【0058】理想とする人物像について

現代の日本社会では「効率よく早く正解」を求めることが、よしとされる教育がなされてきました。
特に受験エリートとされる一流の学校の卒業生たちは、その集大成と言えます。

しかし、そんな学生たちが社会にでて、現在の保険業界を取り巻く環境で、
成果を出し続けることはできるでしょうか?

営業活動、SDGSや、新型コロナウィルスへの対応は、
ものの考え方が違う人たちのなかで、他の人たちの立場を理解し、
他人の主張の本質をキャッチして、
自分の考えを踏まえた「納得度の高い答え」を考える活動です。

つまり、効率よく早く正解を求めるだけでなく、
「多様性を理解すること」が問われます。

そんな時、ものごとには必ずひとつの正解があって、
そのひとつの正解を素早く見つけて解くという前提は、むしろ壁になるような気がします。

受験エリートが、必ずしも商売のエリートではない理由は、
こんなところにあるのではないでしょうか?

また、商売を継続的に発展させるためには、
マーケティングや財務などの各種知識に加え、
日々発生する様々な問題に対処する必要があります。
問題に対して、絶対的な正しい一つの解決策はほとんどなくて、
当事者の多様性を理解しないと解決できない問題ばかりです。

これまでの経験上、一般的に、女性の方が「物事にはいろいろな見方や考え方がある」
という部分への順応力が高いように思います。
日頃から「多様性を理解すること」が必要な機会が多いからでしょうか?
一言でいうと「あたまがやわらかい」と思います。
今後は、さらに「納得度の高い答え」を考えることにも注力してみてください。

頭の凝り固まった専門知識しかない「おじさん」は、
昭和の時代はその役割があったかもしれませんが、
今後は弊害になるだけです。
ワイズラボには絶対に参加させないことをお約束します。
自分も気を付けます・・・。

一般的な常識は、ある時代、ある場所、ある環境で正しいだけで、
時代や場所や環境が変われば、必ずしも正しいとは言えません。

自分の頭で考え、自分で発言し、自主的に判断行動してください。
古い常識をやっつけましょう!

ただし、そのためには「教養」を高めることが必要です。
教養(リベラルアーツ)を高めることとは、
勉強して先人の知恵を獲得する行為を幅広く行うことです。

なぜ勉強するの?
と子どもに問われたら答えられますか?

勉強は、人間を自由にすることにつながるんだよ!
と答えられますか?

教養が高まると、今目の前で起こっている問題に対して、あらゆる目線で比較検討できるため、問題解決の確度が高くなります。
つまりは、自分の問題が解決できるようになり、お客様の問題解決もできるようになります。

専門分野にこだわらず、人間学、心理学、社会学、アートなど、あらゆる分野を勉強して、教養を高めていってください。
教養が高まる=自由になるを実感してください!

あともう一つ大事なこととして
「評価されるための答え」ではなく
「解決するための答え」を考えるクセを付けてください。

自分も実はそうなんですが、他者評価がどうしても気になります。
経験上「評価されるための正解さがし」は自分が苦しくなるだけなので、
お勧めしません。まったく自由になれません。

新型コロナウィルスは、ご存じの通り「働き方」に大きく影響を与えています。
会社に出勤して「評価されること」を仕事の価値としていた人にとっては、
在宅で「解決すること」を仕事の価値とする今後の働き方に、
パラダイムを変換する必要があります。

逆に言うと、もしパラダイムを変換できたら、
組織に縛られない「自由さ」を手に入れることができるのではないでしょうか?
すでに「自由さ」を実感している人は、その先を考えてみてください。
今一度、自分自身が信じている仕事の価値についてチェックすることをお勧めします。

もし、これは「評価されるための答え」なのか、
それとも「解決するための答え」なのか迷ったら、
相談してくださいね。

ところで、
今後、保険業界全体、社会全体の仕事のやり方が、どんどん変わっていきます。
人間らしい創造性のある仕事に対して価値(給料)が増加し、
誰にでもできる作業系の仕事に対しては価値(給料)が減少する。
という流れはもう止められません。
この流れに乗って、自分の仕事のやり方もどんどん変えていってください!

専門性だけではなく、本物の教養を高めて、
もっと自分自身を多様な価値観に囲まれた世界へ目覚めさせ、
よりよい自分、よりよい家族、よりよい組織へと導くことができる人

これがワイズラボが理想とする人物像です。
そんな人が活躍できる組織を作ることが理想です。
本質を理解している自由人が活躍できる組織です。

いいね!にコミットの本質は、そこにあります。


【自己紹介ムービー】
https://www.kakugo.tv/person/detkui4zb.html

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