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続・あったらいいと思うサービス+トイレと衛生のハナシ

先日の続き、と言うか~前回の記事で書こうと思っていたのに書き忘れたことですかねっっ

実家の近所で石油を取り扱う店が全滅してしまったこともあり、それまで使用していた石油ストーブを廃棄して、電気ストーブに買い替えることにしたとのこと。だが、しかし…量販店は車が無いと行ける場所で無いので厳しく、ネット環境も無く(それ以前にPCもスマホも使えない)、そして何よりもたくさんある商品から最適なものを選ぶ…という行為そのものが、80代とかになると苦痛だったりする。はい、色々とモノを比較検討してたくさん見るとか、とにかく買い物自体がもうしんどい年代なわけですわね。

で、昔からお世話になっていた町の電気屋さん(メーカーさんの特約店)もとっくに廃業していたりする。さて、困った。知り合いにそのことを話すと、ちょっと離れたところにある、小規模の(量販店よりなショップ)電気製品を扱うお店の経営者さんを紹介してくれたとのこと。
ようするに、その昔はどこかしこにあった商店街の電気屋さんではないけれど、ありがたいことに懐かしの御用聞き?みたいに実家に立ち寄ってくれて、室内のサイズとか用途とかを丁寧に聞いてくれた上で「これがいいんじゃないか?」と、商品を配達してくれたそうです。もち。石油ストーブも無料で引き取ってくれて。
で、以降、毎度電気製品が壊れるたびにそこにお願いしているのだとか。

そうなんですよね。高齢者はこういうサービスを求めているの。
必要と言いますかね。ニーズです、ニーズ。

エアコンだけでは冬は乗り切れないっす

私はまだ量販店行って現物をセレクトしたり、ネットで調べたりしてオーダーしたりも出来ますけど、高齢者にとっては買い物も負担です。スーパーで食料品や生活用品買うのとは違って、性能や仕様がどうのこうのとか、考えたり悩むのも負担になるわけです。
そのあたりをヒアリングして、住居環境や予算など、要望に合わせた商品を提案したり、チョイスして、配達・設置してくれるサービス、それって需要があるんではないかと思ったりするんですけどね。

特に家電とか大きいものは種類も豊富で、大きな買い物ということもあるけれど、色々な意味でお年寄りには買い換えはしんどいってのがありますでよ。配達してもらうだけでなく、設置してくれた後の使い方説明とかもしてくれると、喜ばれるだろうね。うん。若くて体力ある時なら、自分たちで出来たことだけど、あちこち悪くしたり年を取ってしまうと、電球ひとつ変えるのも重労働になっちまいますから。

車が無いと日常の所要とか買い物とかに行けないからって、免許返納出来ない高齢者が田舎なんかには多いわけですけど… 通院とか役所関係とかはともかくとして、食料品や生活用品とかとか、昔ながらの三河屋さんの御用聞きみたいに、必要なもの(特に重いもの)を聞き取りしてダイレクトに配達してくれるshopがあれば、winwinになるんじゃないかなあ。
なんて思ったりする。

通販でもない、移動販売でも無い、定期的な宅配システムやスーパーの配達サービスとも異なるサービス。都会はともかく、ちょい田舎なところとかでは重宝するような気がするんですがね。

ネット難民はネット通販とか使えないから、代わりにオーダーして、取り寄せしてあげたりするサービスもあったりするといいよね。そういうのは地域密着型で信頼関係無いとムズイ点もあるだろうけど。

うん。そうすると、それって「見回り」「声掛け」にもなるよね。お年寄りの孤立化と孤独死を防ぐことにもなる。
その昔にはあったお商売のやり方だけど、今の時代にはかえって必要な気がするよ。地域や人と人の繋がりが希薄になった現代だからこそ、求められているような、あった方がいいサービスや商売のスタイルでもあるのではないかと… 
けど、まぁ…こういうのは土地柄と言うか、住民の家族形態とか構成要素と言いますか、そういうのをリサーチした上で無いと何とも言えませんが。お商売で無い助け合いをしているところもあるけど、もともとの人付き合いや先祖代々からの縁とかの無い土地ならば、需要としては成り立つような気もするけど…まあ、素人の思いつきにしか過ぎませんがね。

買い物を楽しめるうちは花

そして、昨日、どこもかしこも無機質で勝手の解りにくい表示ばかりの、
不親切でつまらない似たような建物や施設ばかりだ、こんなもん作っていいもん作ったとナルシズムに浸ってんなよ、商業施設の建築デザイナー!…みたいなことを書いたわけですが。

ナニコレ、バカじゃねぇ?…頭おかしくね?…って言うような建物は、マンションなんかにもありますよね。トイレやお風呂がスケスケの物件とか。
ラブホテルですかい?それとも刑務所のVIPルームですかい?ってな、創りのマンションにはホント、ビックリマークしか出てきません。

シングル暮らしで誰も人が訪ねてきません…てのを想定しているのでしょうがね。それとも友人や家族のいない、ニートの引き篭もりか人間嫌いな人が設計したのか…玄関開けたら、そこにトイレがあって、室内との区切り無し物件とか、ベランダにお風呂があって、外からも室内からも開放的なオープンさを狙ったのか?と言うような物件とか…

住居としての生活同線も悪いけど、衛生的にもよろしくないなんてものじゃない。だって、そうですね。使用しているトイレの空気中にどれほどの大腸菌ブドウ糖菌とか、そのような細菌が浮遊しているのか、お忘れで?ってな話。水洗トイレだから、流せばすべては無くなる…わけではないのです。ペーパーでお尻を拭いた時、何枚か重ねたから大丈夫ってわけではないです。菌を完全にシャットアウトするのに、何枚重ねたらいいか、知らない人の方が多いでしょうね。相当に分厚くしないと無理ですよ。くるくるっと2巻きしたくらいでは、手に付く大腸菌は防ぎきれません

んでもって、体外に放出された大便の菌は流す前に空中に飛散します。今お騒がせの感染症のウイルスだって、大体トイレで感染してます。そのこともあって、蓋をしてから流して下さいって、再三注意喚起されているわけです。男性に対して、小便であっても座ってして下さいねって、それは尿が飛び散って掃除が大変になるというのももちろんあるけれど、そればかりではないってことです。同時に菌もまき散らしているんですから。

だからね、本当はトイレって、台所とか食品を扱うところから離れているほうがいいわけです。よくシングル向けのワンルームマンションって、キッチンから入る形になっていて、下手したら、ドア開けたらコンロとか流しとか冷蔵庫とか…そういう配置になってますよね。
すると、トイレのドアを開け閉めする度にトイレの空気が外に漏れるんですね。空気中の大腸菌とかも一緒に。キッチンにちょうど食材とかあったなら?…です。
だから、ああ言う間取りは衛生的には好ましくない。手を洗えば解決するって、そういう問題では無いんです。空気中にどれほど多くの細菌が浮遊しているのか…トイレの中でどれほどの大腸菌が舞っているのか…それを知ったら、恐ろしいですよ。

なので、昔の間取りはトイレが一番遠いところにあって、太陽の光の当たらないところ(菌が繁殖せず臭いが室内に届かないよう)にあったのは合理的なわけです。まあ、ぼっとん式だったと言うのが一番の理由ですけどね<臭いから

トイレが不衛生な家はトイレの神様に嫌われてしまう

んでもって、トイレにまつわる話。その昔、某外資系の製薬メーカーに勤務していた時に社員さんから聞いた話です。その方が私が居たメーカーに入社する前、別の外資系メーカーにいたのですが…
その会社で何故か女性社員に梅毒が流行ってしまったことがあるそうです。そのような疾患に掛かる心当たりのない人(腐女子)も掛かってしまったりなんかして、その人数の多さに「これはおかしい」という話に。

そして社内調査の結果、自分が感染してしまったある女子社員が、掛かってしまったことが悔しくて… 会社の女子トイレの便器に膿をこすりつけて回っていたのだとか…

ひぃ~~! なんてこったい、オリーブ!

なんで自分だけがこんなに辛い思いをしなくてはいけないんだ! 他の人にもこの辛さ、苦しみを分け与えてやるぅ~!…と言う発想に陥ってしまったのだそうです。なんだかな。

てなわけで、その話を聞いて以降、私は公衆トイレや駅や施設内のトイレを利用する際は、必ず便器を備え付けの消毒液や無い場合にしても、拭き取る…という事をして利用するようになりました。※今は消毒スプレーや除菌シート持ち歩いてマッス

あな恐ろしや

病気になってしまったのは気の毒だけど、そういう発想に陥ってしまう人がいると言うのも恐ろしいっすね。その人、薬剤師の資格持ちだったのに(もちろん解雇になったそう。ただ表沙汰にしてしまうのは会社の性質上とてもマズイのでそこはアレです。うちうちの内緒話ですね)。はい、ここだけの話。

てなわけで、皆さまもお気をつけ下さいまし。

世の中には色々な物件があって楽しいです。間取りフェチとしては嬉しい。

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