陰を嫌わない
(メインブログ「神様達と共に」で2017年9月17日にアップした「陰を嫌わない」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)
先日お散歩していた時の写真です。
ふと川を見ると・・・カモちん2匹がやけに楽しそうに泳いでいるなぁ~と感じたので・・・。
思わず撮影しました~(*´Д`*)
アップで撮った写真です。
特に手前のカモちんは、とっても純粋に「なに?どうしたの?」という感じで、こっちを見てくれているのが伝わってきました~(/*TДT)/
いやぁ・・・こういう純粋な動物の心って癒されますね・・・(*´ω`*)
久しぶりに、ホッと一息の写真でございました。
さて、ホッと一息と言いますと・・・先日のことですが、面白い体験がありました。
僕は昔から、パーっと明るくて、言いたいことを素直にハッキリ言えて、人生を楽しんでいるような・・・。
そういう人への憧れがありまして、そんな人っていいなぁ~って思う時がありまして・・・。
で、そう思うほど、知らず知らずそうではない自分を、ふと残念に思ってたりもします。
先日も、つい無意識でそんなことを考えていましたら・・・、次の瞬間に真っ黒なアメーバのような、ちょっと気持ち悪い映像が浮かんできました∑(゚Д゚;)
あれ?なんだこりゃ?と思って、ちょっと考えてみたところ・・・ハッと気づくところがありました。
陽に憧れる気持ちの背後には、知らず知らず陰を嫌っている自分がいて・・・。
それによって知らず知らずオープンではない自分・・・陰の自分に対する嫌悪感が蓄積していたのではなかろうか・・・∑(゚Д゚;)
つまり・・・真っ黒なアメーバは、その嫌悪感を表しているのだなぁと感じました。
思えば・・・子供の頃は虫とか嫌いじゃなかったのに、大人になってから虫を嫌いになったこととかも、この辺と関係しているのかもしれない・・・と思いました。
自己嫌悪のマイナス感情が、知らず知らず外界の虫などに投影されて、より幅広い嫌悪感になっていった・・・ということですね。
ここまで考えて、「あ~、これは気付けてよかったなぁ。ちゃんと向き合ってみよう」と思いました。
で、できるだけあたたかい心でイメージの中のアメーバさんと、心の中で向き合ってみたのです(*-ω-*)
すると・・・。
なんと・・・その黒いアメーバさんが、心の中の映像で人の形になり・・・。
あの芸人で小説家の又吉さんのお姿になりました∑(゚Д゚:)
(色はまだ少し黒いままです(^^;))
おそらく、陰の性質に特化したキャラクターということで、僕の潜在意識が対話しやすいように、心の中で擬人化してくれたのでしょう。
そして、心の中の又吉さんはこんな風に語り始めました。
(以下、又吉さんとその時の僕の心の対話です)
又吉さん「そうやで。
俺らを嫌ってると、心の中で俺らが暴れだすねん。
陰っていうのは、悪い部分ばっかりやないで。
陰から人の心を支えたり、無口でも安心感を与えたり、急ぎすぎている人をなだめたり・・・。
一番大切なのは、あらゆる陽の土台となっているってことやねん。
人の世界もそうやけど、あらゆる命の世界では、おとなしい陰の性質があるから、活動的な陽の性質が成り立っとんねん。
それやのに否定しとったら、心の中の陰の性質が阻害されて・・・ちゃんと陽の性質を支えられなくなるやろ。
それで人の世界でも、いろいろ問題が出てきてんねん。
風邪のウィルスの増殖とかな。
そういうのも、人の偏った考え方が影響してる部分もあんねんで。」
僕「うわぁ~・・・そっかぁ・・・∑(゚Д゚;)
実は陰って・・・かなり大事なんだね。
うーん・・・じゃあどうすればいい?
もうさぁ・・・虫とかもそうだけど、菌とかも嫌いなものは嫌いになっちゃってるんだよね。」
又吉さん「せやな。
まず住処を作ってほしいねん。」
僕「住処?
どういうこと?」
又吉さん「ええから。
心の中でイメージしてみて。
わりとハッキリな。
水槽みたいなガラスのケースの中に、緑と水がある環境をイメージして。」
言われるままに・・・水槽をイメージしてみて・・・。
すると、そこには5cmぐらいにごった水が入っていて・・・所々に藻があって、端っこには岩が水面から顔を出している映像が見えてきました。
又吉さん「水が多いねん。
もっと水少なくていいから。
あと、地面に緑を増やして。」
そう言われて・・・イメージの中でスーッと水を少なくして、代わりに土と藻と草を増やしました。
水辺が2割で、緑と地面が8割ぐらいかな。
(注:後でわかったことですが、ここでの水は「思考」や「考え事」の状態を象徴していて、緑と地面が「落ち着き」や「安定感」の状態を象徴しているようでした。)
又吉さん「ああ・・・ええで。
これや・・・。
落ち着くわ~。」
そう言って又吉さんはリラックスし始めました。
すると・・・イメージの中の水槽が無くなって、急に草木が豊かに生い茂っている森の中にいる映像になりました。
いつの間にか又吉さんの姿は消えて、森の地面と同化して話している感じになりました∑(゚Д゚)
地面と同化した又吉さん「ええか。
その土の中に、菌とか虫とかも含めて、よい働きをする陰の生命体が存在しててな。
そんで、陰からいろんな命を支えてんねん。
動物の糞とかも分解して、栄養にしてんねんで。
お前が人間として成長することが、一本の大木になることやとしたら・・・やっぱり土は欠かせないし、ということは俺らの活動は欠かせへんねん。
今の時代、みんな心が活き活きしてへんねん。
心の土と菌を大事にせえへんから、心の栄養が少なくなっていくねん。
それは、自分の陰の面を嫌ってるってことなんや。
おとなしいからってバカにされたり・・・見下されたりしても、そんな自分を自分で嫌ったらあかんで。
そういう部分を大切にしていたらな、いずれ自分が活きてくんねん。
そんで・・・自分の中で暗い部分や、悲しい部分とか、脇に押しやらんでええねん。
それも大事にしてたらええねん。
時々ちゃんと落ち込んで、それも大事やって思い出してほしいねん。」
僕「なるほどぉ・・・。
でも・・・それって、どういう感じ?
あえて落ち込むとか?」
地面と同化した又吉さん「ちゃうねん。
自然でええねん。
誰でもそうやけど、自分の中には必ず陰の部分があんねん。
それは最初はドロドロしてたり、攻撃的だったりするかもしれへん。
でもな・・・今回イメージしたみたいに、それは自然なものだと思って、大事にしてやんねん。
自分が土になったとか、そういうイメージでもええ。
土は黙って受け止めてくれるやろ。
つまりは、自分の中にそういうスペースを作んねん。
基本的にはお腹とかな・・・丹田って言うやろ。
その辺に自分の土壌があると思ってな、イメージしてもええで。
要はそういう土台があると思って、どっしりすんねん。
自分の中にいろいろあってもええ。
それを黙って受け止める時間と、心の余裕が大事やねん。
それがお前の土壌となって・・・物事を育んでくれんねんで。
そしたら自然とどっしりしてきて、安定感も出てくるからな。」
僕「なるほどぉ・・・。
そういえば・・・最近忙しいのもあって、そういう在り方を忘れてたよ。
つい忙しいと、どっしり受け止める時間の大切さを忘れて、知らず知らず心が流されているのに気付くね・・・(;^ω^A
ありがとう、やってみる。」
地面と同化した又吉さん「陰も陽も同じぐらい価値があんねん。
でも・・・どっちも嫌われたり、脇にどけ続けられたりすると、だんだん凶暴になってくんねん。
ポジティブ思考とかな、あまりこだわるのも落とし穴やねん。
でも・・・ポジティブ思考を嫌うのも落とし穴やろ。
だからな・・・世間の価値観に流されんことやし、戦わんことやで。
ただ自分の中で、自分なりの陰と陽のバランスを取っていったらええねん。」
僕「うん、そうだね・・・。
今の世界ではネットの普及、スマホの普及もあって、情報がすごく多いし、つい見栄えのよい陽の方に人の心が引っ張られやすいのかもしれないね。
だからといって、今度は陽を嫌う姿勢を持っても、結局同じように嫌悪感を抱くことに繋がってしまうから・・・。
やっぱり自分らしいバランス・・・自分の心が一番落ち着く在り方が大事なのだね。」
こんな感じで、心の中の又吉さんとの対話は終了しました(。-ω-。)
いやぁ・・・人間の世界に住んでいると、つい忘れてしまうことですが・・・。
小さな菌や醜い虫たちにも存在理由があって・・・ちゃんとした役割があるのですよね(*´Д`)=з
もし、彼らがこの世界から完全にいなくなったとしたら・・・。
大地が豊かにならず・・・あらゆる植物は死滅してしまうでしょう・・・(TωT)
僕らの世界では、多くの場合・・・陽気に明るく、元気に、スピーディに・・・社会に貢献することが求められますが・・・。
その逆の要素・・・たとえ陰気に感じられても、落ち着いて、じっくりと、かみ砕いて・・・社会と向き合うこともやっぱり大切だということですよね。
よく、「陰陽」というと、「否定と肯定」だと捉えられがちですが・・・。
つまりは、「陰の良さも陽の良さも、この世界の中でどちらも大切」ということなのですよね(* ´ー`)乂(^O^*)
しかし・・・こういう内容は昔から何度も書いてきましたので・・・(笑)
ホント頭ではわかっていても、まだまだ潜在意識からはいろいろ出てくるものですね(;^ω^A
理解にあぐらをかくことなく、日々一歩ずつ自分の心を深め・・・より幸せを深く感じられる様に・・・大切に磨いていきたいものです(-人-)
今回はあくまでも個人的な体験談ですが・・・、少しでも参考になる部分がありましたら幸いでございます(^^)
(ちなみに、又吉さんのイメージワークの部分を試して頂く場合は、今回お届けしたイメージや言葉に捕らわれず、あなた様なりの感覚と閃きでイメージと言葉を柔軟に掴んでいくほどに効果が大きいはずです。
ですから又吉さんではなくとも、あなた様なりに陰に特化していると思える人物と対話してみてもOKだと思います。)
ご覧下さりまして、ありがとうございました。
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