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Spiritual Case Study~輪廻転生からの学び

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Reincarnation~輪廻転生を繰り返す魂の変遷と履歴。名も無き人々の人生模様、生と死と癒しの物語を綴った、スピリチュアルセラピーの現場におけるセッションの記録。 星の数ほ… もっと読む
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#カルマ

Case Study-No,1「長い別れ」

執筆・初出は15年位前になります。以前のblogに「スピリチュアル・カルテ」あるいは「スピリチュアル・ケース・ファイル」として掲載していた何本かの文章。色々考えましたが、このようなものを書いて公開することとした経緯と趣旨を考えた時、やはりお蔵入りさせることなく、こちらにまとめておこうと思いました。blogよりもこちらNoteで見る方がPCにしてねスマホにしても読みやすいという話も頂きましたので。その辺りの事は別途書き起こします。 【スピリチュアル・カルテ~No,1】 これ

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Case Study-No,2「結婚への執着と呪縛」

【スピリチュアル・カルテNo,2】~F・Mさんの場合 人は何のために、再び人生を生きるのか・・・ まして、何故それを後悔しながら、似たような道を選んでしまうのか・・・ やり直しだといいながら、同じことを繰り返してしまうのだろう? さて。 彼女は30代後半、いわゆる結婚したがっている、女性の一人。 付き合っている彼とは9年間のお付き合い。 けれど、年下の彼の収入はとても少ないもの。 身体に障害のある人たちに生きがいを見出すお手伝いをしている人で、 なおかつもっともっと勉強を

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Case Study-No,4「紅蓮の記憶」

【スピリチュアル・カルテNo,4】- Y・Wさん 一人ひとりの人生にドラマがある。 けれど、 たった一人の人間の人生にも、たくさんの壮大なドラマがあったりする。 今回のは、そのことを実感させられたケースのうちの一つ。 その人は占い師時代のお客さん。 ヒーリングの仕事を始めてまとなく、 私がヒーリングを始めたことを知り、再び訪れてくれたのだった。 「いつも気分がすっきりしなくて、何か後ろ向きで・・・」 相談の内容自体はいたってシンプルなもの。 椅子に座ってもらって、

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Case Study-No,5「心臓に刻まれた傷」

【スピリチュアル・カルテNo,5】-Aさんのケース クライアントさんにいちいち説明はしないが、 施術用の椅子ではなく、お茶と歓談をしているテーブルにて 既にリーディングやヒーリングは始まっていたりします。 さりげない世間話をしながら、その人の波動・・・オーラ1の色、広がり、 顔色、言葉の響きなど色々とチェックをさせて頂いているのです。 テーブルの下でもぞもぞ手を動かしたりもしつつ。 たまーに目を凝らすと、ちっちゃい透明なヘルパーさんたち? も慌しくその人の周囲を飛び交っ

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Case Study-No,7「1000年の呪い」

【スピリチュアル・カルテNo,7】wさんのケース 「人を呪わば穴ふたつ」という言葉がある。 他人を呪ったなら、それが倍になって返ってくるという。 (実際には、二倍どころか七倍なんだけれども) ヒーリング初回のときの説明でもお話しているが、 人の想念・・・考えたこと(思ったこと)、言葉にしたことは、 想念体(エレメンタル)という カタチあるものとして存在することになってしまう。 だから、 人は自分が考えること、口にすること(文章も含め)は、 注意をはらう必要があるし、

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Case Study-No,8「母の歳月」

【スピリチュアル・カルテNo,8】M・Fさんのケース その方はもともと、レイキのアチューンメントでいらした方でした。 個人セッションを受けられようと思ったきっかけは、 どうにも眠れないし、身体も重く、 出かけるとすぐ疲労してしまう、とのことで。 まず、 椅子に座って話を聞いていると、右側に元彼の生霊(エレメンタル)が。 ああ、これが原因だと・・・。 本人も、別れたあとも、毎週電話かかってくるし、 無視しててもメールも来るし、 生霊とか飛ばされてる?と、うすうす気づいて

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Case Study-No,9「鹿の恩返し」

【スピリチュアル・カルテNo,9】O・Mさんのケース 動物の魂と人間の魂というのは、しくみがまったく違う。 だから、動物が人間に生まれ変わるということはありえないし、 人間が動物に生まれ変わるということもない。 けれども、 時に人間に動物の霊が憑くということもあるし、 その逆で動物に人の霊が憑くこともあったりする。 そういうと、憑依というあまり宜しくない状態のほうが、 一般的なイメージになってしまうんだけど・・・。 動物の霊といわれるものが、人の傍にいる場合、ガイドとし

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Case Study-No,10「あにいもうと」

【スピリチュアル・カルテNo,10】Kさんのケース 占い師をしていたときも、ヒーラーになってからも・・・ 口が重くて、暖簾に腕押し、みたいな 自分から何もしゃべらない人は、やりにくいの一言。 自分が何を知りたいのか、何が問題で、何について悩んでいるのか、 自分はどうしたいと思っているの、何を解決したいと思っているのか、 今がどういう状況で、どのようないきさつで今に至っているのか、 そうした情報をまったく提示してくれないことには、いろいろ難しい。 (逆に自分に都合がよい情報

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Case Study-No.14「悠久の昔に運命めし道」

【スピリチュアル・カルテNo,14】N・Yさんのケース セッションやレイキのアチューンメントには、 医療関係の方、現代医学に従事される方も時にいらして下さいます。 そうですね。医師の方や看護師、薬剤師、ケアサービスの方などなど。 人の健康面をケアしていかなければいけない仕事だからこそ、 メンタルな面での癒しもよけいに必要なのかもしれません。 とくに医療従事者の方は、激務の上に、精神的なストレスも多く、 夜勤などで身体のリズムが狂われている方も多いのです。 医者の不養

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Case Study - No,25「罪と罰」

【スピリチュアル・カルテNo,25】Aさんのケース これは経過観察をしたケースではないから、 番外編のほうに書くべき内容なのかも知れないと思いつつ。 占いの仕事で占い館というところに出ていた頃、 人気があり、行列の出来ている同僚のブースに ゴキブリを置いておいたり、 呪いの札をわざとらしくその人の荷物に隠したり、 そんな風に嫉妬深く、同僚の足を引っ張ったり、 嫌がらせをする人たちを見て、 悩んでいる人々の話を聞き、 人生のアドバイスをする占い師だからといって、 必ずしも他

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Case Study - 番外編「発達障害とカルマの考察」

一つの事例の背景について書くと、 そのようなケースのすべての背景や原因が、 さも、そうした理由から派生している・・・ というような誤解を生んでしまうこともあるので、 このような話を他者に伝えるにはとても難しいといつも痛感する。 当方としては断定はせず、あくまでも このようなケースではこうした傾向があるようだ、と 一つの見解を指し示しているだけのつもりなのだけど。 それでも他人に情報を伝え、印象を与えるという意味では、 文章にして、誰しもが読めるところに公開する行為は、 本

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Case Study -No,27「鬼子」

【スピリチュアル・カルテNo.27】 F・Tさんのケース 科学も医学も、日進月歩で技術革新が起きている。 まだまだ解明できていないこと、不可能なことも多いけれど。 それでも、オカルト的現象や迷信を、 「神の奇跡」だの「天罰」だの「悪魔や魔女のしわざ」のせいにし、 錬金術に頼ったり、なんでもかんでも血を抜いちゃったり、 スケープゴートを作り出す集団ヒステリーを容認していた時代よりは、 天と地ほどの差があるといえるかも知れない。 ドラマ化されて好評だったコミック「JIN-仁

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Case Study - No,28「終わらないカルマ」

【スピリチュアル・カルテNo.28】Aさんのケース こちらにケースファイルとして書き出している出来事は、 比較的、その施療が実を結んだケースばかりだが、 (本人が乗り越えられたり、問題解決が多少なりとも図れたり) 実状としては、もちろん失敗例というか、 あまり実にならず、助けになれなかったケースもそれなりに。 むしろ、スピリチュアル中毒であったり、 ある種の依存を含む問題を抱えている人には、 現実逃避のための、ベタな材料を提供するだけで、 そこから目を覚まさせて、現実を

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Case Study - No,29「アメージング・グレース」

【スピリチュアル・カルテNo.28】Yさんのケース 本題に入る前にまず・・・ 本来ならば守秘義務とするべきところの、 クライアントのセッション記録(その付随する内容)を、 どうしてこのような公の場所にて、文章にて公開するかについて改めて。 単に、皆の好奇心を満たすための、 面白がってもらうための読み物としてのネタ提供では意味がなく、 そのために書くことならば、道徳に反することはもちろんのこと、 いたずらに他人の人生や諸問題を晒すという、 とても罪深いことであるばかりか、

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