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S・Cさん【2013年度レポート】

【スクールが始まってからの内面の変化について】 
スクールに通い始めた当時の私は、自分と言う存在を否定しきっていて常に空虚感にさいなまされていました。

「自分」が生きていることに何の価値があるのか、何の意味があるのかわからないと、それでもまだ何十年も生きていくであろうと言う事に対して、不安と絶望と恐怖がありました。

そして、自分の中に何かドス黒く重い醜い何かが渦巻いているような感じがいつもあり、それを持っている自分への嫌悪感・罪悪感、そしてその醜いものを周囲に気付かれるのではないかとの恐怖感から、周囲の人には、本当はもっと近づきたいと思っているにも関わらず、どこかいつも壁を作った接し方しかできずにいました。

とにかく周りに人がいると言うだけで、何か自分の存在を責められているような言われのない恐怖感がいつもあり、常に外界に対して脅えて生活していたように思います。スクールでの最初の約2年で、『自分がいかにネガティブエレメンタルに埋もれていると言う事に気付いていなかったか』と言う事実を知りました。
この頃は過去生で自分が虐待や拷問を受けた時代に創ったエレメンタルと対峙している時期でした。それが、私の外界に対しての恐怖や脅えの原因だったのだと気づき、「自分」の空虚だった部分に少しずつ芯が感じられるようになってきた時期でした。

3年目頃から、自分が虐待や非道な事をしていた側だった頃に創っていたエレメンタルの存在をじょじょに知るようになってきました。
それまではどちらかと言うと自身の中に抑圧している事の方が多かったのですが、逆に外に対して、怒りや憤りが抑えられなくなった時期でもありました。そして、去年のN店勤務時代は、その自分が抱えていたモノを、職場を通して突きつけられていたのだと、今になると改めてわかりました。

この4年間を大きく振り返ってみると、自分が持っていた“ドス黒く重い醜い何か”…つまりは自分が創りあげた大量のネガティブエレメンタルでありエゴイズムを、この年月の中で外側からだんだんと剥がしていく作業をしていたのだなと言う事を実感しました。

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この1年…と言うか、2012年になってからは、私自身の仕事スタイルが変わったこともあり、またネガティブエレメンタルに飲み込まれている状態に陥っていました。

ネガティブエレメンタルに飲み込まれている自分、を自覚する事はできても、それを打開する事まではできない状態で、そんな状態でスクールに参加する度に、私以外の皆さんの成長が著しいのを感じ、こんな状態の私がスクールに参加する事は、皆さんに迷惑をかけているだけなのではないか、私がいる事で皆さんの成長の妨げになっているのではないかと焦りや罪悪感があり、行くべきではないのでは?と悩んでいた時期でもありました。

仕事もプライベートもスクールも、とにかく「しんどい」の一言に尽きる時期でした。実際、皆さんに迷惑もかけたには違いないのですが、でも今思うと、そう悩む事さえも自分のエゴイズムだったのかもしれないと感じます。

去年1年の事に集中してしまうと、本当にまたネガティブエレメンタルに飲み込まれているダメなやつ、で終わってしまうのは事実ですが、スクールが始まってからを俯瞰で見てみると、全くの振り出しに戻ったわけではなく、
それでも以前とは違う壁にぶつかっていると言う事は、少しは前に進めているという事では?と思えました。

とは言え、自分のエゴイズムの果てしなさには我ながらうんざりします。
まだまだ油断していると、やはりまたネガティブエレメンタルに飲み込まれている自分がいます。これに対峙しているときの「しんどさ」は本当に逃げたくて堪らないです。

ただ、これも当初を振り返って改めて感じた事でしたが、では、またスクールが始まる前の頃の、自分が存在している意義がわからなかった常に周囲に脅えていた頃に帰りたい?と聞かれたら…それはNOです。

「しんどい」と感じていると言う事は、まだ捨てるものがあって身軽になれると言う事でもあるのだと思えるようになりましたし、以前はエレメンタルに飲み込まれている事さえも気付いていなかった自分が、そのしんどい自分を「あー今飲み込まれてるんだな…」と少し離れて感じている自分がいるようになったのは、成長したと思って良いのではないかと感じています。
もう少し、その飲み込まれている自分と、それを見ている自分の距離がじょじょに開き、最終的には飲み込まれないようになりたいと思います。

今までは自分の事しか見えていませんでした。自分が他の人に対してした事も省みず、自分がされた事だけにしか集中していませんでした。被害者だった人生の頃も、加害者だった人生の頃も、結局はいつも「人からは愛されたい」と願う事ばかりで、自分で自分を愛していないし、また、人の事も愛そうとはしていませんでした。これからの課題は、自分の中のエゴイズムを見つめていく事ももちろんですが、とても単純な言葉になってしまいますが、
「周りを見る」と言う事だと思っています。

今まで何百回としてきた人生で溜め込んできたエレメンタルを容易には無くす事はできないとは思います。ですができるだけここで減らして、ポジティブなものを増やして、次の人生でももっと前に進んで生きていくためのステップにしていきたいと思います。

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【グループレッスンについて】
基礎コースの時は生徒が2人きりだったので、ほぼ個人レッスンに近い状態でしたし、また、その後、エソテリックスクールになった頃も人数は増えたもののほとんどが見知ったメンバーでしたが、去年から場所や人数も大幅に変わり、私も思っていた以上に戸惑いました。

そして、私の中の今までの甘えや逃げを痛感すると同時に、いかに今まで自分が自分の事しか見ていなかったのだろうと言う事に気付きました。

ですが、やはりこれだけの人数がいると、それぞれの状態の変化や観察が多様な組み合わせでできるものだと感じました。また、それぞれの抱えている問題を話し合ったりする事で、他者への指摘自体が自分の中にもある問題への指摘でもある事が多々ありました。とても似ている問題が、各個人で形を変えて表れている状態である事も実感できるようにもなりました。

映し鏡とは正にこの事なのかと。

それと同時に、それぞれ皆さんの成長も本当に著しいと思います。皆さんとても表情が柔らかくて優しい雰囲気になってきました。そしてやはり、周囲への観察力と言うか、さりげない優しさや気づかいが感じられる事が増えました。
最近しみじみ皆さん笑顔が素敵だなぁと思います。長く一緒にやっているので特に…かもしれませんが、YCさんの成長は本当に素晴らしいと感じます。
今までは隠れてしまっていた(?)彼女の本当の優しさや慈愛の気持ちが前面に出てきているように感じます。また、Fさんもこの1年でグッと大人らしくなったように感じています。

アルマさんがグループでやる事にこそ意味があるとよく仰っていたのですが、この体系になって、初めてその意味を実感したように思います。いつもどちらかと言うと何かしらの問題を露呈している事が多いのがとても恥ずかしく罪悪感があったのですが、それでもそれを受け入れてくれる場と、皆さんの存在が本当にありがたく、この場で一緒に勉強できる機会があった事に本当に感謝しています。

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S・Cさん【2015年度レポート】

【2014年から2015年までの振り返り】
スクールで私の個人的なテーマはスクールで私の個人的なテーマは
「ネガティブエレメンタルに振り回されい」なのですが、この2年はチャクラヒーリングが新たに加わったことで、自分が大量に抱えていたネガティブエレメンタルの解放がより早くなったような気がしました。

それぞれのチャクラの意味にまつわるエレメンタル、発達する年齢の時に作られたエレメンタル、それらのつながりが把握できたことで自分の問題の流れとその原因を、ざっくりとながら体系的に理解することができたような気がします。

また、スクールで皆さんが、各個ヒーリングをするのを見れたことで、それぞれが何を使ってどう言う風に対処するのか、個々の様々なヒーリングのアプローチ法や手法などを見ることができたことは、自分のヒーリングの際にも参考になり大変勉強になりました。

それにより、以前までの、その時その時に出て来たものに対応していた時期より、問題点が、より点と点から線になる感覚があり、加速度的かつ芋づる式に解放が進んだような気がしました。

ただ、解放は進んでいると感じてはいるものの、妙に「何も感じない」と言うもどかしいような変な感覚もあった時期でした。もともとリーディングやビジュアライゼーションはあまり得意ではないとは思っていましたが、前にもましてヒーリングやリーディングをしていても、何も浮かんでこなかったり、更に、以前は、何かしら過去生やエゴイズムと対峙すると、その後しばらくは感情的に安定しなかったりしたのですが、最近はむしろ他人事のように流れてしまう感じでした。

対峙しているモノ自体は決して軽くなったわけではないと思うのですが、
あまりにあっさり完結してしまうので、「これは本当に自分の問題だったのだろうか? むしろきちんと解放できていないのでは?」と心配になるくらいでした。

そして、さらに2015年の春過ぎくらいの頃からは、普段の生活でさえ「何も感じない」状態に陥っていました。何に対しても心が浮き立つことがなく、
虚しく感じ、感情が動かないのです。ポカンッと何か大きく虚無感と言うか、スカスカで穴の空いた風船のような、そんな状態で、感情が全く動かない。(やや抑うつ状態にはなっていましたが)それまではむしろ感情過多だったので、落ちるときは落ちる代わりに、上がるときは上がったのですが、一切動かない感じのこの状態は私にとって異常事態でした。

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ですが、これが、むしろテーマでもあった「ネガティブエレメンタルに振り回されていない」状態であると気づいた時には衝撃が走りました。    今までのスクールの中で大量のネガティブエレメンタルを捨ててきたことで

・読み込むモノがない(少ない)
→過去生・エゴイズムと対峙しても前ほど引きずられない
→あっさり終了
・今まで繰り返し読んでいたネガティブエレメンタルが無い
→読み込むモノが無いから感情わかない。

毎回同じことを言っているようで申し訳ないのですが、本当に自分がどれだけネガティブエレメンタルに埋もれて、そしてそれに支配されて今まで生きてきたのかと、言葉としては同じなのですが、年々その意味合いが変わって、痛感しています。

2013年までは、自分が住んでいた所は尋常ではないゴミ屋敷だったらしい事を認識し、(それまではゴミ屋敷に住んでいるとも思っていなかった)この2年では、ゴミ屋敷を掃除していったら、あまりにも広大だった上に、もともとの部屋にそもそもあると思っていた一般設備や生活必需品がほぼほぼ無かったことに気づいて衝撃を受けた、という感じでしょうか。。。

それはそれで、あれだけ途方もないと思っていたネガティブエレメンタルの処理が進んできたことでもあるので、喜ばしいことではあるのですが、その同等分を今度はポジティブなもので補なっていく作業があったのか!という
捨てたら終わりじゃなかった、と言う事を改めて認識した時は、これもまた先が思いやられてショックではありました。

ですが、2015年のスクールの最後に、本来の、自分が最初に人間としておりてきた時の姿をスクールのメンバーがリーディングしてくれた事により、知ることができました。それを聞いた時に、初めて「愛」が自分の中から湧き出るものと言う感覚の実感を得た気がします。

頭では愛は人から得るものではなく、自分の中にこそあるもの、とは理解できていたものの、それまで、私の中に愛があるとどこか信じられてはおらず、欠落していると思っていました。ですが、自分の中に溢れる愛があったことを、思い出させてもらえたような感じになりました。

以前まで、どうしてもイメージするのに四苦八苦していた淡いピンク色が、
何も意識せずともふわ~っと胸の中に広がったのが自分でも驚きでした。
もちろんまだ溢れ出てくるところまでは至りませんが、この感覚を忘れずに、この感覚を自身が持っている事をもっと信じ、自分だけでなく、周りまでも愛で満たせるほどに愛を溢れさせられるように、生きていきたいと思いました。

振り返ると、確かに、体感として、以前のような「幸せなこと」に対しての拒絶反応が薄れてはいると思います。以前はハッピーエンドの本や映画など、どうしても観たいと思えませんでした。観たとしても心が受け付けられていませんでした。そんなうまい話があるわけないと、頭から拒否だったのですが、今は割と普通に観て、普通に感動できるようになりました。そういう意味では、今、スポンジ状態なのかもしれません。

また、今考えると、必然だったのか、仕事や人間関係などにおいてここ2年で今の私の人生において本当に必要なものとそうでないものが浮き彫りになり、不必要なものの断捨離が進んできていたようにも思います。

10年近くこの形でやってきた事を変えるのは迷いも恐れもありましたが、その形さえも、今までのエレメンタルやエゴイズムによって作られた殻のようなものだったのかなと思います。それらのエレメンタルなどが処理されつつあるのであれば、また新たな形が必要となるのかなと。脱皮に似た感じなのでしょうか。2016年は、本当の意味で自分の心が満たされることを、自分にしてあげることもあるのかなと思っています。

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ここ2年で、一緒に学ぶ皆さんも仕事や生活のスタイルが変わった方が多かったように思います。各個人が自己の内面について集中していた時期から、だんだんと向き合う部分が、仕事や家庭、家族など、外に広がってきたように感じました。それらと向かい合う皆さんを間近で見ていくことで、やはり学び気づくことは多くあり、それを励みとして自分の在り方や、仕事・家族との在り方を考え直し、行動させてもらう勇気をいただきました。

これは真理の学び、とは少し違うところかもしれませんが、やはりグループで皆の問題を見つめシェアしあうことで得られた素晴らしさだと感じています。

最後に、このレポートをここまで書いて、2013年に書いたものを再度見直しました。この2年、正直を言うと私個人大きく変化したと言う自覚があまりありませんでした。ですが、改めて、以前のレポートで書いていた状況からは脱している事に気付けました。

2年前までは本当につらかった。その前はもっともっとつらかった。でも、今はつらさに沈み込むことは無くなってきた。それだけでも大きな進歩だったのだな、と改めて思いました。そして、ここまで来れるようになるには、本当にアルマさん始め、スクールの皆さんとの学びや支えや励ましがあったからこそであると実感しました。本当に感謝と言う言葉では足りないくらいに感謝しております。本当にありがとうございます。

私も仕事も辞めることになり、その後の事は全くの白紙の状態なので、これからどうなるのかはわからない所もあります。

私自身、まだまだ至らないことや甘いことも多々あり、これからもご迷惑をかけながらになるかとおもいますが、ですが、また皆さんと切磋琢磨しながら学びを進めていきたいと思います。

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