全国にファンができる! オンライン講座のつくりかた 【読書メモ】
講座・セミナーのオンライン化がどんどん進んでいる。だが、「対面が無理だから仕方なくオンライン」という考えでは参加者は満足してくれない。ポイントをまとめる。
オンライン講座は参加者と講師のどちらにもメリットがある
参加者
・時間や場所に囚われずいつでもどこからでも参加できる
・育児や介護中でもできる
・録画サービスがあれば復習もできる
講師
・エリアや時間、天候、会場、定員に左右されない
・資料の共有が簡単
・チャット機能などで、やりようによっては参加者と近い距離で講座を開ける
・オンリーワンの講座を作る根底にあるのは「コーチング」であり、
ユーザーのニーズ×講師の得意×講師の思い(講師の情熱や世界観)から両者の満足度が高まるメニューを作ることができる。この3点が重なる部分が大きいほど、人気の講座となり得る。
①ニーズについて
一番理想的なのは、もう伝えたい人たちのニーズはよくわかっていて、すぐにリストアップできるし、気持ちを代弁できるくらいに次々と出てる状態。
具体的には
・力になりたい実在の人物を3人思い浮かべる
・その3人の現状を徹底的に調べて分析する。得意なことや苦手なことを、過去やなりたい未来などを埋める
・講座ごとに来てほしいタイプを選ぶ
②大好き発掘ワークの手順
オンリーワンメニューを作るには大好きがをちりばめることが大事
大好きをちりばめることが、雰囲気や細部の違いをつくる。料理教室であれば食器や盛り付け、講師の見た目なども。
・タイマーで5分決めて、大好きをとにかく書き出す
・大好きリストから上位10個くらいをピックアップして「それのどこが好きなのか?」「一番好きなポイントは?」を書き出す
・オンリーワンメニューに「大好き」や価値観をプラスするとしたら、何を取り入れれらるかを考える。
③オンラインの不安をゼロにして期待に変える記事ネタの集め方
オンライン講座を受講する人が初めての人は不安を感じている。日頃の発信で不安を払しょくし期待に変える記事を書いておく必要がある。
・相手の不安なこと、気になることを全部ふせんに書き出す
・付箋に全部書き出したらジャンル別に分ける(ジャンルは適当でいい)
・ジャンルごとに記事を書いていく。文字だけでなく写真も集める一手間が大事。
④告知記事の作り方ーQUEST
告知記事とは、これ読めば初めて読んだ人も講座の詳細が分かるというもの。テレホンショッピングのプレゼンがとても勉強になる。
理屈的にはQUESTフォーミュラの理論と言うのが参考になる
Qualify(絞り込む) ターゲットを絞り込む
Understand(共感する) 訪問者のお悩みを理解して共感する
→ただ共感するだけでなく、共感した理由を自分のエピソードとともに伝える
Educate(教える) 要望や課題の解決方法を伝える
→商品の内容やメリットを伝える。おすすめの人と、その理由
Stimulate(興奮させる) サービス・商品の購買意欲を高める
→講座の内容とは別に、お客様の声、特典、限定価格、限定販売、アフターフォロー、動機や受講生同士の関係、などの内容を盛り込む
Transition(変化させる) ターゲットから顧客へと変化させる
→申し込みフォームのリンクを張る
⑤オンライン講座に便利なアイテム
高さや角度を調整できるPCスタンド、証明無しでも簡単に画質や明るさをUPできるウェブカメラ、照明(いわゆる女優ライトがいい)、外付けマイク
⑥当日、参加者が入室した時の第一声がポイント
参加者をお迎えする前の第1声はとても大事。こんにちは!と笑顔は普段より2レベル上げて。テーマパークのキャストをイメージ。講座スタートまでは雑談タイム。お住いのエリアをお伺いして、「名前の変更」機能で呼ばれたいお名前と、エリアが分かるように随時変更。出席確認と名前の変更、雑談の3つが一気にできるのでお勧め。例えば「まいこちゃん@東京」
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参加者が仲良くなるためにも、これは大事。
名前の変更をしたら、必ず参加者に変更したことを伝える。講師が意識して名前を呼ぶ。参加者同士の共通点みつけて、つなげていくイメージで参加者同士を結び付けてあげると良い。
⑦写真1枚にもこだわる
写真一つであなたの世界観を伝えられる。好きなテイストに統一することが望ましい。素敵と感じた風景、ちょうどいい明るさ、不要なものは写真に写さない、奇跡の一枚を目指すのではなくたくさんの写真を撮ってその中から選ぶ。以下オンライン講座の様子を伝える際の写真を例に、チェックリスト
・背景と移りこむもの
・ファッション
・アクセサリー
・ヘアメイク
・PC機材、セミナー資料(画面共有する資料も)など
・文房具
・表情
写真に写る小物や、フォントにも気を配る
最後、SNSへの投降を呼びかける。その際はハッシュタグをつけてもらえると嬉しい旨も伝える。
その他、実際の格子のこだわり
・必ず顔を出してもらう
・対面講座以上に参加者にも話してもらう時間を作ることで一方的にならないように
・「ちゃんと先生が見ているよ」と伝わるように一人一人に声をかけて寄り添った信仰を心掛ける。「わかる?ついてきてる?いまどのくらいできた?」と
・一度も話さなかったということが絶対ないように、気軽に話せる雰囲気づくり
・講座の最初にどんどん発言したり質問していいことを伝える
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