臨月3日前に、死産した話⑧~赤ちゃんにできること~
長男のためにできることとは?長男が天使になったのだと気づかされた瞬間。長男とお別れしないといけないツラさ。
こんにちは。アラサーでワーママ"あおのうさぎ"です🐰。ヘビーな話になりますが、心の元気な方は、読み進めてください。
~第7話はコチラ~
産声のない出産、その後
◆赤ちゃんに今できること
出産当日は、何も考えられませんでしたが、少しずつ冷静に事態を受け止められている自分がいました。
そして、長男を個室に連れてきてもらい、たくさん抱っこしました。
「あなたは可愛いね♪」
「だいすきだよ~」
とたくさん話しかけました。
でももちろん返答はありません。
涙が次から次へと流れました。
そして旦那が来てくれました。
「もう○○くん、来てたんだね」と名前を呼んでました。愛しそうに抱っこして、顔を覗きこんでいました。
そのふたりの光景を見ていると、元気に産んであげたかったと強く思いました。
しばらくして、看護師さんにお手伝いしてもらいながら、沐浴をしました。長男に着せたい洋服を着せて、長女とお揃いの靴下を履かせました。
翌日には、自宅に帰ることになっていたので、赤ちゃんを送り出す準備もしました。それは、手紙を書くことと、家族や親戚の写真をたくさん貼ったメッセージカードを作ることです。
◆ビデオ電話
義実家の両親や、姉とはビデオ電話で長男を見せてあげることができました。ただ、私の親にだけはタイミングが合わず、会わせてあげられなかったので、それだけが心残りです。
◆小さな白い棺
出産の2日後、火葬場の方が棺を持って病院まで来てくれました。
その棺を見て、(あぁ長男は本当に亡くなったのだ)と思いました。
旦那が抱き上げて、赤ちゃんを棺の中へ。
そして黙祷しました。
こんなことになるなんて誰が予想できたでしょうか。
お別れするために、私のお腹に来てくれた訳じゃないのに。悲しみがどんどん押し寄せて来ました。
~続きはコチラ~
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