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チューリップ - 心の旅 - 1973

そして、福岡出身のチューリップに飛んでみた! ファンと言うわけではなかったけれど、オフコースなどと一緒にラジオやテレビで耳にする機会がそれなりにあったバンドです。

「銀の指輪」1977

チューリップの前身は、ザ・フォーシンガーズというバンドで、1968年から一年間ほどで解散し、その後メンバーチェンジをしてチューリップが結成され、アマチュアとしての活動期間の後に状況してデビュー。そんな流れっぽいです。

「魔法の黄色い靴」1972

こちらがデビュー曲。

んでもって…

「心の旅」1973

三枚目のシングルのこの曲がめちゃヒットしました。私もこの曲でチューリップを知りましたし、チューリップと言えば、どうしてもコレになっちゃうよなあ。

で、ボーカルが財津さんではなくて姫野さん。なので、財津さんの声での他の歌を聞いた時に違和感あったりww

ちなみにメジャーデビューしたはいいものの、売れないことから売れ筋の曲を作ろうということで、はしだのりひことクライマックスの「花嫁」をイメージし、財津さんが上京するときの恋人との別れを歌詞にしたとのこと。

はしだのりひことクライマックス「花嫁」1971

「木綿のハンカチーフ」の男性版って感じかなぁ…
はい、良くも悪くも地方と都会が分離していた、70年代って感じのいかにもな歌ですよね。

いやさ好きな歌ですけども。

吉田栄作さんとか、これまた色んな人がカバーしている昭和の名フォークソングです。

吉田栄作「心の旅」1990

「青春の影」1974

「サボテンの花」1975

この歌も懐かしい。後にドラマ「ひとつ屋根の下」で主題歌に使われて、リバイバルヒットしました。これは初版の音源。

ドラマ「ひとつ屋根の下」1993

「風のメロディ」1976

姫野さんとのツインボーカルな曲。んでもって、私がチューリップで一番好きな曲ってホントは…

「虹とスニーカーの頃」1979

これですねー 
歌詞がね、男と女の間には深くて長い河があるってな…そんな感じですよね。男性脳と女性脳の違いというのかなー
こういうのって、昔も今も変わらない認識の違い。よくある恋愛のすれ違い。それをサビ部分が、短い言葉の中で物語ってて、通り過ぎた季節、懐かしいほろ苦い思い出をたどる、なんとも言えない郷愁のある曲です。

「ぼくがつくった愛のうた」1974

そしてチューリップは、オリジナルメンバーが次々に脱退して、気が付けば財津さんだけになっちゃってて、でもまあ何度か再結成したりもしているけど…いちおう今も続いているバンドってことになるのかなあ。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/01/31 掲載記事より転載


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