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結果責任と遂行責任

結果責任とは

結果責任は、言葉通り結果に対しての責任です。
自身に対しては問うのは潔いですが、他人に対して問うのは問題です。(特に上司が部下、先輩が後輩に対して)
例えば上司が指示して、それに部下の結果が伴わなかった場合”結果責任”を上司は少なくないと思います。しかし、上司にも落ち度(管理責任)もありマネジメントの問題である場合もあります。進捗管理し遅れを指摘したり、マネジメントがしっかりしているのなら問うことは問題ないですが、丸投げしてる場合は問題です。その場合は部下が責任だけを負っていて、”責任の押し付け”と感じるでしょう。自身を棚上げし、自身の責任ではないと主張する人は上司部下を問わずどの組織にもいるはずです。犯人捜しをしても解決には至りません。責任を理解しているなら、部下に丸投げというマネジメントは出来ないはずです。

遂行責任とは

遂行責任とは、仕事を遂行しやりとげる責任(部下側)、仕事を遂行させる責任(上司側)の二通りです。
明確な指示をし、進捗を管理するなど上司側の遂行・指示を受け真摯にやり遂げる部下の遂行の両輪が機能すればうまく仕事が成功するケースが圧倒的に多いです。
言い換えると遂行”権限”であり、やり遂げる能力や資質がある人に権限を与えられる組織はよい組織と言えます。
一方で”遂行責任”を上司に問われた場合は、真摯に受け止めないといけません。報連相や進捗報告などしっかり行う必要があります。

責任の良い考え方

  • 失敗したときの結果責任を避けるために最良の行動する

  • 遂行責任を理解して仕事をする

  • 責任は”取る”のではなく”果たす”もの

  • 結果責任を取るとは、人事考課が下がり賞与が減ったり、叱責されるネガティブなことでなく”失敗の原因を分析し対策を取ること”

次回予告

今回は責任について考えてみました。
次回は民主主義について考えてみたいと思います。

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