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アニポケ最終回について(あくまで個人的感想)

*時に脱線した記事も書きますが。書きたかったので、ご了承下さい…

先週アニポケ(ポケットモンスター めざせポケモンマスター)の最終回でサトシとピカチュウの物語が幕を閉じた。心に隙間風が吹くような、少し寂しく心細さはある…

初めてアニポケを観たのは1998年くらいの頃である、毎週観るのが楽しみで毎回ビデオに録画して、暇さえあればテープが擦り切れるくらい観ていた。特に映画の再放送とかだとミュウツーの逆襲は飽きるくらい何度もリピートした記憶があり、(ここは何処だ、私は誰だ?)という台詞を意味もわからず、連呼していた(笑)

幼稚園から小6まで、ポケモンに夢中になっていたのだが、当時(今はわからないが)高学年になると同級生の間で、[高学年になってもポケモンに夢中なってるのダサい]という風習があり、僕は最終的に高学年でもポケモンに夢中になってた為、かなり煽られた。

結局、僕も中学生の夏で一旦、ポケモンから足を洗いゲームやグッズも(ぬいぐるみとか)全部親戚にあげてポケモン無しの生活になった。

とはいえたまに、残しておいたビデオを観たり、CDとかも保管してあったのでたまに懐かしさを思い返す為、観て聴いて楽しんでいた。

大人になり、社会人になって音楽に没頭していた最中、2017年にポケモン20周年というのが目に止まった。この時色々と将来の不安とか色々抱えており少し過去を振り返りたくなる時期だったので久しぶりにポケモンの作品に触れてみるかと思った。

そこで当時通っていたギターレッスンの先生からポケモンの楽曲をコピーしてみなと勧められて(めざせポケモンマスター98)や(ピカピカまっさいチュウ)とかを分析した。昔はみんなで無邪気に歌っていた曲が、大人になり、音楽の知識を身につけた際に聴いた時、偉大な音楽技術や表現力がこんなに詰まっていた事にとても驚いた。気になる方はぜひ一度コピーしてみることをオススメする。

今回の最終回について個人的な感想を述べると。メッセージ性や奥深い歴史を思わせるシーンが沢山溢れており、結構胸が熱くなりました。

ただ僕はポケモンの初期、無印時代のシリーズコントラクションおよび脚本家でもある(故)首藤剛志氏のポケモンに対しての考え方や思いを連想させるようなシーンも見たかったと思った。

マニアの界隈では、首藤氏の脚本回やその思想のオマージュ、台詞があるとすごく反応するのはよくある事、実際のところ2017年上映の(キミに決めた!)や(2019年版のミュウツーの逆襲)とかである。僕も首藤氏の脚本回は大好きで、一言一言のセリフが凄く印象的で突き刺さるので凄く気に入っています。

実は首藤氏はポケモン初期に脚本を担当した際、ポケモンの放送は1年半、長くて4年と想定して最終回を考案していた事実があり、これはネットで調べれば詳しく内容が出てくるし、首藤氏が残したコラム(シナリオえーだば創作術)にも書いてある。

内容的には、結構ディープで考え難い難点があるがそういう考え方も非ではないと個人的には思います。

最終回を観て、僕の頭をよぎったのは、明日の事は考えてもちろんいるけど、切実さは比べようもない程明るく(globe face風)木曜の夜7時にドキドキしながら小さいテレビを占領していた少年時代の光景だった。

思えば、あの時からどれだけの時間がたったんだろうか?

今も大事にしている昔買ってもらったポケモンの本

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