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Spiritual Case Study~輪廻転生からの学び

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Reincarnation~輪廻転生を繰り返す魂の変遷と履歴。名も無き人々の人生模様、生と死と癒しの物語を綴った、スピリチュアルセラピーの現場におけるセッションの記録。 星の数ほ…
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#過去世

Case Study-No,3「生きがいがある仕事」

【スピリチュアル・カルテNo,3】~A・Aさんの場合 クライアントさんというと女性がほとんどなんですけれど、 たま~に紹介という形で男性もいらっしゃいます。 サイト見ただけの、一見さんではまずいらっしゃらないんですけどね。 大体がクライアントさんのパートナーだったり、 兄弟とかご友人とか、そんな感じで。 一般的に、男性はあまりこういうことに興味がないものですし、 スピリチュアルな話も、受け付けない人のほうが大多数ですから。 彼が、椅子に座るなり、 「健全な精神は健康

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Case Study-No,8「母の歳月」

【スピリチュアル・カルテNo,8】M・Fさんのケース その方はもともと、レイキのアチューンメントでいらした方でした。 個人セッションを受けられようと思ったきっかけは、 どうにも眠れないし、身体も重く、 出かけるとすぐ疲労してしまう、とのことで。 まず、 椅子に座って話を聞いていると、右側に元彼の生霊(エレメンタル)が。 ああ、これが原因だと・・・。 本人も、別れたあとも、毎週電話かかってくるし、 無視しててもメールも来るし、 生霊とか飛ばされてる?と、うすうす気づいて

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Case Study-No,9「鹿の恩返し」

【スピリチュアル・カルテNo,9】O・Mさんのケース 動物の魂と人間の魂というのは、しくみがまったく違う。 だから、動物が人間に生まれ変わるということはありえないし、 人間が動物に生まれ変わるということもない。 けれども、 時に人間に動物の霊が憑くということもあるし、 その逆で動物に人の霊が憑くこともあったりする。 そういうと、憑依というあまり宜しくない状態のほうが、 一般的なイメージになってしまうんだけど・・・。 動物の霊といわれるものが、人の傍にいる場合、ガイドとし

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Case Study-No,10「あにいもうと」

【スピリチュアル・カルテNo,10】Kさんのケース 占い師をしていたときも、ヒーラーになってからも・・・ 口が重くて、暖簾に腕押し、みたいな 自分から何もしゃべらない人は、やりにくいの一言。 自分が何を知りたいのか、何が問題で、何について悩んでいるのか、 自分はどうしたいと思っているの、何を解決したいと思っているのか、 今がどういう状況で、どのようないきさつで今に至っているのか、 そうした情報をまったく提示してくれないことには、いろいろ難しい。 (逆に自分に都合がよい情報

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Case Study-番外編「女性愛するのも仕事のうち?」&「捨てられぬもの」

番外編-No,1「女愛するのも仕事のうち?」 これは、私がまだ占い師の仕事を始めたばかりの頃 ずっと、ずっと昔の話・・・になります。 (昔っていっても、100年とか50年前とかじゃないですよ。昭和の話です) 自宅で電話鑑定の仕事をしていたときのこと。 平日の昼間はどうしても、 主婦とかの不倫相談が多かったり。 気分は、みのもんた(嘘です)。 まあ、その相談はそのような相談ではありませんでした。 その方の恋人・・・というか、付き合っている人が浮気性で そのときは反省

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Case Study-No.12「悲しき舞姫」

【スピリチュアル・カルテNo,12】T・Mさんのケース 人は、楽しかったこと、幸せだと感じたことよりも 苦しかった、哀しかった、辛かったと・・・ なぜか、そうした痛い記憶ばかり覚えているものだ。 私たちが行動へと向かう動機の背景には、 「快楽」か「痛み」か、そのふたつしかないのだという。 哀しい記憶は、当然ながら痛みに属する。 誰しもが痛みを感じて生きるよりは、 快楽を感じながら生きることのほうを選びたいと欲するだろう。 しかし、心はそれを求めながらも、 人は半ば反射

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Case Study-No.13「魔女狩りという冤罪」

【スピリチュアル・カルテNo,13】Tさんのケース 私自身、魔女裁判で処刑された過去生を経験していますが、 セッションには、同じ痛みや経験を持つ、かつての仲間というか、 同様の冤罪で殺された犠牲者に出会うことも少なくありません。 まあ、魔女狩りは数百年も続いた無知と偏見、 集団ヒステリーによる非人道的悪法ですし、 歴史の一部にさえなっています。 被害者の数はナチスの虐殺の非ではないですから、 確率的には珍しいことではないでしょう。 さて・・・ 紹介でN県からわざわざいらし

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Case Study-No.14「悠久の昔に運命めし道」

【スピリチュアル・カルテNo,14】N・Yさんのケース セッションやレイキのアチューンメントには、 医療関係の方、現代医学に従事される方も時にいらして下さいます。 そうですね。医師の方や看護師、薬剤師、ケアサービスの方などなど。 人の健康面をケアしていかなければいけない仕事だからこそ、 メンタルな面での癒しもよけいに必要なのかもしれません。 とくに医療従事者の方は、激務の上に、精神的なストレスも多く、 夜勤などで身体のリズムが狂われている方も多いのです。 医者の不養

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Case Study-番外編「飽食と消費、物あまりの時代」

【番外編No,4】   戦争が終わって 僕らは生まれた  戦争を知らずに 僕らは育った  おとなになって 歩き始める  平和の歌を 口ずさみながら  僕らの名前を 覚えてほしい  戦争を知らない 子供たちさ  若すぎるからと 許されないなら  髪の毛が長いと 許されないなら  今の私に 残っているのは  涙をこらえて 歌うことだけさ  僕らの名前を 覚えてほしい  戦争を知らない 子供たちさ             「戦争を知らない子供たち」 byジローズ この歌を知ら

Case Study-No.16「母と子の縁(えにし)」

【スピリチュアル・カルテNo,14】O・Sさんのケース 家族や親子として生まれてくるのには、それなりに意味がある。 すべての魂はひとつであるという、 ワンネスの考え方は脇においておくとして・・・ いちおう親子というの魂の上ではあかの他人として考えるべき。 「血」や「家」に縛られる必要はなく、 ギブアンドテイクの関係を築くべきなのだ。 何故なら、魂は合意の上で、その環境、その親を、 自らが必要とする経験を与えてくれる関係として、 保護者として選んでくるのだから。 さて、

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Case Study-No.17「原爆の傷あと」

【スピリチュアル・カルテNo,17】U・Tさんのケース 魂は肉体に宿るのではなく、 実のところ、肉体を内包している。 (魂、という言い方は語弊があるというか、正しくないが) ある意味では、オーラも魂であって、 肉体に位置している部分は、魂をひとつの細胞だとすると、 その細胞の核のようなものだといってもいいのかもしれない。 (正しくは、オーラも肉体も魂が作り出した、移し身なのだが) 魂は、過去の肉体のデータを持っている。 自分がどのような形状をとってきたかを・・・ まる

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Case Study-No.18「人生の有給休暇」

【スピリチュアル・カルテNo,18】Tさんのケース 医療にも「科」という専門があり、 学問にも「学部」という区分けがあるように エネルギー・ヒーリングの分野にもそれがあるのだろう。 私はたまたま、過去生ヒーリングが得意なよう。 ヒプノセラピーとは違うスタイルの、前世療法になるのかな・・・ ※当時は一方的に『読み取る』ことしか出来なかったけど、 今はヒプノセラピー(トラベル)で、 クライアントさん自身に見てきてもらうほうが早いので、 ヒプノをすることのほうが多くなっていま

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Case Study-No.20「酒と仕事の日々」

【スピリチュアル・カルテNo,20】Iさんのケース 誰かのせいにするのは、とてもたやすい。 何か・・・のせいにすることも。 原因を、自分の外にあるものに結び付けて、 そのせいで上手くいかないんだ・・・としてしまうのは。 とても楽な、罪悪感から逃げ出すための安易な方法。 占いもそう。 「自分は運が悪いから、だから何をやってもダメなんだ」とか 「名前が悪いからだ」とか・・・ そうやって、自分が不幸なのは、自分のせいじゃない・・・として、 安心しようとする人々を、占い師時代、

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Case Study-番外編「戦士の休息」

「三時方向に敵の狙撃手発見。伏せろ!伏せろ!」 銃弾が壁を貫く。誰かが叫ぶ。 別の誰かは神に懇願している。殺してくれと。 クィンは戸口へ這い寄った。 銃を構えて狙いを定めようとしたその時、世界が炸裂した。 どういうわけか自分はイラクに舞い戻り、 仲間の頭が吹き飛ぶのをまた見ている。 と思った瞬間、 クィン・ウォーカーはベッドの上に跳ね起きた。 心臓が高鳴り、全身汗びっしょりだった。 上掛けを剥いでふらふらと窓辺まで歩き、 山に広がる草地を眺めた。 夜明けまで一時間足らず

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