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再会パターンと学びの相手

Gレッスンにて、生徒さんにアカシックレコードを読む練習をしてもらったときのことなので、私が読み解いた情報ではないのですが。

当時ちょうど世間を騒がせていた女性同士の関係のこと。

二人は過去生において、女性同士の双子として生まれていた人生があって、
それが今生の縁に繋がったとも言える縁のようでした。

けれども、片方は健康に生まれることが出来たものの、片方はそうではなく、どうも障害を持って生まれていたようで、結果的に健康なほうの妹が、障害を持った姉の面倒を見るという、そういうありがちな美談パターンといえばそうだった模様。

本来ならば、自分のために手足になってくれる姉妹に対して、
申し訳ないという思いやひたすら感謝をするところでしょうが、

この姉は違っていました。身体だけじゃなくて、心もちょっとひねくれてしまっていて。昼ドラ展開とか大映ドラマっぽい感じ?

そのせいで、随分と迷惑をかけて、
我儘づくしで妹の人生を翻弄してしまった・・・様子。

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今生で二人は再び出会い、意気投合して親しくなったわけですが、そうなった背景には、今度は血が繋がっていない垢の他人として、貸し借りのないところで、対等な関係を築いていくべきでもあり、どちらかというと迷惑をかけ通しだったかつての姉のほうが、姉妹としての愛情だけで自分の世話をせっせとしてくれた当時の妹であったその人に対して、借りを返していくという、そういう意図もあったようでした。

そして、二人の関係性以上に、かつて姉であった人物の性格的な問題というのか・・・過去生で障害を持って生まれたことを受け入れず、心を閉ざして、出来ることもしようともせず、周囲の人に対して感謝せず八つ当たりばかりで、妹の人生を台無しにすることになった根本的原因ともいうべき、心の歪み、考えや行動の誤りを今生において矯正すべきというレッスンとチャンスがありました。そちらのほうが優先課題と言えば、そうでしたね。

だからこそ、かつての自分のような存在を身内に持って、あれやこれや困らせられることで、かつて自分が他者に味合わせてしまった想いや苦労を知って、そこから色々と学ばないといけなかったのです。

その学びの相手・・・かつての自分の役回りを演じてくれるのは、当時自分が迷惑をかけた妹だった人ではなく、別の関係性にあった人であり、過去に妹だった人は良き親友として自分を支えてくれる人となっていたんですね。

けれど、「彼女に見捨てられた(昔ほどには自分に寄り添ってはくれない)」といじけて、その感情をこじらせてしまったことが、カルマのレッスンを見誤らせてしまい、大騒動が起きる結果になってしまったのではないかと。

まあ、当時姉妹であったときの彼女は、自分の現状や将来に絶望したり、普通の姉妹と違ってまったく同じ顔かたちの双子だということで、どうしても自分と違って健康である妹と自分を比べてしまい、心が荒んでしまったのも仕方ないとも言える。
なんで妹ではなく、自分のほうだったんだ??と羨んでしまい、自由に外出できる妹がうらやましく憎らしくもあり、それでいて愛しくて、いつかは置いて行かれてしまうという不安もあったろうし、なんだかんだ寂しかったんだと思います。
甘えと片づける事も出来るけど、気持ちがささくれてしまうのも解らないではないですよね。

当時しがみついてしまい、彼女の幸せを壊したものの、それでもこうして今生で再会して仲良くなれたのは、双方に愛情があったからだと思うし、死後そのことを後悔して、申し訳ないという気持ちもあったからだと思いたいのですが。

どうなんでしょうね。とりあえず、和解は出来ているようですが。

まあ、でも・・・たぶん、あの二人はまた出会うことになるだろう。その時こそ、素直に気持ちをさらけ出しあって、本物の友情を築いて、よりよい関係性を築けると良いなあと遠巻きに願ったりします。
※リアルに存在する方たちのことなので色々とぼかします。

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で、別の話。
それこそ考古学レベルで誰もが知っている歴史的有名夫婦が、時を超えて再会して今度は政略結婚ではなくふつーに恋愛して再び結婚したものの、幸せカップルになれているかというと残念ながらそうではなくて。

よりによって、なんでそうなった・・?

というようなケースもあります。

でも、確かに当時は相手のほうが先に死んでしまい、未亡人となってしまった彼女が、義務というか立場上、跡継ぎたる子供を作らねば、となり、意に添わない相手と再婚させられて子作りを強制された・・・
しかも、それは亡き夫の子として産まなければいけないとか、ありえない話だけど昔の事だから。それが始まりだとすると、こういう騒動に至ってしまったのは仕方ないのかな、とも。騒動の内容からするに、この過去だけ見ても、つくづく因果だなって思いますし。

でも、もしかしたら現代に至るまでの間、何度か再会してその当時の関係性から生じ、こじらせて作ってしまったカルマなのかも知れないのですが、残念ながらその途中のことは観ること叶わず、あくまで想像で語るしかありません。

でも、これもそれぞれが学びの相手として出会っている結果なのですよね。

他人のカルマのパターンを見て、
私もいろいろと学ばせて頂いている途中です。

他人のことはあーだこーだ言えるけれども、
自分や身内のことは・・・さっぱりですけどね。

生徒さんたちの過去生を見て行っても、「またこの人出てきたの?」みたいに、よく同じ登場人物が出てきます。毎回同じ人とばかり出会ってて、よく飽きないなあ・・・とも。

まるで、お芝居みたい。
場所や時代は違うというのに役者さんはいつも同じで、
配役がちょっとたけ違っている、と言うように。

そうですね。同じ劇団でたまーに他所から飛び入りゲストさん来る、てな具合。ある時には、親だったり、子供だったり、兄弟姉妹だったり、友人だったり、親戚だったり、夫婦だったり、恋人だったり、客だったり、はてまた親の友人や近所の知人、職場の同僚だったり、など。

不幸な出会いとしては、敵というか、被害者と加害者的な関係だったりするのですけれども。

新しい人間関係作ろうよ~とも思いますが。

感情的な負債というか、貸し借りがあったり、学びの相手として最適な関係性を持っていたりで、まあ・・・会っちゃう確率は高いんですよね。その逆で会えなくなっちゃうこともありますけど。

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前にもどこかで書きましたが、うちの両親のカルマのレッスンは、母親は盗賊だった父親に親兄弟殺されて、自分もさらわれて飯炊き女にされ、病気になったから役に立たないと見殺しにされた被害者でして。
(今生では親同士の決めた結婚)

今生で夫婦の縁を持つことになったのは、父が母を妻とすることで大事にし、生活の面倒を見ることで、幸せにしないといけなかったからなんですけど(それが償い)、長男教に育ってしまって、重度のシスコン、ママンスキーで毒どころか糞だったので、見事カルマの返済ならず失敗してます。さて、来世この糞父はどうなってしまうのであろうか。いやさ私は知りませんが。

そして過去生において家族だったからと言って、必ずしも愛情に満ちた関係性を築けていて、愛のある関係性、暖かい絆を持てるとは限らないのです。
それは現代においても変わりません。

親子だから上手くいかなかった…だから他人になってやり直しの関係を結ぼうとする人たちもいます。
他人だから相手を憎んでしまった…だから今度は親子になって、愛情や思いやりを注ごうとする、そういう人たちもいます。

兄弟姉妹として生まれて、愛情を育み、別の人生で赤の他人として生まれて、恋人となり、夫婦となって、新しい絆を結び、うまくいっている人たちもいます。

かつて夫婦で、すれ違って上手くいかず、今度は友人となり、互いを理解しあえずとも、同性として、他人としての良い距離感をもって、その関係性でようやく上手くいき始めた人たちもいます。

いろーんな学びの相手がいるもんです。

あれやこれや、今度は? この関係性なら? こういうポジションなら、上手くいく?とばかりに、相手への理解を、許容を、愛の表現方法を試すとばかりに、手を変え、品を変え、ではないですけれど、生まれ変わるたびに、立場や関係性を変えて出会い、関わりあって、互いをサポートしたり、学びの相手になったり…

ホント、色々なんですよ。

様々なカタチの再会、貸し借りの返済の方法があるもんだと感心します。

でも、やっぱり上手くいかない関係性も多いし、またやってもーた!とか。結局同じことを繰り返してしまったり、もしくはさらにややこしくしてしまったり、宿題を持ち越して、段々と複雑になっていったり、こじらせて、どうにもならない方向性に行っちゃったりとかもありますね・・・遠い瞳

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