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私たちはなぜananの「例の特集」に惹かれるのか

今朝はいつもより早めに出社しなきゃいけなくて。しかも若干重めの会議だったので、ギリギリに到着するわけにもいかず早めに、余裕を持って電車に乗らなきゃ!と思ってたのですが。

そんな中でも私はどうーしても今日買わなければいけない雑誌があり、7時から空いてる最寄りの駅ビル内の書店に感謝しつつ。

恥ずかしげもなく勢いよくレジにこれを差し出しました。

Snow Manでは深澤くんファンの私ですが、我らが渡辺翔太がこのシリーズに抜擢されるなんてめでたい!めでたすぎる!これは買うしかない!と前々から楽しみにしてました。

SNSでもタイムラインはお祝いムードが流れていて。

でも……あれ?なんで私たちはこんなにも舞い上がってるんだろう?

普通、自分の好きなアイドルが女性と絡む姿なんてファンは見たくない人の方が多いだろうし。ましてやこの特集なんて、本来アイドルと掛け合わせるハードルがとんでもなく高いはずなのに。

いつからか私たちはこんなにも受け入れ、欲して、「光栄!!!」とまで思うようになっていて。なんでなんだろう。

いい機会なので、ちょっとあらためて考えてみました。


ビジュアルが美しくて品がある

とにかくこれにつきますね!!!この特集に限らずananさんの写真は不思議と本当にビジュアルがよくて……しかも、この特集に限っては品がある。

下品になってもおかしくないテーマなのに、直接的な絡みだけじゃなくちゃんと「物語」が感じられるから、私たちはまるで上質な写真集を見るように1ページずつわくわくと、楽しめるのだろうなあと。

本人たちの気合が尋常じゃない

歴代の先輩たちを見ても、ストイックに身体を仕上げてから撮影に臨んでる人たちばかりで。
えっ、この人がこんなに痩せたの!?筋肉ついたの!?と毎度驚かされます。

やっぱり他の雑誌とはちょっと違って、本人たちの「選ばれた」という意識が気合と努力に変わるんですよね。そんなストイックな面を見せられるとファンも嬉しくて、雑誌もますます売れるという……これぞ出版社とアイドルとファンのWin-Win-Winな関係ですね。

歴代の人たちが作り上げてきたブランド力

先ほども触れた歴代の先輩たち。木村拓哉、
香取慎吾、岡田准一、生田斗真、大倉忠義、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、横山裕、山田涼介、中島健人、菊池風磨……

みなさん納得感があるというか。さすがだな、というかんじで。お一人お一人が、その時々に最高のものを見せて……いや、魅せてくれてこの歴史を積み重ねてきてくれたからこそ、ananの数ある特集の中でもブランドになり。他の雑誌にない魅力になってるんだなあ。

何より彼らの魅力を最大限引き出してくださるananチームのみなさんのお力ですよね。ブランドって、地道な積み重ねの上にできあがるものなのだなあとあらためて。

絶妙にリアルなフィクション

詳細に作り込まれたシチュエーション。外国のモデルさんとの絵画のように美しいビジュアル。

いい意味でとってもフィクションなのですが、作り込まれたものを提示されて終わり、じゃないのがananさんならではで。

ちょっとした表情や仕草が、ちゃんとリアルなんですよね。見てるこっちがついつい妄想してしまい、ギリギリ自分ごと化できる。見れば見るほど想像力を掻き立てられて、たまりません。

コミュニケーション軸のインタビュー

こんなテーマで一体何を聞くの……!?と毎回ドキドキしてしまうインタビュー。これも読んでてまったく嫌悪感がなく、それどころか前向きで爽やかさな読後感があるんですよね。

多分その理由の一つは、「コミュニケーション」を軸にしていること。テーマは性的でも、コミュニケーション自体はアイドルとメンバー、アイドルとファンなどあらゆる人間関係で発生するもの。

女性とのかかわりだけじゃなく、それらとうまく絡めて話を聞くことで、こちらも読んでいてほっこりするんですよね。


一言でいえば何もかもが「絶妙」な、ananの例の特集。制作チームのみなさまの徹底的なこだわりと、ファンへの優しさに感謝しつつ。また1ページずつじっくり読み返したいと思います。妄想の内容は、もちろん秘密で。

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