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子供の障がいを初めて疑ったとき

初めて子供に障がいがあるのではないかと疑ったとき。

それは、妊娠8ヶ月の時でした。

その時、私は切迫早産の為に入院してました。毎日エコーを撮りにきてくれる看護師さん。毎日毎日苦労していました。何故ならば、お腹の中で双子ちゃんが暴れて暴れてじっとしていなかったのです。優しい看護師さんは、『あら!元気な子ね』と言ってくれるのですが、1人だけいた本当に感じの悪い看護師さんは、私のお腹を叩き『もう!じっとしてない子やね』と怒っていました。その看護師さんのことを思い出すと、今でも腹が立ってきますが、でもね確かにずっと動いていたんです

私の肋骨が折れるほど、毎日毎日動き、じっとしていない双子ちゃんに、私は
次第に不安を覚えていきました。

『もしかしたら、この子達、多動症かも?』

そして、診察に来た先生に『先生!私お腹の子供達に何か障がいがある気がするんです。自閉症とか多動症とか』と話しました。

すると先生は、笑いながら『大丈夫大丈夫!心配しなければならないのは動かない方だから。動くということは、元気な証拠よ!』と言ってくれました。

その言葉を聞いて安心した私は、出産まで産まれてくる赤ちゃんの顔を想像しながら、ゆったりとした気持ちで過ごすことができました。


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