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【0139】正解よりも最適解

一般的な日本人は、何か困ったときに、
「正解を探す」というアクションがメインになるかと思います。
おそらく、まず、正解を求めてGoogle先生に問い合わせるのではないでしょうか?
もちろん、このアクションで問題ありません。
しかしながら、すべてこの対応で大丈夫かというと、
そうではないケースが多くないでしょうか?

子育て、営業活動、人間関係・・・いろいろな問題が起こる中で、
おそらく、正解ではなく、その時々で「最適解」を模索しながら対応していることと思います。

今回はこの最適解をひも解いていきます。

最適解とは複数の正解の中から、現在の状況にあった最適な解を探すということです。
・問題の本質を見定める
・Google、各種資料、文献、経験者の智恵などのリサーチ
・問題解決プロセスの検討
・解決方法の決定&実行
こんな流れになるかと思います。
この流れをワイズラボではとても大事にしています。

一般的な保険営業で数字が上がる人と上がらない人の差は、
この考え方ができるかできないかの差です。

決められた商品を、決められたプロセスで販売できるお客様だけを相手にするのか?
それとも、すべての人をお客様として相手にするのか?
の違いです。

圧倒的な差です。

保険営業だけでなく、何かことを成すときに、
どこまで将来を見通して、選択枝を複数用意して、リスクを排除して、
実現の可能性を高めることができるかです。

短くまとめると、
未来を先読みして、リスクに先回りすることです。
最適解を導き出すには、絶対に必要な思考プロセスです。

この思考プロセスが集合知になり、チームの共通認識となると、
そうでない人は、ものすごく居心地が悪くなります。

そんなことなんで全員で検討する必要があるの?
みんな何言ってるの???
状態です。

以前、優秀なシステムエンジニアの会議の場で、まさに自分が経験したことがあります。
自信をもって正解を発言したら、なぜ?なぜ?の集中砲火を浴びて撃沈しました。
結局、1時間の会議で10個くらいの正解がでてきて、最適解をリーダーが導き出しました。

不思議の成功はあっても、不思議の失敗はありません。
何か失敗したなと思ったら必ず振り返りをして、再発防止のプロセスを自分自身の中にため込んでいってください。
次に同じ事象が発生したときに、正解の一つになります。
また、年齢や性別や置かれた環境によって観点が変わります。
他人の意見を目をお皿にして聴く力をつけてください。

正解よりも最適解という思考プロセスに、学歴や立場はまったく関係ありません。
むしろ、ペーパーテスト慣れした優秀な学歴の人や、年配の偉い人ほど最適解よりも正解を求める気がします。

正解よりも最適解!

宜しくお願いします!

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