羽衣

はごろもです。魂に正直に生きたい27歳。 疲れたらゲームして寝る。 ゴア・マガラと結婚…

羽衣

はごろもです。魂に正直に生きたい27歳。 疲れたらゲームして寝る。 ゴア・マガラと結婚したいです。

最近の記事

鬱で退職した職場の近くに、一年振りに行ってきた

(写真は全然関係ない旅館の鯉) 新卒で入った役所をうつ病で退職してから、もうすぐ一年が経つ。 当時は、お金の手続きとか、仕事の引き継ぎとかで精一杯で、最終出勤日を終えた後もしばらく、退職したという実感が湧かなかった。職場の荷物が詰まったままの段ボールは、二ヶ月近くリビングに放置され、埃をかぶっていた。 あれから季節はどんどん巡っていき、退職してから初めての夏が来た。たしか一年前のちょうど今頃、「あっもう、無理だ」と悟って、辞めることを決断したのだった。 今日は、本当はこ

    • 夏の残り香

      四季の中でも、夏は特殊な季節だと感じる。 「残り香」がある。 なんのこっちゃ?と思われるかもしれないが、私も正直うまく説明できない。 誰かがその空間を去った後に、 その人の香水やシャンプー、あるいは特有の体臭?(くさいって意味じゃないよ)の匂いが残ることがある。 夏もそんな感じで、散々暑さに苦しめられてうんざりしていたのに、いつの間にか涼しい風が吹き始めると共にいなくなっている。 「あれ、いつ帰ったの?」と戸惑うと共に、夏の残した香りに気づく。 青い空と白い雲のコントラス

      • 人に「甘え」という言葉を使う人は、自分が一番甘えたいのかもしれない

        嫌いな言葉がある。 「甘え」。 甘えるという行為そのものではなく、「◯◯は甘え」というように他者を批判する文脈で使われる「甘え」だ。 ◯◯にはたくさんの言葉が入る。 うつ病は甘え。太ってることは甘え。不登校は甘え。仕事をすぐ辞めるのは甘え。シングルマザーは甘え。依存症は甘え。生活保護は甘え…etc。 …列挙していたら嫌になってきたので、やめます。 この場合の「甘え」って、なんだろう? もっと努力すればその状況から抜け出せるはずなのに、甘んじているという意味だろうか(そもそ

        • 脂肪は「武装」だったかもしれない

          太り方って、人によって様々だと思う。 甘いものやお酒がやめられない人。 そもそも食べることが大好きな人。 あるいは、病気や産後のホルモンバランスみたいに、自分ではどうしようもない理由もある。 私の場合、ストレスが一番の原因だった。 受験、卒論、就活という、人生の節目で訪れる高ストレスなイベントに際し、いつも体重が激増していた。そしてそのイベントが無事終われば、あっさりと痩せて元に戻っていく。 太る原因は主に過食で、とにかく高カロリーな食べ物を胃に入れないと、心が落ち着かなか

        鬱で退職した職場の近くに、一年振りに行ってきた

          みんなのフォトギャラリー用 花①

          今まで撮影してきたお花の写真です。

          みんなのフォトギャラリー用 花①

          今日の空

          薄ぼんやり、曇っている。 手芸用の綿みたいに敷き詰められた雲の向こう、ほんのり水色の空が覗いている。 時々カッと太陽が照りつけるけど、それも一瞬で、またすぐに曇る。気温はそんなに高くなくて、過ごしやすい。湿度も低い。 昨日、羽毛布団を仕舞った。さすがにもう、使う機会は無いかと思ったから。 だんだん夏に向かっていく、この情緒不安定な季節。嫌いじゃないよ。

          今日の空

          数年ぶりに髪を伸ばした話をさせて?

          中学生の時からおよそ十数年、ずっと長い髪で生きてきた。 一番長くて腰まで、短くても鎖骨より上にはいかない。 癖が強くて、量が多くて、とにかく広がりやすかったので、伸ばしておけば一応落ち着くだろうと考えたから。思春期の多感な時期だった。 23歳の時に初就職してから、髪を切った。といってもバッサリショートにしたとかではなく、今まで切ったことがない短さの、肩上のボブにしてみた。理由は、忙しすぎて髪を乾かす時間すら惜しいからという、なんとも色気のないものだった。 ボブは快適だった

          数年ぶりに髪を伸ばした話をさせて?

          自分の人生は、誰かを輝かせるためのオマケなんじゃないかと思う夜

          仕事の前日は、不安と不満で、よく眠れない。気持ちが高揚して、目が冴えて、気づいたら夜も更けている。 二度目のうつ病を再発し、公務員を辞めてからおよそ半年。 死を願うほど苦しかった私は、救いを求めて、あらゆる本を読んだ。 真っ当なビジネス書から、眉唾もののスピリチュアルまで、とにかくなんでも読み漁った。 その中には、宇宙について書かれていたものもあった。宇宙といっても、太陽があって木星があって…という天文学の話ではなく、人間はみんな宇宙で一つになるとか、そういう概念の本だ。

          自分の人生は、誰かを輝かせるためのオマケなんじゃないかと思う夜

          好きな声優さんについて語る〜上田麗奈さん〜

          上田麗奈さんの名前を初めて聴いたのは、鬼滅の刃の栗花落カナヲ役。 儚げでお上品な声、だけど、どこかほの暗さを感じた。 ラジオで話していた声が耳から離れずに、出演作をチェックするようになった。 その後、原神の甘雨役で心を掴まれる。 https://www.youtube.com/watch?v=_yZTVFSzJC8 甘雨というキャラクターは普段はとても穏やかで、ポヤポヤした感じの女の子(1000歳超え)なんだけど、戦闘になると一変、とても凛々しい声になる。 今にも蕩けて

          好きな声優さんについて語る〜上田麗奈さん〜

          好きな曲について語る むト「silence」

          silence。沈黙、静寂。 そのタイトルとは裏腹に、結構賑やかに鳴るピアノの音。 現実世界で閉ざした言葉を、饒舌に語る胸の内みたいな歌詞。 むトさんの透明感のある声が、気だるげに紡ぐ言葉。 一番好きなのは、二番目サビ前。 「空回りで回る僕をどうか貴方が見つけておくれ 嗚呼」の後に始まる、感情が決壊したかのようなピアノパート。 伸びやかな「嗚呼」が、霧のように消えていく。 この歌詞の主人公の状況はよく分からないけど、 自己嫌悪に陥りそうな「僕」には、 どうか見つけて欲しい

          好きな曲について語る むト「silence」

          好きな曲について語る Orangestar「Nadir」 

          一生期待しなくて良いや 「Nadir」。聞き慣れない単語。 意味を調べると、どうやら天底とか、最低の状態、というような意味らしい。 発音をGoogle翻訳で聞いてみたら、「ネイディア」みたいに聞こえる。 軽快なピアノのリズムと、低く語りかけるようなIAの声。 Orangestarの曲は夏をテーマに扱っている曲が多い気がするけど、これはどちらかというと、寒さの厳しい冬を感じる。私が初めて聴いた時期が冬だったからかもしれないけど。 吐いた息が白くなるくらいの寒い日、かじかん

          好きな曲について語る Orangestar「Nadir」 

          本を読む人

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