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格闘技の理解と楽しみ方:経験者と未経験者の対比

格闘技選手が格闘技未経験者みたいに格闘技を楽しめない理由。

僕は、フルコンタクト空手、キックボクシング、ムエタイのトレーニングを経験(けいけん)した格闘技経験者だ。

僕は、20才まで格闘技をしたことがなかったので20才まで格闘技にたいする幻想(げんそう)を持っていた。

たとえば、中学生のころは、本気出せばボブ・サップ曙太郎(あけぼのたろう)勝てると思っていた。

ミルコ・クロコップ負けるまでボブ・サップK-1最強(さいきょう)だと思っていた。

K-1ファイター武蔵(むさし)のことをあまり強くないと思っていた。

格闘技トレーニングをしなくてもK-1で世界チャンピオンになれると思っていた。

ハイキックも後ろ回し蹴り(うしろまわしげり)もかかと落とし簡単(かんたん)にできると思っていた。

だけど、フルコンタクト空手を始めてすぐに自分がフルコンタクト空手道場の門下生(もんかせい)の小学生男子に組手で勝てないという現実(げんじつ)をつきつけられた。

があまり強くないと思っていたK-1ファイターの武蔵は、とんでもなく強かったということがはっきりとわかった。

ヘビー級(きゅう)プロ格闘技選手になるには、身長がとても高くないと通用(つうよう)しないことも知った。

そして、とんでもなく強いと思っていた軽量級(けいりょうきゅう)格闘技選手ヘビー級格闘技選手勝つことができないことも

格闘技選手として主観的(しゅかんてき)理解(りかい)できるようになった。

格闘技選手としての自分の限界(げんかい)が感覚(かんかく)でわかるようになった。

もっと言うと有名プロ格闘技選手2人試合をしてどちらが勝つかも大体(だいたい)わかるようになった。

他(ほか)にも史上最強(しじょうさいきょう)の素人(しろうと)として紹介(しょうかい)されるボビー・オロゴンが素人ではないということも100%理解できる。

彼は、格闘技の技を使用することができて格闘技を理解している。

つまり、手品でたとえると僕が格闘技未経験者だったときは、格闘技とは手品のタネがわからない状態(じょうたい)。

しかし、格闘技経験者になったら格闘技とは手品タネ明(あ)かしされた状態、格闘技を楽しめない。

以上のことから格闘技経験者は、格闘技を理解できるかわりに格闘技未経験者のように格闘技を楽しめない。

けれど、格闘技未経験者は、格闘技を楽しめるが格闘技を理解できないということだ。

最後に。

僕の記事が格闘技経験者と格闘技未経験者の格闘技の楽しみ方の違いについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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