ときめきとしんどさの紙一重「隣の男はよく食べる」
みなさん今期のドラマは何を見てますか……?
私はいろいろ撮り溜めつつも、ちゃんと見れてるのは「あなたがしてくれなくても」だけ。
他はなかなか追いつけておらず、もうこれ以上増えないかな?と思ってたのですが……
GWに入ったら見よう見ようと思ってたものについに手を出したら、まんまとハマりました。
恋を10年近くしていない35歳の料理上手なバリキャリ独身女子が、隣に住むデザイナーの肉食系年下男子に翻弄される話。
はい、いかにも恋愛迷走経験のある34歳が好きそうな話ですね!しかも年下男子が菊池風磨ときた!こんなの大好物にきまってます。笑
いやあ……Paraviで一気見したんですが、いろんな感情になって疲れました。笑
自分が作った料理を美味しそうに食べてくれる彼。ごはんを一緒に食べるという口実で家に上がってきては、部屋を行き来する関係になって、これってどういう関係?と不安になって。
こんなイケメンデザイナーが隣に住んでるなんてありえないし、自分がこんな料理上手になれるはずもないけど、いろいろわかりみが深くて見ていてしんどかったです(笑)
特にしんどかったポイントに触れると、まず第2話。早くもそういう関係になって私は彼にとってどういう存在なの?と不安になる主人公。すると彼が言うんです
「俺の彼女になりたい?」
って。密着して後ろから髪撫でられた状態でこの台詞。許せないですね〜〜!!!
なんだよ「なりたい?」って!「なってください」だろ!そんな思いやりのない男、こっちから願い下げだわ!……とはならないのが現実。
だって内心「なりたい」ですからね。それわかって聞いてきてますからね、向こうは。20代後半の迷走期かつ相手が菊池風磨だったら、だめだとわかりつつも即答しちゃってただろうなあ(菊池風磨はいません)
さらに辛かったのが第3話。だんだん自分は都合のいい女だと自覚し始める主人公。親友には「少なくとも都合のいい女の中のナンバーワンなんだからいいじゃん!」と励まされながらも、モヤモヤは消えず。(そりゃそうだ)
ある夜、彼に面と向かって「都合よく私のこと使おうとしてるだけじゃないの?」と言い放ちます。えらい!!!!えらすぎる!!!私だったら絶対言えない!!!!と大リスペクトしてたのに、結局なんだかんだ優しく言いくるめられて一晩共に過ごし、翌朝彼にこう言われます。
「俺悪いことじゃないと思うんだよね。都合がいいって。」
……え?はっ?そりゃあなたにとっては悪いことなんて何もないでしょうよ!!!こっちの気持ちも知らないでほんと最低だな!!!!……と、思うんですけどね。これまた現実では意外と何も言い返せなくなっちゃうのかなーなんて。
お互い都合がいい存在って割り切れば、それはそれで成り立つわけで。むしろ自分が相手に都合よく甘えてると思えばそれもそれでアリなのでは!なんてね。20代後半にはそんな謎モードになりかけたこともありました。辛い……
というわけで、4話まで見終えた今の段階ではリスクしか感じないのでもし友人にこんな状況の子がいたら全力で反対するわけですが……
気持ちがわからないでもないだけに、心苦しくなりながら続きを見ることにします。
結局相手が菊池風磨ですからね。
仕方ないですよね。(元も子もない)
ときめきとしんどさの紙一重で辛くなりながら、引き続き見ていきたいと思います。
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