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Sir Cliff Richard - Summer Holiday / サマー・ホリディ - 1963

ビートルズ登場以前、1950~60年代のイギリスの音楽史において、ポップミュージック界をリードしていたのが、このクリフ・リチャードと彼のバックバンドだったシャドウズ。

ミュージシャンとしてだけでは無く、俳優としても活躍しました。その意味ではイギリスのエルビスって感じ?
いやさ違うか…

もともと、クリフ自体がエルビスに触発されて、音楽始めてたりするし。

とは言うものの、アメリカではイギリスほど人気は出ず、
名は知られてるものの、世界的スターというのではないから、日本では知名度イマイチかも知れん。

ブリティッシュ・インベイションとも違うし、その前の時代の人だし…
でも、エルトン・ジョンの次に世界で二番目に売れてる、
男性ソロミュージシャンだったりする。

シャドウズに関しては、
これまたイギリスのベンチャーズって感じですが…
それはそれ、彼らについてはまた別の機会に。

「Move It」1958 

こちらがデビューシングルです。
いきなりチャート2位という好調な出だし。

ここから彼の栄光の音楽人生が始まることに…

さて、
クリフ・リチャードの本名はハリー・ロジャー・ウエッブ。インド生まれのイギリス人。16歳の時にエルビスの「ハートブレイクホテル」を聴いて💛をノックアウト!

Elvis Presley 「Heartbreak Hotel」1956

それをきっかけに自分のバンドを結成します。

翌年17才の時にカフェバーにて出演すると、
すぐに話題の人になったりなんかして。

「Living Doll」1959


「The Young Ones」1961


「Congratulations」1968

ロンドンで開催された、ユーロビジョンソングコンテストのイギリスのエントリー曲。コンテストでは二位に甘んじましたが、ヨーロッパ中で大ヒットしました。

して、この曲に基づいて書かれた曲が…

George Harrison
「It's Johnny's Birthday / ジョニーの誕生日」1970

アルバム「ALL THINGS MUST PASS」の収録曲ですが、
これはさすがに訴えられるよっっジョージっっ

まあ、ロイヤルティを支払うことで、
ケリはついていますけどっっ

そして音楽だけでなく、映画もたくさん出てて、テレビドラマもだし、ミュージカルにも出ていたりなんかするし、今も第一線で活躍しているのだから、息の長い人です。

サーと敬称がついているので解るように、
長年の功績を称えられて、表彰もされているのでした。

そして、
実は私も彼のことはあんまし知らない人なのですがっっ
彼の曲でよく耳にした曲と言うのはやっぱ

前述の「Congratulations」とこの曲なんだわん。

「Summer Holiday / サマー・ホリディ」1963

彼主演の映画の主題歌でもありましたね。
いやさ映画は見てないっっ

でも、「チャーラチャラララッ、サマーホリディ♪」
と言う軽いフレーズ。夏になると、どこかしらで聞こえてくる曲として印象深く覚えていたり。

あ゛ーそうそう、この歌ーって感じでね。
何しろ自分の年齢とあんまし変わらない歌だっっ汗

そんな風に自分と一緒に年を取ってきた歌で、今も時おり、時代の香りをくゆらせながら、それを聴くことが出来るのがなんとも言えない妙だと思ったりするオバサンなのでした。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/07/31 掲載記事より転載


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