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「断れない」悩みの裏にある恐怖心

前回のつづき

Aさんが、不本意ながらもグループと一緒に行動を共にしているのは、一言で言って「仲間外れになりたくない」「嫌われたくない」という気持ちがあるから。

グループから外れたら居場所がなくなるという恐怖感があるのです。

Aさんが不機嫌にならないためには、行きたくない誘いには「今回はいかない事にする」ときっぱり断ることがベスト

本来は1回、2回の誘いを断ったところで、仲良し関係でいられるのが、本当の仲良しグループであるはずです。

でも、Aさんはどうしても勇気を出して言い出せません。

1回断った時に、そのグループの仲間でいられるかどうか自信がないからです。

このように、不機嫌な人は人一倍相手の心理を気にします。
そして自分の感情よりも相手からどう思われるかを優先してしまうのです。

周囲の期待感などの空気を読んで、ついつい自分の感情を裏切ってしまう。
その結果、いつも不機嫌になるわけです。

一度ぐらい断っても大丈夫なのが、本当の仲間です。

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