、私の仕事仲間や知り合った人たちと、長男も含めて近くの山に登ることになっていた。
彼はこんなあとだったが、そのまま行くことを了承してくれた。
山を登っている時だったか登る前だったか忘れたが、私はこういう性格なので、長男と喧嘩をした旨を仲間たちに知らせておいていた。
そしたら私の仲間たちは山登りをしている最中に長男へ
「なにT(長男)、お父さんと喧嘩したんだって?」
と声を掛けてくれていた。
良い仲間たちなんですよ!泣
後日、実はこの文章を書く前に長男から聞いたのですが
なぜ聞いたかというと、長男は私に弓を放ったことを非常に黒歴史と感じていて、あまり公開して欲しくなかったようだったのだが、とても良い話といったら失礼だが、私は掲載したかったので、彼に掲載の許可を取った時に、実はあの後山登りに行って、みんなが声を掛けてくれたのがとても良くて、「今でもそのことは覚えているんだ」と言ってくれたのだ。
そして掲載の許可もくれた♪
私の人生も波乱万丈だが、彼の人生も波乱万丈だと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました!
少しでもあなたの心が軽くなっていただけましたら、この上なく嬉しいです!
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今後も頑張って投稿してまいります!
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