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Kaoma - Chorando se foi (Lambada) / ランバダ - 1989

カオマは、セネガル人・フランス人・ブラジル人など多国籍人種のメンバーで構成され、1989年に結成されたフランスのポップスバンド。

一時ブームになった、「ランバダ」の曲を歌ったバンドとして、日本では一発屋な扱いですねっっ

ちなみにランバダ(鞭で打つと言う意味)は、本来、南米発祥の音楽と、それに伴うセクシーダンスの総称のこと。

男女の密着が激しいので、
官能的と言うか~ とてもエロティックだったり。

故に、ランバダを踊ることを禁止したディスコも、
あったりします<日本

さてさて…日本では「ランバダ」というタイトルで知られているこの曲。原曲はボリビアを代表するフォルクローレ・グループのロス・カルカス (Los Kjarkas)のオリジナル曲になります。

面倒なのでwiki先生をまんまペースト。

「Llorando se fue(ジョランド・セ・フエ:泣きながら去った、日本語題:『泣きながら』)」を無断で盗用した曲であった。
原曲は愛する人との悲しみの別れを歌った、哀愁のあるしっとりとしたものであったのに対し、カオマは曲調をアップテンポにして密着度の多いダンスをつけた。

当時ボリビアは著作権保護の法整備が進んでいなかった事もあり、カオマが法的に裁かれることはなかったが、原曲を知る人たちの中には、カオマの行為に憤りを感じ、全く異なるイメージの曲として全世界に広まってしまったことを悲しむ者も少なくなかった。

その反面、ランバダのヒットにより、日本などでは原曲の“Llorando se fue”の知名度が上がり、今では「コンドルは飛んでいく」と並びフォルクローレの定番となっている。

ウィキペディア


…と、言うことです。つまり盗作ねっっ

こちらオリジナル 
Los Kjarkas「Llorando Se Fue / 泣きながら」1981

うん、どっから聞いても、フォルクローレだ。
使われている楽器はケーナだと思うけど、違うかな?

スペイン語の曲で「泣きながら、あなたは去った」という意味の失恋ソング。振られた人の独白的な歌詞とのこと。

で、それをパクった…

「Lambada / ランバダ」1989

こちらはポルトガル語で歌われています。
結果的にロス・カルカスが提訴して、カオマ側が著作権使用料を支払うことで決着はついています。

石井明美さん カバー 1990

チャチャチャの次はランバダという事で、ダンス音楽部門の方って感じでしたよね。両方ともあっという間に廃れてしまったけれど<ダンスとして


加藤登紀子さんもカバーしていたりする。


Don Omar 「Taboo」 カバー

プエルトリコ出身の俳優さんで、ミュージシャンとのこと。何語? プエルトリコ語??? タイトルは「Taboo」となってます。「タブー」というと、どうしてもアッチの曲を思い出してしまうけどっっ

Perez Prado 「Tabu」1957

ちょっとだけよー♪ のBGMでおなじみ。


そして1990年には…

「ランバダ/青春に燃えて」というタイトルで、映画化もされてるんですが~ 予告編の動画が見つからないです。
本編はあるんだけどねっっ

ちなみにジェニファー・ロペスも出てたんですよ。
無名の頃だったけどっっ そして、彼女自身も後にカバーしています。挿入歌ではなく。

Jennifer Lopez 「Chorando Se Foi」2012


…で、肝心のカオマですが、
1998年に活動を休止したものの、2006年に活動を再開しています。でも、あんまし聞こえてこないなあ…

とりあえず今も活動はしているみたいですけども。

「Melodie d'Amour」1989


「Danca Tago Mago」1991

いちおうofficialあるし、検索するとちょっとは出てくるので、ワールドミュージックや南米系の音楽に詳しい人からすると、それなりに知名度のあるバンドなのかも知れません。

よく解りませんがっっ

そして、懐かしいなって感じの、灼熱のリズムなのでありました。暑い夏にぴったりの熱い曲よね。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/08/03 掲載記事より転載


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