自分キャッチコピー×企業研修=職種キャッチが生まれた!
自分キャッチコピーを企業研修で行うと・・・
じつは去年も、自分キャッチコピー書き込み式ブックをもってワークショップに行っている。それは「制作」にかかわる業務につくひとたちに向けたものだ。
一般の企業に向けてだとしたら、ピンとこないのがふうつだ。なんで自分キャッチコピーが組織人を育てることになるのか、ここが繋がらないみたい。(私にとったら思いっきりイコール!なのだが)
そこを今年はバージョンアップさせた。
職種に応じた自分キャッチコピーを考える
それは自分キャッチコピーを職種に応じて考えるというものだ。
これがとてもいい具合にはまった。
会社に入ると、ひとりのこらず肩書きをもらう。その肩書きから大きく外れた仕事はきっと来ないのが通常だ。営業だとしたら人事の仕事がこないのと同じように。
だったら伝えるべきは「どんな」営業か。これに尽きる。そこをことば化していく。そこにその人の「個の良さ」がでる。これがまたとっても面白い!
伝えたいのは職業じゃなくてキャラなのだ
ひとは誰でもそうだけれど、かわりのきかない仕事がしたいと思っている。「あなたがいてくれたから」という仕事だ。だからがんばれることが、実際にあるから。
だけどたいがいの仕事はそうはいかない。経営陣はそうあったら困る、とさえ思っている。その会社は未来永劫回っていくために、だからどんどん持ち場を動かす、担当を変える。
それでも私たちは「私が」はたらく意味を見つけたいのだ。私だってそうだ。独立はしたけれど、坂本和加にしかできない仕事なんて、つきつめたらゼロかもしれないとさえ思うもの。
だから「どんな私が」営業をするのか、それをことば化する。
するとしぜんとその人のキャラが伝わっていく。
自分の強みを肩書きで伝えるというわかりやすさ
かゆいところに手が届く
あなたを知りたい
勘ばたらきがいいです
これは、先日の自分キャッチコピーforビジネスでつくった自分キャッチコピーの一例。それぞれ職種が、「編成管理」「人事」「秘書」という感じだ。面白いでしょ♬
そのひとの強み(=やりたいこと、得意なこと)が、伝わってきますよね。
メーラーの署名等で、すぐにでも使える言葉になった。それもいい。使ってみて、もっといいのが浮かんだらどんどん変えたらいい。その辺の自由度もまたよい。
「えーとえーと、アノヒト誰だっけ?」とか大企業になるとザラ。たとえば名前を使ったキャッチコピーならまずは名前を覚えてもらうことにつながるし、そこにレトリックなんかがあれば、もっといい。以前に、
みんなの奥さん、やります。経理 奥○○(奥が苗字だった)
という方もいらした。なんかほっこりする。とまあ、こんな具合で。
仕事の幅を広げよう
最終的には、自分のキャッチコピーから、あのひとにこんなことを頼んだらいいかも!となるのが理想。それはきっと仕事の幅を広げてくれるはずだから。たとえば、それが趣味のことだっていい。同じ趣味仲間だからこそ「わかる!」ということってあるから。それは仕事を円滑にすることにつながるはずだ。
得意なことをがんばれば、それができるようになるのも早い。
当たり前のことだけれど、そうじゃないことを頼まれて苦しくなることもあるから。そして人には誰もが得意不得意があるのも当たり前なので。
いきなりメールにキャッチコピー着いてたら「なに?」って思うだろうし、「会社の研修でさ〜」と言えるのも、またいいよね、と思う。
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