洞木にこる(Uroki Nikoru)

▶言葉で人の心を動かしたい。 ▷デスクワーク中心のアラサー社会人。 ▷もちゃもちゃ考…

洞木にこる(Uroki Nikoru)

▶言葉で人の心を動かしたい。 ▷デスクワーク中心のアラサー社会人。 ▷もちゃもちゃ考え事(妄想含む)をするのが好き。話すのは少し苦手。 ▷気分が落ちると自己啓発系の動画見がち。 ▷「好き」と「良い」のハードルめっちゃ低い。 ▷人畜無害だと思ってます。

最近の記事

今を精一杯生きる自分に満足しながら、ごはんを食べて、眠りにつく。

 あれは、まだガラケーを使っていた頃であるから、私が大学の2回生ぐらいの頃の話である。  当時、私の周りで最も勢いのあったSNSと言えば、mixi(ミクシィ)であった。ユーザーは自分のアカウントと個人ページを持ち、「今起きた。」といった他愛もないつぶやきから、「就活備忘録」のような少し量のある文章を投稿することもできる。お手軽な個人ブログのようなものである。Twitterほど全世界と繋がってはいないが、「○○好きな人集まれ」などといったコミュニティが無数にあり、そこへ参加す

    • 私の婚活日記③【ばか!1回めのデートは様子見だと何度言ったらわかるんだ!】

      【前回までのあらすじ】  どうも、洞木にこるです。システムエンジニアの男性とマッチングが成立し、初めてデートをすることになりました。でも、何を話せばいいんだろう?人と会うのが久しぶりすぎて忘れちゃった☆システムエンジニアというお仕事について少し調べたりもしたけれど、実際会ってみないとわからないことも多いよね!とりあえず、お互いにとって心地いい時間になるように頑張ってみますかな!(考えること苦手マン) ▶▶よかったらこちらもどうぞ!  私の婚活日記②【教えてくれ!この場面におけ

      • 私の婚活日記②【教えてくれ!この場面における最適コマンドを…!】

        【前回までのあらすじ】  どうも、洞木にこるです。マッチングアプリを利用して細々と婚活しています。これまで3人の方と実際にお会いしましたが、全て途中で終わってしまいました。  仕事が忙しかったりコロナのこともあって、アプリはしばらくROMっていましたが、半年ぶりぐらいに、とある男性とお会いすることになりましたので、その記録をまとめておきたいと思っています。 ▶▶よかったらこちらもどうぞ!  私の婚活日記①【デートはできるが続かない!】  お相手は3つ年上の男性で、システムエ

        • 脱毛ルポ①【わたし、脱毛はじめます!】5/28追記

           Youtube見てると出てくる、めちゃくちゃ早口の広告あるじゃないですか。  冴えない女の子が○○をして超絶イケメン彼氏をゲットできた!!みたいなやつ。  個人的にはあの手の広告嫌いじゃなくて、気づいたら10分ぐらい見てたわってことが結構ある。そして世の中のおなごはこういう努力をしているのか〜〜〜ほぉ〜〜って謎に感心して、まるで自分がやってる気になって満足感を得る…みたいな。  最近の三大よく出てくる広告が、シャンプーのやつと洗顔料のと、あと全身脱毛なんだわ。  確

        今を精一杯生きる自分に満足しながら、ごはんを食べて、眠りにつく。

          私の婚活日記 ①【デートはできるが続かない!】

           私は今、婚活をしている。と言っても、合コンとか婚活パーティーに行ったことはなく、マッチングアプリに登録して、気ままにポチポチやり取りしているだけ。  私の登録しているアプリは、いいなと思った相手に“いいね”を送って、それを受け取った相手が同じように“いいね”を返せば、マッチング成立。そこからメッセージのやり取りができる…というやつ。まぁどのマッチングアプリも似たようなもんか?他のはあんまり知らんけど。  私の場合は、1日1いいねがくればいい方かなというぐらいの閑散ぶり。

          私の婚活日記 ①【デートはできるが続かない!】

          卒業式

              ピピピピピ…遠くから、鳥の鳴き声のような音がする。薄暗い部屋の中で、私はゆっくりと目を覚まし、そして理解した。鳥ではなくて、いつもと同じ、ケータイのアラームだ。ゴソゴソと、右腕だけを布団の外へ出すと、音のする方へ手を伸ばした。液晶画面に表示されている時間は、午前5時。その画面のまぶしさに、思わず顔をしかめると、枕へ顔を突っ伏した。そのまま大きく息を吸う。シャンプーの、甘い香りが体全体に行き渡る。たしか、桃とあんずの香り、だったっけ…。  違う違う、今日は起きなくっち

          文系が算数の問題を見るとこうなる

           算数の問題を解いていると、しばしば不可解な状況に遭遇することがある。池の周りを飽きもせず周回し何度もすれ違う2人、値段を見ずに半端な数の果物を買う少年、そして定期的に移動する点P――まったくもって意味不明である。  彼(それ)らは一体何がしたいのか、なにゆえそんなことをするのか、この問題を解いて何になるというのか。算数嫌いなこどもが必ず一度は口にする問い。  正論である。と同時に愚問である。  意味を求めてそれこそ何になるというのか。  何を隠そう、私も理系科目(特

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