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東京に無農薬のカフェ・子供食堂・シアターを作る

【食とアートで地方創生へ】

果樹の森WISH HOUSEの速水です。
普段、映画監督 + 自然農を実践しています。

そして地方と都市を繋ぐ活動の一環として、地域と世界の多様性を愛でる旅する映画祭ジャパンワールド映画祭をここ数年茨城県北と長野県で実施しています。規模は年々大きくなっていっている。茨城県常陸大宮市と長野県飯綱町を活性化できると今実感している。本年度は善光寺の夏祭りでのプレイベント上映も開催。夏祭りイベントは毎年3万人近く集まる大きなイベントです。この映画祭では各地域の特産品のPRなどを出店ブースで飲食によって行ってきました。

映画祭の様子・茨城

いや楽しいですよ。世界各国の短編映画を見ながら、ゴロゴロして地域の食やお酒をたしなむ。

リンゴの町、長野県飯綱町で映画祭を開催

【地方と都市のインフラ作り】

そんな実績の積み重ねで、そろそろ東京に茨城と長野の終着点としての映画祭の拠点を大きく広げたいと思い始めた。

そもそも僕は新宿のミニシアターを運営していたことがスタート。ここで映画祭が生まれた。

このシアターはユニークでアーティストの会費制でスタートした。

新宿アットシアターの内装はアーティストたちで行った

普通の劇場は劇場を運営する会社が、劇団や上映を希望する映画の配給会社に場所代を払ってもらって売り上げを立てるだけの一方通行の仕組み。

僕が立ち上げたシアターは違う。アーティストが一人一人独立していける場所をシアターが提供することを主軸としていた。

アーティストの会費、一人12,000円/月で使い放題のシアターにした。メンバー13~15人くらいで始まった。

初回の朗読劇のイベントで証明した、年間約14万の会費は、自主企画で簡単にチャラになる。黒字にできる。

つまりアーティストがこの小さい空間で採算が取れることを証明した。やりたくないバイトをしなくても良いアートに集中できる生活の実現。

旅する映画祭へと広がっていった

映画祭の開催により地方とのつながりが深くなった。映画祭は成長し、新宿での開催のみならず、茨城県常陸大宮市と長野県飯綱町での3都県開催まで成長した。

自分自身もアートと向き合うため、自然農でのお米づくりに従事し、多くの本質的なことを学んだ、学んでいる。
自然農のレジェンドとして世界的に有名な福岡正信氏の哲学や農法に多くを学んだ。それらは人間としての本質を問うものだった。

教育といっても、食育を外して教育などありえないと学んだのです。

神道やヨーガにも通じる哲学です。

地方と都市の実情を肌で感じる

地方であまりに余って捨てる野菜を昨年は東京の子供食堂へ届けた。

東京には自然に飢える子供、まともな食事や教育や親の目が届いていない子供がたくさん溢れている。

一方で田舎は過疎状態。ニーズがあるのにだ…

インフラがないのだ。

僕はそのインフラのキーとなるものが間違いなく、代理店や企業が打ち出す多額の費用とトレンディな企画ではなく、アートという純粋な遊びだと確信している。

芸能界で20年以上働いているからこそわかる部分かもしれない。

田舎は過疎、子供が少ない、農業のお手伝いもいない、自分たちの地域の魅力に気がつかない人も多い

PRをしたいのに、営業臭くなるだけでうまくいかない

だからやたらブランディング!と騒ぐ

ふるさと納税でたくさんの自治体が痛い目にあったではないか

ブランディングは成功するものと敗者を作る

つまり継続性がない コミュニティの分断はある

東京に地方の魅力が詰まったシアターカフェ

そこでふと思ったのだが、東京に茨城と長野でコラボして会費制なのか出資なのか、もっとつまらない表現をすれば出店料なのか、わからないが資金を集めて 子供食堂と無農薬の食材が提供されるカフェとミニシアターを併設して、食育コミュニティを都内に実施できないか?ということだ。東京のミニシアターでやったことをもっと大きな枠で行う、アートという狭い枠ではなく。

映画祭を軸に、そして都内で映画祭のフィナーレ!世界各国の映画監督も集まる

いや、どう考えてもできるんだけど仲間が集まるのか?それともアイデアが集まるのか?

シアターの会費制同様に、仲間を集められれば都内の月40万の家賃でも運営可能であると思っている

そのうちの15万は実際にはシアターの運営、演劇、上映、イベントで採算が取れるはずだ。今までそうだったように

月1万円の会費で40人仲間がいれば地域の特産品や魅力を発信する食育ミニシアター・カフェが誕生する

子供食堂だって毎週やっているところは少ない。不便なのだ。

しかもボランティア団体も必死でやっているので食の提供が精一杯で食育には至っていない場合が多い

そこで食のことを学べたりヨガをやったり、アートに触れたり

そして茨城や長野での農業体験イベントやサマーキャンプみたいなものを実施して東京のそのシアター・カフェに集まる子供達を連れていくことだってできる。

何より毎週行きたくなる場所へと…

地域の八百屋さんみたいな感じにもなるわけだから、

東京に道の駅を作る

に近いニュアンスかもしれない。

今までミニシアターというニッチな世界だったものが、食を通じてより日常へと浸透する。シアターが地域のコミュニティの真ん中にある。つまり遊び場がある。

それを作りたい。

会費制が現実可能かどうかは置いておいて、はたまた出展料という言葉が馴染み深いか?

アイデアあれば欲しい。または、他の方法でも良いのだが誰か仲間になってください。

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