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このくらいで哀しんでちゃダメって思ったこと、ありませんか?

自分との関係がこじれて立ち止まるまでになった、大きなきっかけのお話をまとめてみようと思います。


子宮外妊娠での流産

初めから重い見出しになってしまいましたが、これが大きなきっかけです。

結婚してから1年が経とうとした頃、待望の妊娠。
めちゃくちゃ嬉しかった妊娠検査薬での陽性確認の翌日に流産。しかも最初の出血があってから1か月も出血が続き子宮外妊娠だったと判明し、緊急手術となりました。


このくらいで悲しんでちゃいけない!

行政保健師時代、とても辛い状況の妊産婦さんとの出逢いもあり、流産の2年前に兄を突然の病気で亡くし憔悴しきった両親も見ている、看護師・保健師免許を持っている私。
「まだ赤ちゃんを見たわけじゃない。
 お腹の中で分かるまで育てたわけでもない。
 こんなくらいで悲しむような弱い私じゃない。
 大丈夫、私は何ともない!」
と、緊急手術の5日後には仕事に復帰していました。

でも、気づくと、夜に全然眠れなくなり、出勤しても朝のミーティング中に突然涙が止まらなくなって帰宅するような状態になりました。
そして、職場の勧めで心療内科の受診が始まります。


本当はつらかった

本当の本当は、めちゃくちゃ辛かったんです。
数日だけだったけどつわりもあって、赤ちゃんが自分の中にいることを実感していたんです。
この子を10か月お腹で育てて、産んで、抱っこしたかった。

この、【本当の気持ち】がとても大切にしなければいけないことだったのですが、当時の私は完全無視!でした。
患者さんや住民さんには ”寄り添う” を大事にしてきたのに、自分自身にはそれができず、どうしたらいいのか分からなくなり、その場から動くことができなくなりました。


▶▶▶次回へつづく


ちょっと重めのお話になってしまい、中途半端に終わってしまいましたが、、
最後まで読んでくださってありがとうございます。

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