不思議な川の冒険③
滝の湯川の水の流れを調べる冒険は続く。
河原を進む
さらに進んでいく。暖冬の今年、雪量は例年の半分程。河原の横の笹原はまだ埋まりきっておらずショートカットしようと足を踏み入れるとスノーシューを履いていても笹ごと沈みこんでしまい歩きずらい。その点、河原歩きは快適であり道も明確である。風の吹き抜ける場所には風の創り出す芸術、小さな雪庇もできている。
水に削られた地形
少し行くと開けた場所に出た、天祥寺原の真ん中、亀甲池との分岐の横あたりであろうか。見上げると美しい蓼科山と反対側には北横岳の一部が見える。
亀甲池へと続く道を越えさらに進むと河原の急カーブしている場所に出る、水は未だ無いが地形は明らかに水に侵食された地形をしている。
昔は常に水流があったのであろうか?
滝の湯川の水
上流へと進んでいく、川幅は狭くなり倒木が目立つようになる。
何本もの倒木を越えた頃、少し雰囲気の違う場所に出る、良く見ると雪が凹んでいる。横には大きな倒木があるため凹み側を通ろうと一歩踏み出す。するとズボっと踏み抜く。
水だ!探していた水があった。冬の間にも滝の湯川の源流近くにはやはり水は流れていた。感動。
この場所は源流ではないかもしれない。もっと上流に水が流れているかもしれない。
今回の調査は時間の都合もあり、水の確認できたここまでとする。
次の機会に源流調査もしてみたい。
登山道まで移動し下山する。
不思議な川の冒険
完
最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使用させていただきます😀