見出し画像

舞台のドキュメンタリーが教えてくれた社会人として大切なこと

推しのアイドルの舞台のドキュメンタリー映像を見て久しぶりに号泣した今日この頃…いてもたってもいられず、noteを綴っています。

昨年上演されたある舞台が映像化されまして、本編ディスクに詰まった素晴らしいエンタテイメントに圧倒されつつも、特典としてついていたのが舞台裏に迫ったドキュメンタリー映像で…本編では出なかった涙がそちらで爆発。号泣にいたりました。

華やかな舞台の裏に隠された姿を表に出すことについては、賛否両論あると思います。それを見せない美徳というのもあると思う。
でも舞台に出演するアイドルも働く「社会人」なわけで、自分自身社会人10年目を迎えるなかで、ドキュメンタリーを見終えると社会人としてあまりにも多くの大切なことを教わった気がして。今回は作品の内容というよりも、その視点で綴ってみたいと思います。

◻️全力は当たり前。それ以上を出さなければ伝わらない。

今回の舞台では、とにかく出演者が体力の限界ギリギリで取り組んでいることがよく伝わってきました。

それは、実力があってなんでも「こなせてしまう」彼らにあえて限界ギリギリに挑んでもらうことで、観客に伝わるものがあるのでは…という演出サイドの意図で。実際に生で見てたときは「辛そうな表情に色気を感じる…!」なんて呑気な感想を持ちながら見ていたのですが、一つひとつを全力で取り組みながらそれを「当たり前なこと」としてやりきる彼らの姿をドキュメンタリーで目の当たりにしてハッとしました。全力でやるのは当たり前で、それ以上の限界を超えたところを見せられて、初めて私たちは何か感じるものがあるのだなと。。普段の自分たちの仕事も同じで、全力でやっただけでは誰も認めてくれない。それ以上をどこまでやって、成果を残せるか。それがすべてなのだなあ…と。

◻️自分が得たものを後輩に受け継いでいくこと

わたしの推しグループはそれまではサブ的なポジションだったのが、今回初座長としてメインを張りました。自分たちのことだけでもいっぱいいっぱいだったはずですが、後輩たちに熱く指導するシーンがいくつもあり。。それは座長だから、ではなくその前から後輩に受け継いでいく体制が組織として整えられていたからで、今もそれがちゃんと機能してるという。自分が本気で仕事すればするほど自分がやればいい、と抱えてしまうし誰かに振ることが面倒になったり、怖くなる。でもそれでは後輩は育たなくなり、組織が成り立たなくなる。中堅と言われる今だからこそ意識しないといけないことだなあと思いました。

◻️本気だからこそ目上の人や同僚にも意見する

一人のメンバーが、「前まではなかなか上の人に意見できなかったけど今は言うようにしている」と言っていたのが印象的でした。やっぱり大きな組織になればなるほど、上の人に意見することは勇気がいるし、ハードルが高い。でも本気でやってるからこそ言いたいことは言うべきだし、言わずに裏で文句言う人こそ間違ってる。

人に意見できるくらい本気になれてるか?常に自分に問い続けるべきだと思いました。

◻️弱い自分から目を背けない

今回初めて座長を経験し、その重大さに気付いていなかった過去の自分が嫌になったと言うメンバー。うまくいかずに自分に対する悔しさを噛み締め、何度も何度もそれを言葉にするメンバー。弱さとの葛藤を力に変えていくメンバーの様子をドキュメンタリーではたくさん見せてもらいました。自分の弱さとちゃんと向き合えて、乗り越え方を模索することこそ真の「強さ」なんだと思います。自分はそもそも自分の弱さと向き合うことさえできてないことが多い気がして…誰からも指摘されないまま、どこかでごまかしながら日々をやり過ごしてしまってることも多いのでは…と反省しました。

◻️一人で抱えず周りを頼る

わたしが号泣したのはあるメンバーが、それまで一人で抱え込んでた苦悩を吐露し、初めて舞台上で「力を貸してください」とファンに言ってくれたシーンでした。一人で抱えず周りを頼ることが、結果的に大切なものを守ることになり、強さにつながる。

そんな仕事をする上で、生きる上で大切なことを彼が教えてくれたなと…

ドキュメンタリーを見おえて、感動したな…で終わってはいけないよなあと今なんだか熱い気持ちがふつふつと湧いています。この気持ちを自分の仕事の仕方や生き方に還元していかないと…!落ち込んだり前を向けなくなりそうになったときには、ドキュメンタリーを見て、また生きる力をもらおうと思います。

写真素材
Starline - jp.freepik.com によって作成された light ベクトル

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?