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日記。散歩ができないひと。

某日
休日。
午前の早い時間から下鴨神社の古本まつりへ。


本は新刊で買うのが好きだけれど、古本との出会いもうれしいもの。しめじちゃんは森見登美彦の本を読んでで古本市に憧れていたそう。(小さな頃はよく行ってたのに覚えてないみたい)しめじちゃん、レシピ本など買っている。
日差し、砂ほこり、人、古本の匂い、これこれ!
森見登美彦の世界。

午後からアルバイトのしめじちゃんと別れ、ひとりまたまたアイタルさんへ避難。分厚いベーコンとチーズとアボカドのパニーニと紅茶。ここは何を食べてもおいしい。


『神の子どもたちはみな踊る/村上春樹』の続きを読む。片桐さんが撃たれるシーンでいつも息をのむ。内なる憎しみややるせなさの蓄積とか暴力性とか。
何時間でも居られそうだったけれど、1時間とすこしで切り上げる。
職場-家の動線にこの店があればなあとおもう。
八百屋に寄って野菜調達&昼寝のち買い出し。

明日から繁忙ウィークなので、食材の仕込み&下ごしらえをする。
茄子とアスパラとかぼちゃを揚げ浸しに、ゴーヤを茹でてじゃこと炒め合わせて佃煮に、冬瓜も下茹でして鶏ひき肉と煮物に、かぼちゃと鶏ひき肉をレンジで煮物に、とせっせとつくる。あとは明太子のスパゲッティ。


買い出しのとき自転車を漕いでいたら、なんとなく空気に夏の終焉を感じた。「若者のすべて」が似合いそうな空。

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某日
出勤。朝、一瞬このままサボって寝てやろかな、と思うほど眠かった。(が、普通に出勤した。えらい)
なんとかおおきな来客などこなしつつ、秋以降のイベントの仕込みしつつ、書類整理などしつつ、目標達成。

夕方の空気の重さったら。低温サウナやん。

帰宅し、1時間ほど寝る。お風呂に入って、もやしとみょうががたっぷり入った醤油ラーメンをつくる。
コープの麺きわラーメンていう袋麺がめちゃくちゃおいしい。これ、ひと袋100円くらい。100円のしあわせ。

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某日
出勤。繁忙期のはずが、自然災害の影響か、特段に繁忙なく。改めてスケジュールを確認すると、お盆明けからのわたし、3つくらいのでかい仕事を同時進行しなきゃなんでは??という。わかってはいたけれど、いよいよだなー。燃える。

上司と後輩Kさんと話していて、ふたりは散歩が好きなのだと。わたしはあてもなく散歩することができない。目的地を決めたらどんなに遠くったって歩けるんだけどなあ。のんびり歩いて世界を愛でることに憧れちゃう。
これってもしかして、生き方自体がそうなのかも。そういうことなら、断然のんびり散歩できる女のほうがモテそうじゃないか…??というお話。

帰宅してしめじちゃんがごはんを炊いてお味噌汁をつくってくれていたので、わたしがメインを。
キャベツを千切りして水にさらす。
アスパラを軽く茹でる。
豚肉に米粉をまぶし、おろし生姜+みりん+はちみつ少々+醤油でたれを作っておく。
豚肉としめじを焼いてタレを回しかけ、ポークジンジャーをつくる。お肉に粉をまぶしてつくるタモさん風。ごはんがすすむやつ!
食後には無花果をたべる。おいしい果物が出回る季節ももうすぐ。今月から果物予算をとり、サブスクもはじめた。たのしみ〜!

食後は明日のお弁当のために、オープンオムレツをつくる。

のんびり散歩はできなくても、"あれ"に向かって歩いてく。毎日おつかれわたし!

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