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夢中になること

 幸せの定義って何だろう。人によってきっと答えは違うよね。今度から、恋愛したい相手には絶対に聞く質問の一つにしよう!それはさておき。
 最近、着物の生地で洋服を作っている。ベッド上での作業なので、手縫い。この時代に手縫いとか、笑っちゃうけど。裁縫が大好きなのだ。もちろんミシン使ってガーっと縫いたい気持ちもある。でも、一針一針縫ってくのも楽しくて、食べたり飲んだりも全くしないで3時間くらい没頭出来る。GWは子ども服を作っていて、1日頑張ったら1着出来るかな、くらいのペース。

 冒頭の話に戻すと、自分が好きなことを自覚していて、それに没頭するのって幸せ。厳密に言うと、没頭してる状態が幸せなんだよね。没頭してる時間を作るのに、好きなことが必要になるっていう順番な気がする。

 あと、おもしろい判断基準が一つ出来て。これは主に自分がしたくないことをするかどうかの判断基準になるのだけど。

 人生の走馬灯を見た時に、この場面があるのを許せるかどうか。

 これを一つの判断基準にしている。例えばSNSや自分がしなかった治療法、副作用の話などを見て落ち込む時間とか要らないよね。必要な分だけで良い。それに気付いてから、病気関連で調べること減った。治療法の選択を出来る時だけで良いな。
 そんな感じで、幸せな時間が増えて落ち込む時間が減ったので、すごい幸せな状態で過ごしてる!幸せって、特別なことがなくても自分で作れる自信がついたのは、本当に良かった。

 昔だったら、好きな人と一緒にいるっていう答えになりそうな質問。でも、自分の幸せに他人が関わると常に幸せでいるのって難しくなる。

 それは変だということに、ようやく気付けるようになった。自分のことは自分で幸せに出来る。もちろん人から貰う幸せもいっぱいある。人から貰える幸せはキラキラしているギフト、とても綺麗なイメージ。対して、自分から貰う幸せは、温かい飲み物でホッとするような感じ。どちらも大事だよね。
  ただ前者を知っていると、気分が落ち込んでも安心出来るのだ。突然どうしようもなく落ち込む時もある。そういう時、自分を責めてしまうこともあるけど、薬の副作用の可能性もある!と気付いてからは、全部薬のせいにしてる(笑)。そうして嵐が過ぎたら、好きなことをしようと思いながら、そろそろと過ごす。

 そんなふうに、この2週間過ごしてました!何かあっても、大丈夫。そう思えるようになったのは、私の中ではすごく大きかった。落ち込んだ時の話も大事な気がするから、別記事にする。

 話が逸れたけど。私の幸せは没頭すること、すなわち夢中になることだった。

 ちなみに、「仕合わせ」は元々は「し合わせ」と書き、偶然めぐりあったことに対して使った言葉だそう。様々なことが重なり合って、物事は成り立っているということなのだと。良いことも、悪いことも、全てしあわせなのね。

 私はきっとここまで追い詰められなければ、自分が自分を幸せに出来ることも、幸せ=夢中になることも気付かなかった。今置かれてる状況がまさに「しあわせ」なのかな。

 今の幸せを大事にしよう→大事にしすぎると腐る→だから手放すのも大事なのか、なんて考えて。考えすぎると禅問答みたいになりそうなので(これも意外と没頭出来そうだけど)、夢中になれることしてくる!!


 

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