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次なる出版に向けて

先週の記事で、初出版の告知をしました。

自分でも読み返している中で、
「あ、ここが足りなかったな」と反省する点もいくつか。

そこはまた、追記して、修正したいと思います。

初めての出版を終えて、告知をしてみたものの、
不安は常に付きまとっていました。

本を読むことは、
自分が誰かの著書を読み、吟味する行為でもあって、
逆に出版すると、誰かから吟味される立場になるからです。

批評が怖くて書いてるんじゃないんだよおおお
と、思っている著者さんも、もしかしたらいるかもしれないな…と。

本を出すって、普通の精神じゃまともにできないことに気付いたんです。

なんでかって言うと、
普通の人は「売れるほどの知識じゃないから」と
行動しないからです。

確かに、売るレベルになっていない書籍もあるかもしれない。
でもそれって、書店で出されている本であっても、言えること。

誰かに刺さる場合もあれば、
「この本に書いてることは知ってるようなことしか書いてなかった!」と批判する人もいます。

義務教育で習った内容でさえ、そんなの習ったっけ?と忘れている人も多く、知識量は個人によって偏りが必ず生じます。

そうであれば、一般的な本であっても同じなんです。

個人出版は内容が薄い
と口コミでよく見かけますよね。

でも、そんな口コミがある個人出版の本であっても、
良書がいくつもあることを、
読み漁っていく中で実感しています。

自分ではゴミだな…と思う情報満載であっても、
刺さる人にはキュンとくる。
感動してくれる。

この当たり前の前提を、初めて出版することで獲得したように思います。

また、先ほど「普通の精神状態じゃ出版できない」と言いました。
そう、普通じゃダメなんです。

ここで言う「普通」とは、
世間的に良いとされている人生の歩みのことを指します。
模範的な良い国民というと、イメージしやすいかもしれません。

小さい頃から親の言うことを聞き、
先生の言うことを聞き、
勉強をしっかりとして遅刻も不登校にもならない。
そして、大学・高校を卒業したら新卒で入社して、
出世をして結婚して子供を育てる……

この人生観で見ると、
出版するということは、普通ではないのです。

先生や講師や偉い人が出すなら分かるけれど、
ましてや普通の人が…なんて!と思っている人は、
わりかし多数派として存在すると感じています。

そんな普通のレールを外れても、伝えたいことがあるから、
発信したいと思うから、本を書いてみる。
世界観を作ってみたいから、本を書く。物語を紡ぐ。
世の中にエールを送る。

そんな誰かの挑戦が、誰かに届いて、
スマホのように当たり前になればいいと

そう思っています。

次の出版は、テーマはハッキリとまだ決めてないのですが、
今までのnoteで書いたエッセイたちを纏めてみようかな…と思っています。

200以上超えてしまったので、過去の記事も読みやすい形にお届けできればなと。


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