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「頑張る」について考えてみた


「頑張ります!」っていう決まり文句

新入社員の時に上司や先輩からの声掛け、指示に対してよく言っていたセリフがある。

「頑張ります!」と「努力します!」

今思うと、フレッシュで良いけども頑張るってのとはちょっと違うし、努力するっていうのも違くないかい?とツッコミどころが満載である…。

その当時の私は、とにかく期待に応えなければ、なんとかして会社に、この上司や先輩に気に入られなければ!と必死だったんだと思います。
だって、そうじゃないと会社っていう集団に馴染めなかったんだもん。

さらにいうならば、その頑張りは自分が努力して成果を出そうとか、仕事を覚えようとかの頑張るではなく、他者に受け入れてもらうために頑張るという意味での「頑張り」だったように思う。

頑張る方向性、どっち向いてる?

ほとんど開き直って生きている今、頑張るってことは意識しなくなったし、いらん頑張りは「害」としか思っていない(笑)

頑張ることはいいことだと思う。何かを達成したくて実行に移したり、練習したり、勉強したりすることは素晴らしいこと。だってそれらは「自己」に向けた頑張り、つまり「内への頑張り」だから。

一方で、「よそ行きの頑張り」もある。過去の私のように、誰かに認められたくて努力したり、相手の顔色を伺って、他人に満足してもらうための頑張りなどです。

外向きの頑張りははっきり言って長続きしないし、得られるものなんて「しょーもない」と私は実感しています。

いくら頑張っても、他者からの承認や賞賛なんて一瞬。でも、自分に向けた頑張りは、自分を満たし、そこで得られた技術や知識は様々な場面で生かされ、活かすことができます。

「本当に」頑張ってる時はツラくないんじゃないかな?

先に書いたように私は「内への頑張り」こそが実になる努力だと思っているのですが、その頑張りはツラいと感じないものです。

ハイな状態とまでは言いませんが、達成感を感じられたり、ゾーンに入る感覚があります。

逆に、内に向けた頑張りなはずなのに、なんか凄いしんどいんですけどーって時は、一旦休んで、ほんとにそっちの方向でいいの?って自分に確認してあげることをおすすめします。

「頑張らないこと」を頑張るのはどうでしょう

肩に力が入って、眉間に皺寄せて、首を傾げた格好で仕事をしていること、私はすごーく多いです。

そういう姿って、仕事してる風に見えるだけで、全然アイデアがまとまってないし、降りてきていない。もう、無理、八方塞がり。

そんな時、会社で仕事してる日はフラーっとコーヒーとおやつ買いに行ったり、在宅の日は花とか観葉植物の様子を見に部屋を移動したりしてみる。

そのあと、デスクに戻るといい感じにぼんやり、ふわっとした感覚になり、自然と力が抜ける。するとアイデアが降りてきたり、タイピングもスルスル進んだりする。

こんな風に、あえて頑張らないことが結果的に成果、結果に繋がったりする。頑張ってんな私って思ったら、この頑張りが必要か見直してみる、いらん頑張りなら潔く


私は頑張りません!」


って決めちゃう。
今、眉間に皺寄ってんなーって人、とりあえず散歩行こ!
(あ、女性の夜のひとり歩きはダメよ!)

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