蝉コーチ

プロではなく”セミ”コーチ。3児の父&野球経験なし。少年野球に感じる”ヤミ”をミンミン…

蝉コーチ

プロではなく”セミ”コーチ。3児の父&野球経験なし。少年野球に感じる”ヤミ”をミンミンと大声で発信しています。これから野球を始めたいという子どもを持つ”ママ”に届けばミッションクリア。【保有資格】日本スポーツマンシップ協会認定コーチ、BFJ公認野球指導者基礎I(U-12)

マガジン

  • 「指導」についてのあれこれ

    指導に関する考え方を発信しています。未経験者でも指導ができるようになることを目指して、”ママ”のグラウンドへの参画を推奨していきます!

  • 少年野球の「Yummy!」

    少年野球の抱える”ヤミ”について、なるべく笑えるように書いていきます!時折気持ちがこもって言葉が汚くなってたら申し訳ありません。

  • 良い指導者&チームについて

    野球を知らない父母でもキチンと「選択」ができることを目指して情報を提供しています。

  • 少年野球に関するあれこれ

    少年野球に関わる「全般」について書いたものを集めています。

最近の記事

  • 固定された記事

子供と大人が共育的にスポーツを学べるクラブを設立(2024.9.1~)することにしました。

■教育的なスポーツを通して世界に通用する”ビジネスマン”を育てたいnoteで「蝉コーチ」としていくつかの記事を投稿させていただき、「スキ」や「フォロー」をいただくことで、私の考えが大きく世間とズレていないことを知れました。 リアクションをしていただいた皆様、本当にありがとうございました。 皆さんの反応が本当に励みになりました。 特にnote公式の「野球 記事マガジン」に以下記事を取り上げていただいたときは大変嬉しく光栄でした。 そんな中で、、、一つ私の中で「やりたい

    • バットは長くて/重いもの。

      ■生まれてこのかた、そんな”棒”は振ったことがありません私自身の指導方法言語化シリーズ(久しぶり第5弾!)です。 少年野球における週末指導者(特に自身が野球経験あり)の方と接していると、野球初心者の小学生へのバッティング指導の時に初めから「金属バット」と「軟式ボール」を使って、”慣れ”や”本番同様”というキーワードをもって指導されている方を目にします。 是非忘れて欲しくないのですが、バットって「長く」て「重い」んですよね。本日のポイントは以下です。 長くて重い【バット】を

      • 我が子の野球の試合を観に行き、やはり気分が悪くなった話。

        ■やはり野球は外野の”声が届く”というのが良くないですね本日の記事は日記的に感じたことを綴りたいと思います。 先日こちらのnoteにて私は【新チーム設立】を表明させていただきましたので、現在所属しているチームは8月末で退団の予定です。 そんなこともあり、 「我が子の公式試合をこのチームで観れるのも最後だな」 と思い本日試合の観戦に行ってきました。 (ここ2~3か月自身のチーム設立準備で現行チームでのコーチ業は引退しておりました) 結論としては、やはり「声掛け」が酷いも

        • スポーツ指導で「形容詞」を使うときは一度立ち止まりましょう。

          ■「早く/遅く」のような言葉は人それぞれ捉え方が異なります私自身の指導方法言語化シリーズ(やっと第4弾!)です。 ……「なぁ、蝉よ。お前このシリーズで”スキ”が付きやすいことに味をしめたやろ?」というツッコミは受け付けておりませんので悪しからずw 子供と大人では語彙力に圧倒的な差があります。 子供が見ている世界は我々が思っている以上に”局所的”です。 「形容詞」を使って説明するときは、自身が話そうとしているニュアンスと一致しているか?を確実に確認しましょう。 私の知

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        記事

          「努力」は必ずしもすべてが”良いもの”と言えるのかについて

          ■私が大学生のモラトリアム期に思ったこと本日は少し趣向を変えまして、野球とは関係なく徒然なるままに文章を書いてみようと思います。 いきなりですが、読者の皆さんは「努力」をすることは”無条件”に良いことと考えておりますでしょうか? 私は実はすこーし斜めから考えることがあります。 「努力」をするときって、もっと高い評価(点数)を取りたい、資格を取りたいというときにすることが多くないですか? その「努力」は一体誰のためにやっていますか?自分のため?家族のため?社会のため?

          「努力」は必ずしもすべてが”良いもの”と言えるのかについて

          スポーツ指導の時「段階」に分けることをオススメします。

          ■身体動作の指導は子供には1回では入らない私自身の指導方法言語化シリーズ(もう第3弾!w)です。 皆さんは「走る」とか、「投げる」とか、「打つ」といった身体動作を子供に教えるとき”段階的”に伝えることを意識しておりますでしょうか。 1st:頭で分かる:原理を理解する(WHY/土台) 2nd:身体で分かる:身体の動きを覚える(WHAT/骨組み) 3rd:感覚で分かる:”イメージ”と身体動作を連動させる(HOW/肉付け) 私は上記の段階をなるべく簡単な言葉で説明することを意

          スポーツ指導の時「段階」に分けることをオススメします。

          スポーツ指導において”子供”の「できない」を分解してますか?

          ■運動における子供の「できない」には4つのタイプがあると思っています私自身の指導方法言語化シリーズ(と言っても2本目w)です。 皆さんはお子さんに何か指導をしているときに、子供が「できない」と言った時にどの”できない”なのか考えておりますでしょうか? 「できない」⇒ではなく「やらない」「しない」 「できない」⇒のは”肉体的(筋力&身長)”に未成熟 「できない」⇒のは”技術的”に練習不足 「できない」⇒のは感覚的に経験していない(想像できていない) ※4つ目は運動特有

          スポーツ指導において”子供”の「できない」を分解してますか?

          指導における「声掛け」がいかに大事かについて

          ■「指導」における声掛けはかなり重要週末指導者をやっている方々の声掛けがとても悪い、という場面をどれだけ見てきたことでしょうか。  「ちゃんと言ったとおりにやれよ」  「やる気がないなら帰っていいよ」  「そんなのだといつまでたっても上手にならないよ」  …等 具体例を挙げ始めるとキリがありません。 今日は少し「声掛け」について考えてみたいなと思います。 ポイントは以下です。 もっと発した「言葉」の重みを理解しましょう。 指導者という立場は必ず”上下関係”を生みます。

          指導における「声掛け」がいかに大事かについて

          スポーツ(少年野球含む)を学ぶことの教育的価値について

          ■スポーツを学ぶことに教育的価値を前回の記事より少し時間が空いてしまいましたが、今日はスポーツを学ぶことの「教育的価値」について少し考察してみたいと思います。 ポイントは以下です。 昨今色んなプロスポーツ選手が言葉にすることが増えてきておりますが、「勝利至上主義」からは脱却すべき。 勝利至上主義が生み出すのは「勝者」という”実績”のみである。 それよりもスポーツを学ぶことで得られる価値を言語化すべき。 スポーツを学ぶことの意義の真ん中に「スポーツマンシップの獲得」

          スポーツ(少年野球含む)を学ぶことの教育的価値について

          ”少年”野球の指導は「ママ」でも対応可能です

          ■”指導”と書くと仰々しく感じますが…安心してください! …履いてま………、 ママの皆さんでも小学生に「野球」を教えられますよ。 ポイントはあまり難しく考えない事なのですが、以下になります。 まずは我が子をじっと観察してください。 ※「投げる」「打つ」などアクション毎の観察を推奨します。 次にプロ野球選手や、周囲の”上手”な子供の動作も観察してください。 ※参考動作はyoutubeで検索したらわんさか出てきます。笑 上記を踏まえて我が子をもう一度じっと観察してくださ

          ”少年”野球の指導は「ママ」でも対応可能です

          少年野球における「子供のため」は本当に子供のためなのか?

          ■「子供のため」ですから少年野球のコーチを始めてから、何か「負荷のかかること」がある度にこの言葉を言われ続けた気がします。 『これもすべて、子供のためですから』 私としては、この言葉を聞く度に思うことがあります。 ”野球”は手間がかかるので、”子供のため”にある程度の手間が発生することは致し方ないが、日ごろその子供を育んでいる「家庭」を犠牲にするような無理なスケジュールや練習メニュー、遠征を組む必要があるのだろうか?と。 子供のために”準備したこと”は本当に子供のた

          少年野球における「子供のため」は本当に子供のためなのか?

          少年野球の「指導」において大事にしていること~観点~

          ■私の指導における観点について今日は少し今までの記事と毛色を変えまして、私自身の指導方法について文章にしてみようと思います。 自己紹介にて経歴を書きましたが、私は一時プロになりたいなと思ってドラムに打ち込んだ経験がありまして、実は野球の指導においてもその経験が大いに生きております。私の指導の勘所は以下です。 知ってましたか?ドラマーってアスリートですよw 人間は想像以上に身体の構造も使い方も知らないことをスタートに置く。 人それぞれ骨格も筋肉の付き方も異なるので、身

          少年野球の「指導」において大事にしていること~観点~

          少年野球の”アイドリングタイム”から考える

          ■少年野球を数字で比較してみましょうOK、OK。 そこまで言うなら数字で少年野球の抱える「ヤミ」を1つ語りましょうか。 (注:↑仮想敵で実際にはまだ抗議は届いてませんw只野被害妄想ですw) 野球の試合は9人で行われるが”何かあったとき”のために常にベンチメンバーが居ります。 私は某チームに所属しておりスコア集計を担当していたので、2022年度の高学年(U6)の年間スコア情報を持っております。 勝利至上主義により全試合ベストメンバーで進めることで起きる”成長機会のロス”

          少年野球の”アイドリングタイム”から考える

          少年野球チームの選び方について

          ■体験会は必ず見に行きましょう今回は実際に所属チームに違和感を感じた経験と、試合への帯同でいくつかの対戦相手を見てきた経験から、これから野球を始めたいと思われている父母の皆さんへ「少年野球を選ぶときに観察すべき点」について私なりの考えをお話しします。 チームの理念や方針はあるか 練習時間は週どの程度あるか 練習時の声掛けは選手に寄り添っているか 試合における子供(選手)の起用基準 OBコーチ並びにコーチではない父母の参加状況や雰囲気を見る 上記で伝えたいことは箇

          少年野球チームの選び方について

          少年野球って未だに"指導の声"が大きいですね

          ■”そんなこと”、日常茶飯事ですそろそろ”Light”で分かりやすいものから、少年野球に感じた”ヤミ”を投稿します。 エピソードの大筋は以下です。 息子が少年野球を始め、初めて練習試合に帯同したときの出来事 フィールドの子供たちが全員”監督”の顔を見てプレイ どちらのチームの声掛けも”ミス”への叱咤が当たり前に飛び交う状態 そんな異様な光景に何も言わない大人が多いことに違和感 上記で伝えたいことは箇条書きしましたので、以下からは駄文にて。 ■パッと見て違和感しか

          少年野球って未だに"指導の声"が大きいですね

          少年期のスポーツ導入に「野球」はアリ

          ■なぜ「野球」が良いのか?このnoteでは少年野球の”ヤミ”を取り上げる予定ではありますが、いきなり”ヤミ”ばかりを取り上げると野球人口の減少に加担することになり、本末転倒になりますw ですので最初のコンテンツの投稿は、  【なぜ野球が少年期のスポーツとしてオススメなのか?】 について説明したいと思います。 団体競技のため「社会性」を養うことができる ポジションがガッチリ決まっており競技の中で「役割」が多くある 試合の進行が流動的ではなく「セットプレー(※1)の連続

          少年期のスポーツ導入に「野球」はアリ