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転職の歴史と探し方

仕事を選ぶ際、皆さんは何に重視していますか?
仕事とは
1日8時間
1ヶ月で168時間
一年で約2000時間
20歳から65歳まで働くとして90000時間
…なんとも長い時間です。

この長い時間でどんな事をするかを考えるととても悩みますね。

仕事を選ぶ

仕事選びとは、そもそも1916年(大正5年)に職業選択の自由が法的に決定され、まだ107年の歴史です。
意外と長い歴史があるなぁ~と感じました。
それまでの数百年は生まれた時点で、親の職業を継ぐ事が決まっており、仕事を選ぶ習慣が有りませんでした。

転職の始まり方

そもそもですが、仕事を選ぶと言う感覚がない状態から急に『自由に選べ』と言われても、かなり混乱したと思います。
そして、日本人の気質もあり、多くの人が最初は転職せずに過ごしたと思います。
その中で、一部の人や虐げられていた人が転職を行い、その更に一部の人が転職に成功し、その事例から多くの人が転職に踏み出したのだと考えます。
ただ、この時代はまだ情報伝達力も無も少なく、一部の新聞と噂話といった形でしか伝達方法が無かったと思います。
(新聞の始まりは1870年で横浜毎日新聞です)

浸透してからの日本

その後は、転職が日本中に浸透はしましたが、武士の時代の義理堅さが抜けきれず(個人的にはこの時代も好きです)主君への忠義感覚で努めたり、義理堅さや他人想いの文化があり、「転職は迷惑をかける」と考えたり、「転職する者は裏切り者」と考える文化が根付いてしまいました。
その後、インターネットの普及により情報を手軽に手にする事が容易に出来るようになった現在、他社や他業種の情報が身近になったことや、海外の情報が解るようになり、比較検討がしやすく判断材料も増え、転職が当たり前になってきました。

転職の本当の普及

転職の普及はそもそも、情報発信が盛んになった後だと考えると、まずインターネットの普及が起点だと思います。
つまり、1995年のWindows95の起点があり、その後の技術革新が後押しし、そしてブログやSNSの普及が効果し・・・
と考えると、転職や適職といった考え方は、ごく最近なのです。
だからこそ、転職先の選び方や業種の選び方などは、まだまだ浸透していないし、方法が確立していませんし、社会的にも適応していない日本では、レクチャーもほぼ行われていません。
これでは、皆さんが迷子になるのも仕方がありませんし、自身に合わない業務で疲弊もします。

転職の考え方

就職先の決定方法で一番多いのが…
なんとなく…といった方が一番多く
二番目に多いのが…
給料で決めたというかたちになります。
本当に重要な事ですが、この決め方はギャンブルと変わりません。
本当に重要な事は、まず自分を知り、
・何がしたいか
・何に興味があるか
・どうなりたいか
を考え、その後
企業の情報を出来るだけ多くかき集める事だと思います。
そして、その情報収集にはルールは有りません。
ネットで口コミを探したり、ホームページから企業理念等を見たり、IRを見たり、エージェントを使用するなど、多くの方法があります。
そして、最後にすべての情報を混ぜ合わせ、本人が決める。
これが重要なんです。

決断の後押し

人間って、何かを決める時には悩むもんですよね。
その中で、ミスを減らすには多くの情報を得る事が大切だと感じます。
それは、情報を得流だけでなく、気が付けば深掘りできて居る状態にもなり、決断をする頃にはちょっとした専門家になって居ると思います。
これを機会に一度検討する企業の専門家になってみてはいかがですか?

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