【0040】貯蓄税が導入されちゃうかも?

貯蓄税って知ってますか?

今回のコロナで国の歳出は莫大ですが、
その対策として、国としては、今後どうやって増税するかを議論しています。
(以前から議論されていましたが、本格的に議論されているようです)
その一つが、貯蓄税です。

他にも、死亡消費税なんていうのもあるようです。

要は、新しい増税の仕組みです。
たまりません。

貯蓄税は、ネーミングからわかりやすいと思いますが、
貯蓄に対して課せられる税金ですね。

例えば、1000万円を超える預金に対して、年2%の税金を課税する
という感じです。

ちょっと前までは、タンス預金しちゃえば預金を隠せるよね。
ということで実行可能性がかぎりなく低かったのですが、
昨今のデジタル化により、現実味を帯びてきた感じです。

お隣の中国ではテクノロジーが進み、屋台でもデジタル通貨が使えることを考えると、
日本の現金の取り扱いが近い将来減るタイミングで、国が仕掛けてくるかもしれません。

国の狙いとしては、お金は持っておくだけだと損しちゃうから、投資や消費にお金を回してね。
ということだと思いますが、
その仕込みも、粛々と進んでいます。

NISAやIDECOは現金が使えません。
昨年末に、住宅ローンや保険、投資信託などの金融商品を
「ワンストップ」で販売できるよう規制を緩和する報告書案を示してましたが、
利用者にとってはスマートフォンの1つのアプリから、いろいろな金融商品を購入できるようになります。
デジタルが前提の利便性アップの仕組みということは、
タンス預金がデメリットになる仕掛けですね。

この流れが続くと、保険代理店の立ち位置は、間違いなく変わっていきます。

今は「保険屋さん」と言われていますが、
今後は「金融アドバイザー」に変わっていくでしょう。

担い手の自分たちは、もちろん金融(投資商品)に詳しくならなくてはいけません。

株式、投資信託、債券、不動産、金、FX・・・
そこを理解しなければ、保険のメリットを伝えられなくなります。

今の20代30代は、投資が日常にあり、テクノロジーにも詳しい世代です。
新しい変化にも敏感です。

ということで、保険代理店の差別化が急速にすすむタイミングが近い将来くることを踏まえて、

いまできることから準備しましょう。

・法人のお客様を増やす
・法人のつながりを増やす
・個人のつながりを増やす
・デジタルに詳しくなる
・金融商品に詳しくなる

各自がそれぞれのポジションでお願いします!
他の代理店がのんびりしている間に仕込んでおきましょう^^


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