自然を守るとは「人と自然との関係」を守ること
自然を守るとは「人と自然との関係」を守ること(元動画7分25秒~)
私はずっと自然保護の世界に生きてきました。
自然保護は「原生の自然を守ること、ただ自然の生き物たちを守ること」ではありません。
自然を守るということは「人と自然との関係を守る」ということです。
これまで人はしっかりと自然と向き合い自然の恵みの中で折り合いをつけて、そして里山という美しい景観を生み出してきました。その自然を私は守りたいんです。
里山という環境。日本の絶滅危惧種の約5割、里山というところに集中しています。それだけ危機的状況にあるということです。
地球が暖かくなること、そういう時に大量絶滅が起きたことがない。その地球の歴史に反して、いま大量絶滅が起きている。その原因ははっきりしています。人の開発行為、そして温暖化の速度が速いことです。これをしっかりと私たちは未来を見据えて対策をしていかなければいけない。
他党の話になりますが、外務大臣をやっていた九州の方、地球温暖化のおかげで北海道の米がうまくなったと、そういうふざけたことを言っています。北海道の米がおいしくなったのは温暖化のせいでも何でもない。地域の人たちがおいしい米を作りたい、おいしい米を作るんだ。そういうことで必死に努力され品種改良され、そのことで北海道のお米がおいしくなった。ただそれだけのことです。地球温暖化、自分にとって不都合な真実を認めない。そういう政治家には退場していただきたい。
そして未来の子どもたち、将来の子どもたちに美しい日本をしっかりと手渡せる、そういう政治家と交代していただきたい。この国の未来に責任を持つ。それはこの国の、美しい日本の自然、景観、社会、文化、歴史。これをしっかりと守る人たちのことです。
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今回の文字起こしは以上になります!
文字起こし元動画はこちらです
7分25秒付近からの文字起こしになります。
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