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4/10文京シビック小ホール

4月10日、文京シビックセンター小ホールで、こはるさん改め立川小春志さんの独演会に行ってきた。 会が夜ということもあって、日中は千鳥ヶ淵に行き、お花見散歩。前日は雨だったものの、まだまだ満開の桜を楽しむことができた。



そんな気持ちを持って夜の独演会に臨んだところ、小春志さんも千鳥ヶ淵に行っており、同じ感想を述べていた。一席目の「道灌」の後の「長屋の花見」の参考にするために午前中に訪れたのかもしれない。


立川小春志さんを描きました。

仲入りを挟んでの三席目は「五貫裁き」。元々は講談で「大岡裁き」からの物語の1つ。
大家が言い放つ「糞を食らって西へ飛べ」という台詞にピンと来た。談志師匠が「三方ヶ原軍記」のCDで講談の良さを語る際に言及した台詞。
元々は五代目神田伯山からで、飯岡の助五郎の台詞だそうだが、小春志さんによれば五代目一龍斎貞丈から談志さんへと伝わったものだとのこと。

噺に出てくる徳力屋は、現在も貴金属店として健在で、神田に本店があるそうで、千鳥ヶ淵から丸の内のゲルニカのレプリカを見た後に秋葉原に寄ったから行こうと思えば神田にも立ち寄れたが、貴金属店を訪れる目的が落語の聖地巡礼というのも変な話になるよね。

聖地巡礼と言えば、「道灌」の噺にも講道館出身を名乗る男が出てくる。文京シビックセンターの脇にある講道館に独演会後に立ち寄ってみたところ、薄明かりに照らされた嘉納治五郎像がこちらを見下ろしていて、少し怖かった(笑)。



小春志さんはこはるさん時代に新宿で定例会を行っていたが、今後は文京シビックセンターで演じていくとのこと。


丸の内オアゾ
斑鳩で夕ご飯



また行きましょう。
1日東京観光、楽しかった。

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