ババロア浜田

たまに読書感想文

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最近の記事

魔女に出会ってそれから髪を赤くした日

こんばんは。 夜にだけ吹くつめたい風が、私の目のピントに喝を入れ、よって月の輪郭をくっきりと縁取っているように見えます。何いってんだ。秋です。 街では、ハロウィンにあやかって、さまざまなイベントが催されていました。 へぇ〜ふーん、と、濃いオレンジがあまり好きではない私の購買意欲はとくに刺激されず、さあ今日の毛糸の買い出しは終わったし、予約していた美容室に行こうとしていたそのときでした。 目の前を真っ黒な服を着た、さらに顔の半分まで黒い人間のようななにかが、ポップな声色で通り

    • アマチュア万歳見つけてくれてありがとう

      こんばんは。すっかり季節は秋ですね。 イチョウの黄色はまだ緑を帯びていて、はやくあの大好きな黄色にならないかと毎日胸を焦げちらかしています。 いやはや芸術の秋といいますが、私にとってはオールシーズンが芸術の日。 イラストに毛糸、この2つの趣味に自由時間の大半を充てる日々を過ごしています。 今年は特に、「趣味でお金を稼いでみる」という目標をたてて制作に励んできました。 つまりアマチュアなわけです。 なんの責任もないし、スポンサーもない。完全孤立無援で、自分の表現と戦ってきまし

      • わかってきた愛

        デートにいきたいからデートに行くこと 靴擦れをしても言わないであるくこと 携帯に集中してるときは話しかけないこと つまらない話をとりあえず聞くこと

        • 好きなものしか好きになれない

          好きなものしか好きになれない 恋人と、友達のカップルに釣りに誘われて、一度目は断り、二度目は、なんだか申し訳なくて重たい足を運びました やっぱり、おもしろくはなくて、おもしろくない顔をしてしまって、でも、友達の彼女は、ちゃんと「これってどうやるの?」「すごいね!」と場を和ませていて 私は、みんなに気を遣わせる 自分で、やりたくないことはできないタチとわかっていて、気まずくなるのを避けるために、断ることが私なりの誠意だと思っている でもここに、自分が興味のないことでも、たのしそ

        魔女に出会ってそれから髪を赤くした日

          竹久夢二展、所感

          おはようございます。煩く鳴いていたセミ共が死に絶え、エアコンの設定温度に少しの罪悪感を覚える季節ですね。 芸術の秋です。 そんなことは関係なくて、私は高校時代から熱中してやまない、竹久夢二先生の展覧会があると聞きまして、その所感でございます。 竹久夢二先生との出会いは、私が高校生のときの美術の時間でございます。 私の大嫌いな、融通が利かぬ芸術分かったフリをする美術の先生がいまして、そいつがテキトーに言いました。 「好きな芸術家は?由緒ある人物で。」 なんだ、由緒あるって。

          竹久夢二展、所感

          寛大になりたくはある

          女の家でたこやきパーティーをしている彼氏に関して。 今日はもしかして流れで泊まるとかあるのかな、大学生だし。 帰るにしても、終バス逃して、駅まで楽しくお散歩するのかな。 あー、ていうか、毎日女が抱いてるぬいぐるみとか、毎日素足で踏んでる絨毯とか、柔軟剤が優しく香るシーツとか。 そういう空間にいるんだね、君は。 と、気づいたら恨み節絶好調で嫌になる。 私が一番女。少年漫画に詳しくてドッジボールがうまくて、ハンカチ持っていなくても、絶対的に女。逃れられないねー。

          寛大になりたくはある

          ハッピーで誤魔化す

          好きな考え方の話 私のだいすきなだいすきなボカロPさんで、100回嘔吐さんという方がいるんですが、私はこの人のネガポジがとってもすき。 ネガティブでポジティブってなんだって感じなんですけど、まあ聞けばわかるよ 端的に言うと、落ちるとこまで落ちたら上を見上げるしかないよね的な。 でもそんな単純なものでもなくて、深い深い自己理解の話なんです。 私はよく助けられてた。 ネガティブって、自分を悲観することでもあるけど、それと同時に、自分の至らなさを認めることでもあって、尊いんです。

          ハッピーで誤魔化す

          図々しい

          帰省おつかれさまでした。 明日からの仕事がすでにお疲れ様なんですけど、とりあえず明日まで考えないことにして帰省中思ったことをまとめます。 まず、実家のカーテンの遮光性が低すぎる。 あ、本題はいります。 友達、みんな優しすぎーーーー!!! いや、福岡の友達も優しいけどさ、富山の友達優しすぎる。そんなに優しくて大丈夫なん?てくらい優しい。 私の友達がいい子だっていうのはわかるけど、それにしてもさあ…なんか心配になったよ。だって知らない人がぶつかってきたのにめっちゃかわいく謝る

          グレーゾーンの父

          こんばんは。猛暑が続いておりますが、みなさんお元気でしょうか。 季節は晩夏、ちょうどお盆休みにあたります。 私はまさに、帰省真っ只中という次第であります。 合計6時間の長旅を終えて、やっとのこさ生まれ育った家に帰る。食卓にはたくさんの大皿が並び、ホースの水で洗った西瓜は、しずくをたたえて無造作に冷やされている。あんこの香りが漂い、誰かが買ってきたおはぎに手を伸ばす… いいですね、夏、お盆。なんてったって休みですから。これ以上のことはありません。 私も、「やったあ、やっと帰って

          グレーゾーンの父

          🧶

          こんにちは。以前の投稿からかなり時間があいてしまいました。以前前の投稿からも、以前の投稿は間隔が空いているわけでして、これは謝る意味があるんだろうかと、そもそもここで腹を立てる人がいるのだろうかと、まあそんな感じです。 謝らなくてよかったですね、損した。 人生にはできるだけ横暴な態度で挑まないと。 そんなこんなで、あたらしい趣味ができました。 編み物です。 とってもたのしいです。 同じ作業の繰り返しで、あっという間に作品が完成してしまうので、約2ヶ月という短い期間で、袋を編

          察せないにもほどがある

          こんばんはこんにちはおはようございますー おとこのひとって本当に察せないよね、ってよく言うじゃないですか、言いますよね。(圧) そんな男がー女がー言うつもりはさらさらないんですけど、 こと私の彼氏に関してはほんとーーーーに察せないよねって感じでして。 え、このまえ、こんなことがあって↓ タブレットでライブ映像見てる彼氏に、私が 「さっき言ってたアニメみよー」 「いいよー」 「じゃあアマプラつけるねー」 「はいよー」 (鳴り続ける爆音ライブ映像) 「…」 みたいな!!!! え

          察せないにもほどがある

          福祉チャット

          飲食は潰れやすいって聞いたから、相談専門チャットなんてどう? ラインみたいなアプリでとにかく悩みを吐露できる。 登録カウンセラーは専門資格を持った人に限って運営される。 収入が低い福祉職は、副業収入を求めている人も多いと思う。 そこと、気軽に話を聞いてほしいユーザーのニーズを結びつける。 福祉職はお小遣い稼ぎができて、ユーザーは色々な知見を得られる。 母体の収入源は福祉施設の広告費紹介費、そしてユーザーやカウンセラーの会費。 良い商売じゃない?

          福祉CAFEつくりたい

          専門的なケアを求めているわけじゃないけど、誰かにこの胸の内を洗いざらい吐き出して、楽になりたい。共感してほしい。だけど、知り合いの中に都合よくカウンセラーがいるわけじゃない。話を聞くのが上手な人に聞いてほしい!ってニーズ、以外に多いんじゃないかなあ。 相談窓口とかに行かなくても、気軽にお話できる環境でアウトリーチができたらよくない? 深夜におもいついた私の新しい夢の話 「WISTERIA」って名前で、カフェの前には藤棚を置いて丹念に育てるの カフェとしても、かなりおしゃれな

          福祉CAFEつくりたい

          不機嫌の出し方

          最近画期的な発見をしたのでここに記します。 にんげん誰しも、不機嫌になることってありますよね? 不機嫌って、一言で言うと簡単だけど、その理由や原因をきちんと説明できますか? 私はできませんでした。だって、 不機嫌なときは不機嫌なんです!そんなときに靴下投げ出してる君が悪い!そりゃ喧嘩になるよ! そう思いません? だけど、ここで私は疑問を持ちました。「あれ、?私って今、不機嫌だから靴下に怒ったの?それとも靴下を投げ出してる君に腹がたったの???」 はい。鶏が先か、卵が先かみた

          不機嫌の出し方

          「好き」は冬の季語

          君を振り向かせるにはどうしたらいいんだろう? すき×14 「スマホチェック」だめだめ 好きなタイプ「私」にしちゃうぞ 「今日も会えるかな?」 だけどあたしからは言ってやんないもん こんなに大事に想っても気持ちいつまでもおんなじにならない ぐう歌詞です。いつだって好きな人のために可愛く変身したい人のためのプレイリスト

          「好き」は冬の季語

          冬幸感

          冬ってだいすきー! きんきんに冷やされた空気が、少しの幸せをより温かく、くっきり魅せる気がする 日々の小さな幸せに気づかせてくれる。 例えば、裏起毛のあたたかさ。 例えば、蛇口の水がお湯に変わるときのあたたかさ。 例えば、一緒に眠りにつく人のあたたかさ。 からだが強張る季節だからこそ、あたたかさを感じたときの ほっ と感が気持ちいい。 今日もほかほかのココアを飲んで ほ。 熱めのお風呂に入って じゅわ〜。 こたつに肩まではいって ぬくぬく。 ふゆ、最高すぎる。