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パタゴニアでサイクリングした話#3(パタゴニア日記)

「普段絶対にやらない事を旅行中にやり始めてしまう俺は一体どんな生物なんだろうか?」

今俺はパタゴニアのBarilocheという街にいる。
2泊3日の最終日なのに、俺は昼の13時ごろから観光しようとしていた。
愚かだ。

作り笑顔☺️


なぜ、午前中から行動できなかったかというと、動画編集をしていた。
4日程前から、自分がどれほど人前で話せていないのかを知るために自分が話している姿を撮影する事にしている。
撮影5日目だったので、調子に乗ってテロップやアニメーションを追加したりとYoutuber紛いの事をしてしまったせいである。
日本にいたら動画編集なんてしないくせに、俺は興味深い生き物なのかもしれない。

兎にも角にも、俺は旅行中は動画編集なんかに時間をかけない事に決めた。するにしても、バスの移動時間や朝のご飯を食べる前の時間くらい。
せっかく旅行に、ましてやアルゼンチンにまで来ているのだから、
日本と違った景色や経験を楽しまないと勿体無い。


話を戻して、何か経験に残せるものはないかとWifiのあるガソリンスタンドでネットを漁った。
Barilocheのアンデス山脈に囲まれながら『釣り』なんかはどうだろうかと近くの釣りツアー業者を探したが、土曜日ということもあってほとんどのお店が閉まっていた。せっかくGoggleMapを駆使してたどり着いたお店はFake情報でお店自体が無かったりした。

それでも何か思い出に残したかった俺はサイクリングをする事にした。
「アンデス山脈でサイクリングをしました」なんて言えたらニヤけてきたからだ。
16時にレンタル会社にいき、20時返却で自転車を受け取り湖沿いの道路を走り出した。
目的地は下見も兼ねて高速バスの停留所にした。
明日は朝6時発のバスに乗っての移動だ。

日本の山々とは違ったアンデスの自然の景色に心をウキウキにさせ、颯爽とペダルを漕ぎ出した俺だったが、ケツが以上に痛い事にすぐに気がついた。
まじで乗って6秒くらいですぐに気がついた。
自転車がアスリート向けのロードバイクであったために、ケツを乗せるサドルの形がシャープすぎる三角だったのだ。
それから、なんとか痛みに耐えながらサイクリングを続け、ホステルに帰宅した。現在、ケツ周りの筋肉をもみほぐしている最中だ。
明日の出発に影響が出ないか心配になってきた。

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