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香りを取り込むくらし

植物の花や葉、樹皮や枝などから抽出されたエッセンシャルオイル。
手のひらに落とした1滴の香りを嗅ぐと鼻から一瞬で芳香成分として脳の1番深い部分大脳辺縁系へと電気信号として伝わり、身体へ様々な影響を与えることが出来ます。

エッセンシャルオイルの使い方は芳香、塗布、摂取の3つの方法があります。

「芳香」は香りを嗅ぐこと
前回の記事でも書かせていただいたのでこちらをご覧いただけたらと思います。

今回はあと2つの方法「摂取」と「塗布」についてのお話です。

「摂取」と「塗布」
この2つにはつながりがあるのですがわかりますか?

「芳香」にはなくて「摂取」と「塗布」はつながっているキーワード。
それは「皮膚」です。


まず皮膚とは何なのか?

「わたしたちの身体を保護するために身体中をぐるりと覆っているもの」
という説明が1番簡単でわかりやすいですが
その身体のまわりをおおっているだけなのに面積はなんと16000平方センチメートルもあります。
これは、畳一畳分の広さにもなります。
そしてその皮膚の重さは体重の8%。
50キロの体重の人で約4キロ分が皮膚の重さに当たります。

そして、皮膚は身体の表面だけではありません。
皮膚のつづきは身体の内側にもつながっています。
身体の中で構成されている器官や臓器の多くは「扇平上皮細胞」という皮膚と同じようなもので構成されています。
つまり「身体の内側も外側も皮膚」と捉えても過言ではないということです。
なので「摂取」と「塗布」も違う方法のようですが、実は同じようなものだなということです。

その身体の内側に広がっている「扇平上皮細胞」ですが、それらを一本の線にするとなんと一人当たりで地球を2周半することが出来る長さがあると言われています。
身体は地球や宇宙の縮図と言っても過言ではないくらいに私たちの身体は壮大です。

エッセンシャルオイルから話が逸れてしまいましたが、そんな身体中そして内側からもエッセンシャルオイルのエッセンスを取り入れていくことができます。

「経皮吸収」は怖い言葉ではありません

「経皮吸収」という言葉をみなさんは一度は耳にしたことがあるのではないでしようか?
「経皮吸収」と聞いたらなんだか悪いものが身体の中に入ってくるような怖いイメージを多くの人たちは持たれると思います。
ですがエッセンシャルオイルを使うに当たってはこの経皮吸収をうまく使っていくことが出来ます。

肌からエッセンシャルオイルを身体にうまく取り込み
作用させることもできます。

手軽にとりいれられるアロマライフを

今回はエッセンシャルオイルの利用の方法の「摂取」と「塗布」から皮膚のお話をさせてもらいました。

毎日とりいれられる使い方としては
日常使っている化粧水やクリームにエッセンシャルオイルを1滴加えてみる方法や、身体のケアトリートメントや手軽なハンドクリームを使ったハンドケアに1滴加えてみるもの簡単な方法です。

お風呂に入る時のお湯ポタポタとエッセンシャルオイルを加えてのアロマバスもおすすめです。
今の季節だとペパーミントを加えてお風呂に入るとスッキリ爽快な気分にもなることが出来ます。

エッセンシャルオイルは安心して使える純度のいいものをお使いください。
植物のエッセンスは私たちの生活や感情にステキなプレゼントを与えてくれる地球からの贈り物です。


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