足りないのは、「自信」だったのかもしれない。という話
突然ですが、
あなたには自信がありますか??
自分を信じると書いて自信。
「私、こんなに自信あります!!」なんて、
話してる人は、日常生活ではあまり見かけません。
むしろ、あの人は能力があるのに、どうして
自信がないのだろう?と周囲から思われるケースもあります。
人から見て自信がある というのは、
客観的な情報。
主観的にモノを見ることが多い人にとっては、客観的に自分を観察しにくいものですよね。
そんなことができていたら、とっくに自信があるように見えます。
だからこそ、自信というのは、
あらゆる行動に付きまとうもとです。
人間関係、仕事への取り掛かり方、受験勉強。
自分に対して、「もっと、もっと!」とプレッシャーをかけることは、逆に簡単です。
そこが、人間の悲しい性とも取れますね。。
さて、私がこんな話をしたのは、
あることがきっかけで
自信について考え直したからです。
今日は求職活動でハローワークに行って、就職相談に乗ってもらっていたのです。オススメを出してもらって、受けると連絡をするだけだったのですが、担当してくれた人が人情的な方で。
その方と話していると、不思議と緊張が取れていくのです。
話がうまくて、思わず笑ってしまうと…
「おっ。ようやく笑ったね!!」
と、そう声かけてくれました。
そして、本題に入ります。
すると、相談員のおじちゃんが、こんな話をしてくれたのです。
「求職活動。そりゃ、緊張するよね。
…緊張しすぎて、なかなか決まらなくて、プレッシャーになるよね。
でもね。就活って、完璧じゃなくてもいいんだよ。
そうやって笑顔になって、和やかにいて、
企業のことをちゃんと見て分析して、思いの丈をぶつけたら…
面接官もちゃんと見てくれる。
面接官も、そこらへんのおじちゃんと変わらないんだよ。
だから、笑顔になって、自信持って答えてたら、
すごい!この人ならちゃんと働いてくれるかも!って思ってくれる。
特別な、スキルも職歴も、必要ないんだよ。」
その人は、面接官としても
過去に何千人と見てきたような人でした。
私は、この時。
無意識に面接官=怖いと思っていたのかもしれないな、と気付きました。
会社の向こうにいる人たちも、面接官も、
私たちと変わらない、人間。
緊張だってするし、不安になるし、働きたくないって思うこともある。
「アピールするところは、どんな言葉がいいかとか、
どこを分析するとか。
そういうのは技術面の話だから、
ハローワークの職員を徹底的に使えばいいんだよ。
言ってくれたら、面接の練習も本番さながらの雰囲気でするからさ!」
そこで、自信というのは、心の中から身に着けるものだと説明してくれました。
姿勢を良く、緊張するなら練習して、
もう大丈夫!!と思った時に、自信は生まれるのだと。
その人が言うと、面接も簡単なもののように思えてきます。
ただ励ますだけじゃなくて、どうして私が通ると思うのか?も併せて説明してくれます。
相談の最後の方では、やるべきことが分かって、
休み明けの月曜日に履歴書などの添削を予約していきました。
状況自体は、変わっていない。
でも、自信が出てきたように思えた。
私にも、できるかもって思えた。
こう表現すると、変な宗教にハマったのか?と笑われるかもしれない。
それでも、今日のおじちゃんにアドバイスを貰って、
応募を済ませたことで、
「今から準備だ!!」と前向きにやる気になったことは確かです。
私に必要だったのは、
自信だったのかもしれない。
…いや、もしかしたら。
世の中全体としても、自信は足りないのかもしれない。
なぜならば、世の中自体が、
「あれができなければ」「これがなければ」と、
ナイナイと焦らせてくる仕組みだから。
そんな世の中では、自信というものは
なくなっても不思議ではないのかもしれない。
そう感じたから、私は日記として、体験談として、
他の人へのエールとしてこの記事を書きました。
意外と、世の中は簡単なことで、躓いているのかもしれない。
あなたには、自信が、ありますか??
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