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躁鬱

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記事一覧

躁鬱日記④躁鬱の春が来る

無事卒業が決まり、何とか4月からの職場が決まったところで、母が私のアパートに来ることになりました。

母にとって、実に4年ぶりの訪問でした。これまでずっと「いや、部屋綺麗だから来なくて大丈夫だよ」と言い続けていました。
本当はその逆で、めちゃくちゃ汚いから見られたくなかったというのが事実です。

母が来る前の週から、とんでもない量のゴミを捨てました。
見られたくないもの、見たら悲しくなっちゃうもの

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躁鬱日記③レイニーブルーもう終わったはずなのに

自炊で得られた自信躁鬱の症状がだいぶ治まりました。
昼間に悲しくなることや泣いてしまうことが本当になくなりました。

薬の効果もそうですがもう1つ、自炊の力が大きいです。

私は6年前の大学1年生の春学期を最後に、自炊をするということがほとんど無くなりました。バイトに没頭しすぎたからです。

自炊をしようと思い立ち、冷蔵庫や台所を整理してみると、マジで何も残りませんでした。料理のしなさすぎです。

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躁鬱日記①躁鬱かもしれないと思った

元気がなくなった瞬間昨年12月に仕事をやめました。理由はいつか書きます。

やめてからは地元に帰ってのんびりしたり、好きなことを調べたり、映画を見たりしました。

仕事という苦痛から解き放たれるというのは、こんなに楽しいことなんだなと思いました。

一通り遊んでから、お金を稼ぐことを考えられるようになりました。
初心者ながら興味のある分野の記事を書いたり、面接にもいくつか行きました。

面接はいい

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躁鬱日記②家族が初めて、躁鬱のわたしと対面した

実家への道中の鬱心療内科で躁鬱かもしれないといわれてすぐ、そのまま新幹線の切符を買い、実家に帰りました。
母から帰っておいでと言われたのと、高校のときの先生に会う約束をしたからです。

実家に帰る道中、ずっと涙をこらえていました。
本来自立して元気な姿を見せなきゃいけない自分がこんな状態で、家族はどんな気持ちだろうと思いました。

このとき1番心にあったのは「罪悪感」でした。
新幹線で観ようとダウ

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