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Monochrome Diary 2024.4.22~2024.4.28

2024.4.22

「血と骨」を観る。朝鮮人移民の話だが、民族に関わらず戦後日本の社会の末端にはこんな家族が多くいたのかもしれない。北野武監督映画を多く観て、たまたまレンタルショップで見つけビートたけし主演だからと観てみたが… これまで観たビートたけしの役の中で1番怖かった。笑いどころがあるわけがなく、ひたすら家族に対して自己中心で非道な扱いをする姿が見ていて絶句するほど、1シーンごとがとにかく暴力的で辛い。その1連の息苦しさのせいでむしろ夢に出るくらい印象に残ってしまった。

2024.4.23

Los Ingobernables de Japón VS BULLET CLUB WAR DOGS
対抗戦としてすごく面白くなりそうだが、どういう結末になるんだろう?端的な構図としては、BUSHI高橋ヒロムのIWGPJrタッグ戦、鷹木信悟のNever戦が主になるのかな?フィンレーがIWGP世界ヘビーに向かう流れかと思ったけど、内藤は王座陥落してしまったし。さらに、ジェイク・リーが入り込んできたからAllTogetherの流れも見えるし。あれこれと考えどう絡みあうか見届けるのが、プロレスの楽しいところだよなと思う。

2024.4.24

「映像研には手を出すな!」を見返してみる。もう何回もループして見ているつもりだけど、何回見ても新鮮に楽しめる。ゆったりと、だけど情熱が伝わるこの作品は、何かしたりないような気がする夜にちょうどいい。作者が関わるビオトープの本を本屋でサラッと立ち読みした。アニメを観ても漫画を読んでも自然の生態系からインスピレーションを得られると伝わる。少し植物には興味があるが、虫や爬虫類両生類はあまり得意じゃないから、ビオトープを始めるには少しハードルが高いかもしれない。

2024.4.25

背中の痛みがくすぶり続けているのでいよいよ病院に行ってみた。内臓の病気も心配なところだが、まずは外科へ。レントゲンと触診を経て、結局、最近の生活が背中の骨や筋肉に影響しているだけで特に問題はなかった。マシンや電気治療をやってもらったがよくなった気がせず。むしろ中途半端に刺激されたせいで、余計に気になってしまった。思いつきで、スーパー銭湯に行く。入浴早々、電気風呂で背中を刺激する。これが一番よかった。サウナを二、三回繰り返し、じっくりほぐした。日常的にストレッチをして、たまにじっくり休めるしか背中の痛みを軽減する方法はなさそうだ。

2024.4.26

時間が足りない。日中働くようになってから、というのは仕方ないが、やりたいことが山ほどある。じっくり読書をする、映画を観る、レコードを聴く、プロレスを観る、楽器を弾く。他にも色々あるけれど、働いたあとから寝る前の時間でやれることは大抵1つだ。今度やろうと溜めすぎて積まれるばかりで、なかなか消化できない。気分次第だから、たまに何もせずぼんやりしている間に寝てしまう。睡眠時間は何よりも大事にしているから削る気はない。だから、起きている時間をいかに有効に使うかにかかっているが、あまりに時間が足りない。

2024.4.27

Los Ingobernables de Japón VS BULLET CLUB WAR DOGS+ジェイク・リー
イリミネーションマッチは展開が入り乱れ、流れが読めずに見入ってしまう。内藤哲也がホームと語る広島だからこその会場の雰囲気で、場の空気を完全に掴んでいた。試合は今後にあるタイトルマッチの顔合わせを中心に組み立てられた。特に、BUSHIが2人退場させたのは、今後のJrタッグ戦の大きな布石のようで頼もしく思えた。内藤とジェイク・リーとのマッチアップは時間としてはあまりに短かったが、やはり、AllTogetherで再戦するみたいで楽しみだ。去年のG1で清宮海斗もそうだけど、普段観ていない団体から大物らしい選手が出てくると、その団体も見てみたくなる。NOAHまで見始めると、時間がさらに足りなくなる。

2024.4.28

よく晴れた日曜日。この頃の習慣のおかげか、それなりに早い時間に起きることができて、有意義に過ごせそうな気がした。朝ごはんを食べ、部屋の掃除をする。洗濯まで済ませたところで、正午。車で出掛けようかと思ったが、もったいない気がして自転車で出掛ける。もう夏の初めのような温かさのなか、川辺の景色を楽しむ。少し野暮用を済ませたあと、昼食に蕎麦屋に入る。じっくりと和食を楽しむのは幸福度が増す気がする。2、3軒古着屋を周り夏支度を進める。こういう日は気に入った1着を見つけられる。GWのセールで少し得をした。その分多めに買ってしまったのでプラマイゼロかもしれないけれど。そのまま意気揚々とレコード屋を覗く。少し漁ると、最近本を読みときのBGMにしているNujabesのアルバム2枚があって、午後の残りはこれを聴きながら本を読もうと決め、帰路に着く。
たまにあるこういう高い幸福度を得られる日は突然来るけど、とても有意義で気分がいい。


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