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「◯◯経済新聞」のライターになりました

中小企業診断士のフクダです。
独立したらやってみたい、と思っていたことが多すぎて、今おかしなことになっております。
で、このたび、「浦和経済新聞」と「大宮経済新聞」のライターになりました。
今日は、なぜ私が「◯◯経済新聞」に着目して、ライターになったのかをお話します。

みんなの経済新聞って?

「みんなの経済新聞」(みん経)ってご存知でしょうか。
新聞と言っても紙ではなく、各地域ごとのビジネス&カルチャーニュースを配信するネットニュースサイトです。
いま、全国に100以上の「◯◯経済新聞」があります。
埼玉だと、「秩父」「本庄」「熊谷」「川越」「所沢」「大宮」「浦和」「川口」「春日部」と9つの経済新聞があります。

このうち「大宮」「浦和」「秩父」経済新聞を発行する㈱コミュニティコムの星野さんとは以前からお付き合いがあり、前職でご支援していた企業の新商品発売やイベントなどを、頻繁にニュースとして取り上げていただきました。私も何度か出させていただいたことがあります

「みん経」に掲載されるメリット

全国紙やTVはともかく、地方のニュースメディアなんて大した影響力はないのでは?と思われるかもしれません。
私も最初はそう思っていましたが、これが結構、波及効果があるのですよ。
まず、地域内の人が集中的に見ているので、イベントや飲食店のオープンなどは直接的な集客に繋がります。

さらに、「みん経」の記事はYahoo!ニュースにも転載されるので、話題性のある記事であれば全国に広がります。

もうひとつ大きいのが、他のメディアへのドミノ効果です。
NHKの地方局や全国紙の地方支局記者は「みん経」をかなり頻繁にチェックしているようで、「みん経」の記事アップ数日後に、NHKや全国紙地方版の取材が入った、という話は数え切れないほどありました。
さらに全国紙に掲載されると、今度は民放のTVニュースやご当地テーマの番組で取り上げられる、といった順番でメディア露出が増えていきます。

みん経に記事掲載してもらうには?

では、どうすれば「みん経」に取材してもらえるのかというと、プレスリリースです。
各経済新聞のサイトの一番下に「プレスリリース」の欄があるので、そこから情報提供できます。

掲載は無料です。よく、こういう地域ネットメディアって取材と称してバーターの広告料を取ったりするんですが、少なくとも「浦和」「大宮」経済新聞では、そういう話を聞いたことがありません。

掲載無料である一方、プレスリリースを流しても必ず取材してもらえるとは限りません。これは一般の新聞やTVと一緒ですね。

客観的な記事を書く=広報の目線が身につく

さて、「ライターの原稿料はおいくら?」と気になるところですが、これは公開されていて、1記事あたり3,000円から5,000円。
取材の手間などを考えると、メインのお仕事としては難しいですが、私にとっては原稿料とは違うところで大きなメリットがあります。

ひとつは、メディアという肩書を生かして、多くの人にお話を聞けること。
「コンサルタント」というのは世の中で最も胡散臭い肩書のひとつなので、いきなり「お話を聞かせてください」と言っても警戒されがちです。

私のような仕事はネットワークが命、みたいな部分があるので、取材を通じて、地元の色んな方々からお話を聞けるのはありがたいです。

もうひとつメリットだと考えているのは、広報の目線が身につくこと。
たとえば「飲食店のキャンペーンをやります」とか「大売り出しです」と言っても、これは単なる広告宣伝なので、ネットニュースには取り上げてもらいにくいです。

ニュースには「公益性」が求められます。情報を出す側ではなく、受け取る側がメリットを感じなければ、ニュースとしての価値がありません。
私は企業のPR支援をすることも多いので、自らニュース原稿を書くことで、価値のあるニュースとはどんなものかを身につけたいと思って、ライターに応募しました。

また肩書が増えた


独立して良かった、と思ったことのひとつは、こういう「ちょっとやってみたいけど、副業できないから無理だな」と思っていた仕事をやれることです。
ちなみに今の私の肩書は
・リッカ・コンサルティング代表
・埼玉県中小企業診断協会所属 中小企業診断士
・さいたまヨーロッパ野菜研究会 事務局
・埼玉県よろず支援拠点 コーディネーター
・大宮経済新聞・浦和経済新聞 ライター
多すぎる。

自己紹介でどれを名乗るべきか、どの名刺を出すべきか迷います。
名刺が増えすぎて困る、とコミュニティコムの星野社長に愚痴ったところ、
「僕なんて8つ名刺持ってますよ、ハハハハハ!」
さすがだ。


私の開業の経緯はこちら

マイナビ農業で、私の開業についてご紹介いただきました!


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