Rick Astley - Never Gonna Give You Up / キブ・ユー・アップ - 1987
リックロール現象(釣り動画と言われる悪戯)と言う、言葉の引っ掛けを生み出すきっかけになった、リック・アストリーはイギリスのシンガーソングライター。
華奢な体型から繰り出す、パワフルでソウルフルな歌声が特徴で、その歌声からリッチ&ビューティーと評されていましたっけ。
1980年代後半、一気にスターダムにのし上ったので、彗星のように登場したイメージありますね。そう言えば、当時はバブル景気でディスコブーム真っ最中だったなぁ…
はい、バブル懐かし世代でヤンスww
「 Never Gonna Give You Up / キブ・ユー・アップ」1987
音楽プロデューサーのピート・ウォーターマンに見出されて、この曲でデビューしました。んでもって、いきなりの大ヒット!
カバーもたくさんされましたねー
911 カバー 1999
Chocolat カバー 2003
BE THE VOICE カバー 2007
The Rickrollerz カバー 2008
Barry Manilow カバー 2008
Karen Souza カバー 2011
小野正利さん カバー 2017
Lexter カバー 2018
Kevin Johnson カバー
てな具合に、発売当初から今でも、日本や世界のシンガーがカバーしていたりします。実際、ノリ良いし、ゴキゲンな曲ですしね。軽く聞き流すのもいいし、楽しい場にはふさわしいポップ。
三ツ矢サイダーのCMにも出ていました。
「Together Forever」1988
続いて出した、こちらの曲も大ヒットしました。この曲もライトに聞くことの出来るゴキゲンな曲。
デビューシングルとデビューアルバムからシングルカットされた、4枚目のシングルが連続して世界中での大ヒットしたお陰で、一躍スターダムにのしあがったわけですが…
1990年に入ってからは人気が低迷しちゃいましたかね。そんなこんなで子育てのために一時休業。
「Sleeping」2001
「Keep It Turned On」2001
久しぶりに出した、こちらの曲と同名タイトルのアルバムが、ヒットして、みごと復活と相成りましたと。
で、2012年にはA. Kay-B.J. がカバーした…「トゥゲザー・フォーエヴァー」が…
『FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号!! 徹夜でがんばっちゃってもいいかな?』のテーマ曲に使用されたりして。またまた日本でも人気が復活して来日し「スマスマ」にも出てました。
Rick Astley at FujiTV
2017年にはサマソニ東京にも、出演したりなんかして。
「 Whenever You Need Somebody」1987
「She wants to dance with me」1988
「Take Me to Your Heart」1988
「 Hold Me In Your Arms」1988
「Angels On My Side」2016
なんていうか、今も健在で活躍していて、うれしいなって思います。
「Unwanted」2021
そして、当時の曲を聴くと、その頃の思い出というか、当時の出来事や自分が抱えていた悩みや想いが鮮やかに蘇って、何とも言えない郷愁を誘われるし、懐かしいなって思います。あのバブルの頃の空気感て言うのかなあ…あの時代特有の雰囲気とか一気に引き戻されたりなんかして。
音楽ってそういう力がありますよね。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/10/27 掲載記事より転載
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