魔の1歳児~便秘~
こんにちは!にせママです!
今朝は娘が朝ごはんでぐずって大泣き、息子も何故かもらい泣きで大泣き。
家中、泣き声の大合唱になったので、こんな時は心を無にする!
無心で掃除機をかけ、心を落ち着かせました。(あ~しんどw)
さて、今回は娘の育児を振り返りたいと思います!
テーマは「便秘」!
私が娘の便秘に翻弄された日々を綴ります。
もし子どもの便秘で悩まれている方がおられましたら、少しでも参考にしてもらえればと思います。
便秘になる子って少ないから周りに相談できる人いませんよね。私はそうでした。。
便秘に遺伝は関係ない
両親である私と夫は、便秘と無縁です。
新婚時から毎日朝食後、
コーヒーを飲んで腸を刺激し、トイレを取り合いします(笑)
(新居に引っ越してからは、上の階にもトイレを設置したので、今は取り合いしてませんがw)
倹約家気質の夫は気持ちに余裕があるときは「職場のトイレで出すわ」と出勤し、帰宅後に任務遂行したことを報告されるとハイタッチして「下水代浮いたな~!」と笑い合うほどでした。(私は絶対に家で出す派w)
やがて娘が生まれました。
娘が0歳のときは、ほぼ毎日ウンチを出していました。
離乳食が始まり、少しずつ固形になり、出しにくくなっても2日に1回は出ていました。
その頃、生まれが近い従妹(兄の子)は5日ほど出ないことがあるらしく、大変そうだな~と思っていました。
毎日しっかりウンチを出すうちの娘は「間違いなくうちの子w」と内心ニヤニヤしていました。
1歳になったころ、卒乳に向けて授乳は1日1回にしていました。
ウンチもしっかり大人のものと似ていましたね。
やがて毎日出ていたのに2~3日出すというペースになってきました。
冬だったので水分をとる機会も減っていたためかとも思います。
小児科の先生に相談すると
「1週間以上ウンチがでなかったら受診してください」
と言われていたので、まだ受診するほどとは思っていませんでした。
ただ、娘は何度も気張り、全く出てこず、すごく不機嫌。
「えーん!!」と泣くので、3日しか経っていませんでしたが受診しました。
「酸化マグネシウムを出しましょう。最初は少量の1日0.5gで様子を見ましょう。」(先生)
「あとお母さん、食事は食物繊維が多いものを食べさせてあげてください。焼き芋がおすすめですよ。」(先生)
ウンチを出すのに薬を使うなんて、、
便秘に悩む妊娠後期も薬には手を付けなかったウンチプライドの高い私には少々ショックでした。
(そのプライドが原因で痔になったので、2人目妊娠の時はすぐに便秘薬に頼りましたw)
便秘で救急車?!
薬を仕方なく飲ませていましたが、薬に頼りたくない!という気持ちもあったので、早速焼き芋を買ってきました。
ただ、芋の食感が好きではない娘。
全く食べてくれませんでした。。
もやしやニラなど、食物繊維の多い野菜を取り入れましたが、1歳から偏食が始まったのもあり、食べたり食べなかったり…。
とりあえず薬は飲ませていましたが、また便秘3日目。
事件は起こりました。
昼の2時。
急に泣き暴れる娘。
仰向けになり、大声で発狂しながら、足で床を蹴って体をよじり、壁などに頭が当たっても、お構いなしに大暴れ。
こんなにもがき苦しむ娘は見たことがありませんでした。
え?救急車呼ぶべき??!
今すぐに医者に診てもらわなければと思いましたが、いつもの小児科は16時まで空いていない。
そうだ!#8000に電話!
「プルルルル…ただ今の時間は~(留守電)」
これって夜間専用だったんか!(初めて知る)
救急病院どこだっけ?
確か以前、先生に教えてもらった紙がこの辺に…出てこない!!(涙)
娘は相変わらずもがき苦しんでいる。私もパニックになり、ダメ元で診療時間外のかかりつけ小児科に電話しました。
プルルルル……
でない!!(当たり前!)
しかし、奇跡的に折り返しの電話が…!
「さきほどこの番号にかけられましたか?」(先生)
「実は娘が~…!!」(私)
「市立病院なら今の時間診てくれます。電話番号は…」(先生)
「ありがとうございます~!!(泣)」(私)
すぐに市立病院へ電話。
「娘が~~な状態で、ずっともがき苦しんでるんです!!救急車呼ぶべきでしょうか???!!!!(大パニック中)」(私)
「え~、でもたぶん便秘によるものよね?救急車は…。でも、お母さんのご判断でいいですよ。救急車の受け入れしておきますね。」(看護師)
電話を切り、少し冷静になり、救急車を呼ぼうと思っていましたが、「やっぱり大げさかな…」と思う私。
とりあえずタクシー呼ぼう。呼べなければ救急車!
タクシー会社に電話すると
「予約システムはないんですよね。とりあえず最寄りに配車しますが、ちがうお客様につかまったらご利用できません。」
なんっじゃっそりゃ!!(怒)
とりあえず配車を依頼し、つかまらなかったら救急車呼ぼう。
そう決断し、大泣きでもがき苦しみ続ける娘に上着を着せて、外に飛び出しました!
すると、急に泣き止み、落ち着く娘。
え~。(脱力)
確かに「泣き止まないときは、お外に出てみましょう」って育児本に書いてあったっけ。。
そんなことを少し走馬灯のように思い出しました。
ひとまず配車予定の場所を見ると、タクシーは案の定ほかの客に取られていました。
しかたなくベビーカーを押して病院まで片道徒歩20分歩く。
初めて娘が苦しんでいる姿を見たのを思い出し、寒空の下、泣きながら歩きました。
病院に着くと、「救急車呼ばなかったの?!頑張ったね!お母さん!!」と言われ、またドワーっと涙が流れました。
その後、腸閉そくを疑ってレントゲンを撮ったり、エコーで入念に診てもらいましたが、結果は普通の「便秘」。
ただ、大腸にパンパンに便が溜まっているので、初の浣腸をしてもらいました。
出るわ出るわ大量のウンチ!!先生もつい笑っていました。
便の検査もして問題なし。
大パニックの末ではありますが、今回大きい病院でしっかり検査してもらったことが、今後便秘で悩む上で少し安心材料になります。
ひとまずは一件落着でした。
終わりが見えない 便秘
薬が切れて、再度小児科へ。
数日前に時間外に電話に出てもらい、病院を紹介してもらったことのお礼も、先生に伝えました。
「しっかり診てもらえてよかったね。薬、もうちょっと量を増やそうか。」
と酸化マグネシウム0.6g/回の薬が処方されました。
薬を飲ませ、2~3日様子を見る。ウンチが出なくて機嫌が悪くなれば、イチジク浣腸をするという習慣になりました。
春になって新居へ引っ越し。
私も復帰のため保育園へ通い始めました。
かかりつけの小児科先生も引っ越しのため、お別れ。
薬も減ってきたので、新居の近所の内科・小児科診療所に受診しました。
「え、こんな小さい子に酸化マグネシウムを飲ませてるの?」(先生)
と驚かれました。そして処方が適切か先生が調べるため、かなり待たされました。
「うーん、薬は問題ないみたいだけど、薬に頼るのはよくないよ? 食物繊維をしっかりとって、トイレでは踏み台を置くことをおすすめします。」(先生)
いや、先生!小児科医のくせに1歳児のこと全くわかってねーな!!
偏食は当たり前だし、トイレでウンチとか早くて2歳半以降だよ!!
という言葉は飲み込んで、渋々処方された薬をありがたく受け取りました。
正直いい気持ちでなかったので、次回以降は自転車で10分の少々遠い小児科専門クリニックへとシフトしました。(問題なく処方してくれました)
ただ、このクリニックは遠い…。
仕事も復帰しているのでなかなか気軽に行けず、1度に酸化マグネシウム1.0g/回を2週間分処方してもらい、親の自己判断で調子がいいときは量を半分にしたりしてあげていました。
相変わらず、なかなか自力で出すには程遠い娘。
薬を飲ませますが、量が多いと下痢っぽい柔らかいウンチで怖い。
すっきり出た後は薬を半量にする。それを続けるとまた数日でないので薬の量を増やす。
お出かけ中も、急にウンチを気張りだし、不機嫌になる。
一生懸命気張っても、薬が効いてないときは、ウサギのフンの大きさが2粒ほどしか出ない。
保育園でも便秘3日目ではずっと不機嫌で保育士も困っている。
せめて保育園では楽しく過ごしてほしいので、便秘3日目の朝は出勤前のバタバタ時間に浣腸をする。(15分ほど時間がとられます…)
便秘の原因は運動不足とも言われますが、保育園でもしっかり動いているようだし、休日もたくさん公園で遊ばせたりしていました。
でも出ない…。
そんな毎日が続きました。
この子は一生便秘に悩むのかな。悲観していました。
ちなみに、0歳のころに便秘で悩んでいた従妹は、1歳になると全く便秘に悩んでいませんでした。(人それぞれですね~)
ついに便秘から解放!
ストックがなくならないよう、イチジク浣腸と
酸化マグネシウムを飲むための服薬ゼリーも大量買いしていました。
薬や浣腸に頼りたくない…という気持ちもありましたが、
便を出しやすくしてあげないと慢性的な便秘になるという情報を知り、
それからは薬を途切れないようにして、適正量飲ませていました。
(クリニックは遠いので耳鼻科にかかったときに処方してもらったりもしました)
また、夏場ということもあり、保育園ではこまめに水分補給することが日課となりました。
もちろん家でも、熱中症予防のためこまめに水やお茶を飲ませるようになりました。
1歳になって間もなかった冬は水分補給を促しても全く飲んでくれませんでしたが、夏になると、喉が渇くことを嫌がり、積極的に飲むようになってくれました。(冬になっても飲むことに抵抗がなくなりました。)
あと、偏食による野菜不足解消のため、野菜ジュースも飲ませていました。
トマトよりにんじんベースのものはよく飲んでくれました。
すると、もうすぐ2歳というころ。
ウンチもリズムよく出るようになり、薬の使用を減らしてみました。
ついに薬をなくしてみた2日後、
「ウンチ!」といって気張り始めたと思うと…「出た!」と!
やったー!出たね!お薬に頼らず!!
2~3日に1回というペースですが、出したいときに出せるようになった娘!!
ここまで本当に長かった…(涙)
便秘解消の要因
うちの娘の場合ですが、おそらく便秘解消の要因は次のとおり。
・処方された便秘薬を飲ませ続けた。
・水分を摂ることに抵抗がなくなり、こまめに水分補給するようになった。
・野菜ジュースで食物繊維を摂取。
・本人がウンチを出すコツを見出した。
最後のウンチを出すコツについてですが、実は気張るときいつも立ちながら足をクロスさせるのが癖だった娘。
足をクロスさせると肛門が閉じてしまうので、足を開けさせようとしましたがすごく嫌がりました。
たぶんこれが娘にとって一番落ち着く姿勢だったのでしょうが、ウンチを出すコツがわかっていなかったことも大きかったのかな?と思います。
今では足はクロスさせずに、すっとウンチを出します。
腹筋がついたのもあるかもしれませんね。
ようやく我が家にも平穏な日々が訪れました。
ちょうど2人目を出産する前だったのですごく安心したのを覚えています。
以上です。
長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました!
ちなみに、2人目である息子ももうすぐ1歳。また便秘に悩んだらどうしよう…と今から怖いです。ただ娘が乗り越えてくれたので、今度は悲観せず対処しようと思います!
さあ、今日も前を向いていきましょう!
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