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見えるようで見えない、なんとなく察している終わりが怖くて仕方ない。

幼い頃、確か幼稚園児だった頃のことですが、突然死が怖くなる時がありました。
昔からお手紙を書くのが好きで、母も一枚一枚大事に保管してくれていてありがたい。
が、今思えば本当に失礼だなと思うことなのですが、母が死んでしまうのではないかと何故か突然心配になって母の身を案じている手紙を書いたことがあったんです。
今や笑い話の一つとして語られていることではありますが、やはり他人の死というものに対する恐怖が尋常じゃない。

家族が死ぬ夢をみることもよくあります。
どうしても心配になって、目が覚めてから大丈夫?と聞いてしまいます。

昔から母はよく私の夢の話をちゃんと聞いてくれるので、未だに面白い夢、悲しい夢、不思議な夢、最初に母に話します。

母ももう慣れたもので、こんな感じに返ってきます。

Netflixオリジナルアニメ、「東京沈没2020」を見ました。
夜に見るものではなかった・・・。
人が死ぬ表現、苦手です。
残酷に、冷静に、自然に人間が負けていく、そこに愛があったり優しさがあって、見ていて本当に辛かった、拷問かと思った、見たけれど。
サスペンスは好きです、殺人事件とか、よく見ます。スプラッターとかホラーも見ます。
でもこれは違う。
精神的に辛くなるところをとことん突かれて後半なんてもう死体蹴りよ!やめて!私のライフはもうゼロよ!ってなってました。
最終的に前向きなフィナーレが多いですが、いや・・・救われん・・・

唐突に死に対する恐怖や未来に対する不安みたいなものをグッチャグチャにかき乱されて、ザワついた朝を過ごしています。
結構本気で苦手で、ダイレクトに体調が悪くなるんです、見終わって30分くらい、気を紛らわそうとレビュー読み漁ったりしましたが、いや、だからハッピーじゃないって!
希望を持ち続けることは大事、とか、前向きに生きていく!じゃない、分かってる、それ以上の最適解はないでしょう、それ以外に明るく終わる道はないかもしれないけど、それまでのダメージが強すぎるんですわ・・・

と、自分の人生が刻一刻と過ぎていく、そして周りの大事な人々を失う日も近づいているという現実に居ても立っても居られなくなる。

あるドラマで「人はいつか死ぬことが分かっているから、いつも少しだけ悲しいの」というセリフにすごく救われたなぁ、と思うと同時にいつか死ぬのがわかっていて逃れられなくて、恐れながら生きているの辛いなぁ、と思う。

こういうときは、大体±0にしようと思ってミスタービーンの動画を見漁ります。
実際コメディ映画見たりするよりも、特段爆笑ものでもなく夕食時にフランクに見るバラエティ番組とか見るのが一番いいんですよね。

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