私の婚活日記 ①【デートはできるが続かない!】
私は今、婚活をしている。と言っても、合コンとか婚活パーティーに行ったことはなく、マッチングアプリに登録して、気ままにポチポチやり取りしているだけ。
私の登録しているアプリは、いいなと思った相手に“いいね”を送って、それを受け取った相手が同じように“いいね”を返せば、マッチング成立。そこからメッセージのやり取りができる…というやつ。まぁどのマッチングアプリも似たようなもんか?他のはあんまり知らんけど。
私の場合は、1日1いいねがくればいい方かなというぐらいの閑散ぶり。なんとなく、暇なときにアプリを開いて、足跡(自分のプロフィールを閲覧してくれた人が表示される)をチェックする…みたいな感じ。ありがたいことに、いいねを送ってくれる人もたまーにいて、そういう時はその人のプロフィールを覗きに行ったりもする。
まぁ、いいねを返すことはほっとんど無いんですが。ここ数ヶ月は、人とのつながりというものを心が全く欲していなくて、すまぬ…と思いながら左スワイプしてた。
結婚はおろか、そもそも新しい出会いとかいらねーーー!って感じだったけど、すっごい久しぶりに、デートの約束を取り付けることができたので、これを機に記録をつけてみようかなと思って筆をとっている。もとい、フリック入力している。
ふむ。とりあえず、これまでのマッチング遍歴でも書いとくか。
これまでマッチングアプリで出会ったのは3人。マッチングアプリって、最初は抵抗あったけどやってると慣れるんですよね。いや、見境なくいろんな人に会いまくってるとかではなく、こういう出会い方もありだよな〜!に考え方というか意識がシフトしていく感じ。ま、親に言えって言われたら無理だけど。あと多分、どこで出会ったの?って聞かれても、いやぁ、友だちの紹介でぇ〜とか言ってお茶を濁すと思う。
細けぇこたぁいいんだよ!未来の私が幸せならさぁ!あと、アプリだろうが何だろうが、こっちのスタンス次第でいい相手なんかいくらでも見つけられるからね。おめでたいですか?否定はしません。
これまで会った3人は、結果的に言えばうまく行かなかった。
ひとりめは、10歳年上の人。アプリ経由で初めて会う人だったから、多分私自身、緊張してたんやと思う。間違った想像を膨らませすぎてたのと、あとジェネレーションギャップ?というか空気感というかに違和感があって、あーなんか違うって思って、2回めのデートはなかった。
ふたりめは、たしか、3つ上ぐらいの人。東京から仕事の関係でこっちに来たって言ってたな。メッセージのやり取りもいい感じに弾んでたし、感じが良かった。実際会ってみて、ギャップもそんなになかったし、なんなら写真と雰囲気違うけど実物のほうがいいですね?ぐらいの印象だった。神社を散歩して、近くの喫茶店でお茶して…っていう健全的かつ王道なデートだったと思う。落ち着いてるし賢いんやろうなって思ったし、会話が途切れることもなく、本当に普通に楽しいデートだった。
だったんだけど、別れ際、また会おうねって言われて、心の底から同意できない自分がいた。
その後も何度かLINEのやりとりをしていたけれど、1ヶ月も経たないうちに連絡は途切れてしまった。というか、私が返さなくなった。連絡頻度が合わなかったのが一番の原因かなあと思っている。相手は、マメに連絡を取り合いたいタイプで、私は必要最低限でいーじゃんってタイプだから。特にテキスト媒体は、返信しなきゃーってプレッシャーに駆られるのと、終わりが見えないのがだめなんよなぁ。
わかるよ。まだ知り合い段階なんやから、メッセージのやりとりで仲良くなっていくんやろがい、むしろそれ以外にどうやって距離縮めるねんという声が、立体音響ばりに響いてる。めっちゃわかる。
しかしあのときの私にはそれが耐えられなかった。
というわけで気を取り直して3人め。この頃になると、複数人と同時にやりとりするの難しいわって思い始めていた。
この人も3つ年上の人。ぶっちゃけ、この人とはうまくいくと思っていた。結婚という形に落ち着くかは別として、少なくとも付き合うぐらいの段階には踏み込めると思っていた。「ときめく」だの、「きゅん」だの、ここ5年ほど疎遠になっていた感情にまた巡り会えると、漠然とそんな気がしていたのである。
1回めのデートでは、相性は正直よくわからんかった。めっちゃいいとも嫌だとも思わない感じ。誘われりゃもっかい遊ぼうかなって、ものすごくフラットな気持ちだった。
2回めのデートは普通に観光して、夜ごはん(お酒あり)を一緒に食べましょうってプラン。歩きながらいろいろ話したし、わりと私は素を出せていたし、心地は良かった。愛想笑いじゃなくて、本当に楽しくて笑っていた。
ごはんもねぇ。店の予約は私がして、初めて行くところだったけど店の雰囲気もいいところでお酒もすすんだ。ちょっとしたボディータッチ(話の流れで手を握るみたいな)もあったし、相手が敬語外してくれたり、相手の仕事の話とか聞かせてくれたり、下ネタとかそっち系の話題も全然ないし、これをいい雰囲気と呼ばずしてなんと表現しようか、みたいなね。
傍から見ていても、平穏カップルが酒のんどるわいって感じに映ってたと思う。
お会計終わって店出たときに、あまりにも自然に、するりと手をね、握ってくれたりとか。しかも指絡めるやつ。
正直、今でも思い出して嬉しくなる。
だからこそ、なぜ終わってしまったのかナチュラルに謎。怒りとか悲しみとかじゃなくて、疑問。
3回めのデートは、私の提案でイルミネーションデートの予定だった。もうこれ鉄板でしょう。別に狙ったわけじゃないけれど、そういう乙女系デートに憧れがあったし、3回めでイルミデートっつったら告白しかないでしょこれはぁ!って思っていた節はある。たぶん口元は緩んでいた。
向こうも乗り気だったと思うし、日程もすぐに決まった。でも、あれよ。コロナ。
だらだら会話続けるのもなあと思っていたのもあって、2、3日に1回ぐらいのゆるっとした頻度で1ヶ月ちょっとぐらいやりとりしてたのかな。そのまま、3回めのデートの日が近づいてきた。
第2波のタイミングだったか。デートの行き先がものすごい自粛ムードになってて、私も世間体みたいなのを気にした結果、延期しましょうって連絡をした。向こうもそうだよねって快諾してくれて、一旦デートの話は白紙になった。
そこから少しして、クリスマス前ぐらい。クリスマスだね〜早くコロナ落ち着いてほしいです会いたいです、みたいなLINEを送ったんだけども、いつまでたっても既読はつかず。
あるぇ〜?さては仕事忙しいんかね、年末やし〜?みたいな感じでぽやんと構えてた。外の気温に反して、頭の中は常に春やったらしい。
そのまま年越して、これ終わったのでは?とさすがに思い始める。相変わらず既読はついていなかった。
アプリの方でもメッセージを送ってみた。
何か不具合や事情があって連絡できてないとかですか?もしまた会っていただけるなら、連絡お待ちしていますーーー。
何の返信もなかった。
不思議なことに、何がダメだったんだろう…という気分の落ち込みも、は?いきなり連絡切るとかサイテー!という怒りの感情も湧いてこなかった。後者に関しては、自分も同じことをしている手前、その感情を出すことは自分勝手でしょと思っていたのもあるかもしれんが。とにかく、あくまでフラットだった。初めて彼に会ったときと同じように。
ただ、何の感情も生まれないということに、戸惑いを覚えている自分はいるわけで。とりあえず、コロナで死んだんやろって思うことにした。死んだのは、彼自身か、私への情熱か。今となってはどっちでもいいや。幸せを感じてくれてさえいれば。
こうして、私の儚くて純粋な恋は終わったのでした。
で、ですよ。今度4人目の方に会ってくるわけですが。
なんか、今度のデートのことをメインにしようと思っていたのに、書いてたら結構長くなったので、一旦ここで終わろうと思う。
初デートは2週間後。それまでに1本、婚活日記を書けたらいいな〜ぐらいのモチベーションで書こうと思う。
次回、私の婚活日記②【急募!SE男性とのデートでの話題(仮)】に続くーーー☆
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